こんにちは、キノの旅 -the Beautiful World- the Animated SeriesのOPとEDを考察させていただくのはジャム君です。
はいそこ、ジャム君の記事だからって帰ろうとしない!
いやー、ちょうどキノの旅のオープニングとエンディングの映像が公開されましたので、ぜひともこれは情報を共有したいと。
それにジャム君としては、せっかく公開されたんですから、そこから何かをつかみたいと思うんですよね。
キノの旅本編の記事が読みたい方は、こちらからどうぞ。

それではそれでは、今回は担当が違いますが特別回のはじまりはじまり~
オープニング
オープニングで印象的なのは、何と言っても鳥ですかね。
鳥そのものが見えていることもありますが、影が鳥みたいだったり、吹き飛んでいるものが鳥の羽のようだったり、色々な場所で鳥に関係する何かが出てきています。
ただキノは鳥ではないはずですし、エルメスも鳥ではないはずですよね?
ではOPは、いったい何を伝えたいのかってことですね。
キノの人生を表現したいのでは?
キノの旅では、今のキノは11話で初代のキノと出会い旅に出ることにしています。

その時の境遇もあいまり、二度と故郷に戻るようなことはないでしょう。
不幸にもその国を通らねばならないことがあった場合には、その国の人達は「オトナ」ですから、オトナな対応をしてくれるはずです。
それが例え、以前逃げ出した少女だとしてもね。
ただ初代キノへの対応を見る限り「大人」な対応をしてくれるとは思えませんので、3日ルールもお構いなくただ通り過ぎるだけになるかもしれません。
その国の事情は、変わっていない限り知っていますからね。
そのように「旅人」として各地を転々とし続けるのがキノなのですから、「まるで渡り鳥のようだ」という意味合いがあるのかもしれません。
here and thereという曲名にもピッタリだと思いませんか?
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実は鳥が関連した秘密がまだ隠されている?
キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Seriesの12話まででは語られることがありませんでしたが、キノ(初代含め)には鳥に関連した何かがまだ隠されているのかもしれません。
(C)2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会
出典:キノの旅/12月2日放送/TOKYO MX
9話で見張りをしていた山賊の兄ちゃんに、最初は男の子だと見間違えられていました。
まあそれ自体は何ら不思議でもないです。
スコープ越しですし、キノはまだ子どもですし。
初代キノと出会っていた頃はかなり女の子っぽさが残っていたのですが、旅に出るようになって手入れも面倒なのか、本当に男の子っぽくも見えるんですよね(失礼!)
ただシャワーが使えるような宿だとのびのびしていましたし、手入れが嫌だ、というわけではないと思うんですよね。
あえてお嬢ちゃんではなく坊や扱いでいた方が、身を守る観点でも正解ではありますし、キノがわざと男の子っぽく見えるような風貌にしていることも考えられるでしょう。
ただオープニングを見てしまうと、here and thereに出てきた鳥に関連して、まだ発見できていない・語られていない要素があるんじゃないかと!
発見できていないだけならばOPだけでなく1話からじっくり見直せばいいお話なのですが、今回語られていない鳥に関連した要素があるのだとすると、2期に期待が持ててしまいますね!
エンディング
エンディングはスローテンポで、モノクロっぽく表現されているのが印象的ですよね。
いや、ちゃんと色はついているのでモノクロではないんですけどね。
そういう風味ということで。
ED曲のタイトルは「砂糖玉の月」というものなのですが、タイトルから意味を見いだせるかと問われると、難しいとしか言いようがありませんね。
で、映像を見てもらうとわかるのですが、出てくるのがOPと違ってエンディングはキノとエルメスのみなんですよね。
OPのような鳥も出てきませんし、キャラもいっぱい出てきません。
ちょっと寂しげな感じ。
そんなところから考察してみましょうか。
やはりキノの人生を表現したいのでは?
OPでもそうだったのですが、EDでもやはり「キノの人生」を表現したい映像になっているのではないかと考えられます。
キノの旅にはエルメスが一緒とはいえ、ティーを連れて行くことにしたシズとも違い孤独じゃないですか。
そんな旅人の孤独、キノの孤独さを表現したいのではないかと思うわけです。
実際キノには、シズと同行することだって、どこかの国にせめてもう少し長い期間とどまることだってできていたはずですよね。
それさえも振り切り3日ルールで点々としているというのは、キノには人間の知人などまともにいないということに繋がります。
キノのお師匠様たち、シズとティー、このあたりとは接点を多めに持っていましたが、基本的には国を出たらリセットですよね。
10話でとても親切にしてもらいいい思い出を残せた優しい国の人達が、火砕流に巻き込まれキノは戻ろうとしていましたが、「できることはない」とエルメスに止められるがままでした。
朝食にと用意してもらったものの中に手紙や、渡してあげた木の種が入っており「思い出」は残すことができましたが、やはり関係はリセットです、これは強制的にですが。
自らの意志にせよ、このような事故で強制的ににせよ、キノが旅を続ける限り人間関係はリセットされ続ける。
キノは孤独だ、相棒はエルメスだけ。
星空や月明かりも、いつかは見えなくなる。やはり孤独だ。
そんなことを伝えたいのではないでしょうか。
砂糖玉の月にちなんだ考察
ED曲のタイトルにちなんだ考察だと難しいのですが、一応してみましょうかね。
砂糖玉の月。
これは他人の人生のことなのではないかと考えられます。
だから歌詞中でこんなことを言っているのではないかなと。
まるで砂糖玉の月
遠くで転がせば 甘やかに
近づけば ざらりとした土塊
それならずっと ここから見ていたい
隣の芝は青く見えるってよく言いますよね。
そういうことです。
他人の人生なんて砂糖のように、遠くで見ている分には甘く砂糖のようだが、近づいてそれに触れてしまうと大変でざらざらした土塊のようだ。
だからキノは、他人の人生にはあまり深く触れず、遠くから見ていたい。
そんなことを伝えたいのではないでしょうか。
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キノの旅OP・EDの考察まとめと感想
キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Seriesも、OPとEDだけでも考察してみると奥が深いですね。
あ、2018年冬アニメはジャム君は宇宙よりも遠い場所書いていますのでよろしく!
え、そういうアピールするのずるい?
すみません・・・
まあとにかく、オープニングもエンディングも、どちらを見ても「おやっ?」と思える要素が散りばめられているんじゃないかと思えてくるわけですね。
深読みのしすぎ、という可能性もなきにしもあらず。
ちなみに動画の情報は、公式のTwitterより回ってきておりました。
TVアニメOP映像とED映像もYoutubeにて公開中です♪発売中のBlu-ray上巻にはノンテロップ版のOP&ED映像も収録されていますよ☆
#キノの旅 pic.twitter.com/JjxYeH24vy
— TVアニメ『キノの旅』公式 (@kinonotabianime) 2018年1月9日
こんないいものを公開してくれるなんて、太っ腹ですねぇ。
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ノンクレジットOP・EDのディスクが付属しているのは上巻ですので、それをお目当てに購入を検討されている方はお間違えないように!
こんな意味を見つけたよ~みたいな物がありましたら、ぜひコメントしていってください。
それでは2018年冬アニメも、本ブログでお楽しみください。
ジャム君でした!
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