殺戮の天使11話の解説&考察&感想!B1フロアの扉と神様の謎解決へ?

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(C)2018 真田まこと/Vaka・DWANGO・KADOKAWA/「殺戮の天使」製作委員会
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殺戮の天使は今回を入れて、地上波での放送は残り2話!

さつてんを本当のラストまで楽しむために、Amazonプライム・ビデオといったサービスの加入、どれにするか決まりましたか?

今回殺戮の天使11話、そして次回地上波での最終回となる12話が終わったら、その先のストーリーはネット配信オンリーなのが気になります。

今でも十分にザックへの拷問がキャシーから執行されていたり、ダニーの粘着性が垣間見えていたりするのですが、ネット配信になる13話以降はもっと激しい描写になるんでしょうか。

そんな気になるネット配信のジャム君イチオシは、Amazonプライム・ビデオの無料体験から始めることですね。

体験期間中はAmazonのお急ぎ便も無料で使えちゃいますし、お得度は非常に高いです。

さて、前回はレイチェルに対し魔女裁判と称し、今まで出てきたキャラクターたちからさまざまな証言が飛び出してきました。

そしてそれぞれのフロアの主が望む刑も、独特なものがあります。

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ダニー以外、証言に立ったキャシーとエディは生きていないはずなのですが、グレイはダニーの求める刑罰を聞き届けることもなくレイチェルを魔女だと判断してしまいましたが……

紫の煙と関係あるのかないのか、見どころ満載でさつてん11話に続くのが憎らしい演出。

ザックはまだ倒れたままなのか!
助けてザックぅうう!!!

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ついに判明! 紫の煙の効果!

いやはや、ついに7話からグレイが使っていた紫の煙の効果が判明しましたね。

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紫の煙が何だったのかという考察は、ほぼほぼ正解だったと言えるんじゃないですかね。
(匂いだとか発生源だとか、まだわからない点もありますけど)

細かい点では考察と異なる部分もありそうですが、殺戮の天使11話でレイチェルが見破ったことは、ペアで移動しているのがザックじゃなかったらもっと容易に見破っていたかもしれません。

ただ以前レイチェルが蛇の幻覚を見ていたときにザックには効果が及ばず現実に引き戻されていましたので、いくらザックでも負傷しておらずもう少し冷静さがあれば、「おかしいこと」くらいには気がつけたでしょうね。

紫の煙はやはり幻覚作用を含んでいた

グレイによる魔女裁判が行われ、周りを火に囲まれながら貼り付けになっていた中レイチェルを助けてくれたのが、ザックから借りていたあのナイフ。

殺戮の天使 レイチェル・ガードナー ザック ナイフ 幻覚
出典:殺戮の天使/9月14日放送/TOKYO MX

自分の指をナイフで少し切り痛みを与えることで、グレイが使っていた幻覚作用を持つ紫の煙から脱出できたのでしょう。

さすがにグレイも想定外というか、たったそれだけのことで魔女裁判から脱出され、紫の煙の正体まで見抜かれるとは思ってもいなそうでしたが。

ただグレイの驚きから察するに、ただ単に痛みを自分に与えただけで幻覚から脱出はできないと考えられます。

レイチェルと同じように指を切るとか、壁に頭をぶつけるとか、ザックのようにお腹を切り裂いてみるとか。

たしかに痛みも幻覚からの脱出手段のトリガーとなっていたのでしょうが、即効性の高い紫の煙はそれだけじゃ攻略できそうもありません。

信じる力がもうひとつのトリガー?

レイチェルが即効性の高い紫の煙から脱出できた理由ですが、痛みだけでなく「信じる力」がもうひとつのトリガーになっているのではないでしょうか。

まだ幻覚の中にいるレイチェルが見ていた、顔が見えないザックのような人

殺戮の天使 レイチェル・ガードナー ザック? 幻覚 信じる力
出典:殺戮の天使/9月14日放送/TOKYO MX

幻覚から脱出したレイチェルの口から出た「私の中の神様」という言葉。

総合して考えると、ザックのことを信じ続けたからこそ、紫の煙からの脱出が可能だったのでしょう。

もし単独脱出を試みていた、ザックのことを信じていなかった、なんてことがあったら、グレイの判決どおりレイチェル・ガードナーは魔女として扱われ、幻覚の炎に焼かれ命を落としたと考えられますね。

未だ解決しない煙の謎

紫の煙効果はレイチェルも見破っていましたが、その煙の出どころは未だ不明のままです。

グレイの持つ聖書だか経典だかから、まるで加齢臭のように出ていたこともありましたし、床から出ていたこともありましたし、キャシーの周りをグルグル回っていたこともありました。

B2フロアをクリアした今となっては、その出どころをつかんだところで何になるのかはわかりませんが、グレイを倒さずにB1に進んだということは、またフロアを逆走せねばならない状況に追い込まれたとき、同じように幻覚にやられてしまう危険が常につきまといます。

それにB1フロアが最後の試練で、B6からB2フロアに仕掛けられていた数々のトラップや仕掛けがすべて集まり、ここまでたどり着くことができた生贄を最後の最後で絶望させるような状況になっていないとも限りません。

ザックはもちろんレイチェルも気にはしていなかったようですが、紫の煙どこからどうやって発生させていたのでしょう。

グレイも監視カメラで行動を見ていた?

キャシーのフロアがわかりやすかったのですが、生贄が今どこにいるのか、どのような行動をとっているのか、監視するためのモニタールームが存在していました。

だって、ああやって監視していないと、ザックが電気椅子に座ったのは重量感知でなんとかなったとしても、レイチェルと一緒にいなかったら人形の首を破壊させることはできませんからね。

それに毒ガスの部屋だって温度センサーにお任せはできるかもしれませんが、何も仕掛けておらずドアの開け締めだけで判断していたら、「入ろうとしたけど、やっぱや~めた」という状況に対応できません。

入るのをやめた部屋の向こうで、CATHY’S SHOWが始まってしまいます(笑)

キャシーはカメラで監視していたため行動が筒抜けだったわけですが、グレイのフロアにはモニタールームのようなものは出てきませんでした。

実際にはあったのかもしれませんが、細かな探索を行っていないため見落としている可能性はあるでしょう。

ただグレイの姿は見えないのにタイミングよく紫の煙が噴出してくることがたびたびあったことから、グレイもキャシーと同じようにカメラでレイチェルとザックの行動を監視していた可能性は非常に高いです。

“神”とはなにか

殺戮の天使でたびたび出てくる“神”というワードですが、神様とは誰のことを指しているのかも、さつてん11話で明らかになっています。

地上波ラストスパートなだけあって、伏線回収もどんどんされていきますね。

神とは人それぞれによって異なるため、一概に答えはありません

レイチェルにはレイチェルの神がいますし、グレイにはグレイの神がいますし、ザックにはザックの神がいることになります。

信じる信じないは別ですけど。

少なくとも今回魔女裁判の場で対峙していたレイチェルとグレイには神様がおり、互いに互いの神様を否定することはありませんでした。

グレイの神

グレイの神とは、すなわちグレイ本人のことです。

殺戮の天使 グレイ 神
出典:殺戮の天使/9月14日放送/TOKYO MX

グレイが信仰しているのは一般的に信仰されている神様などではありませんでした。

むしろ、普通に信仰を受けている神様の存在を否定する存在。

パーフェクト超人なのかどうかというのはまったく関係なく、グレイがグレイ自身を神と崇め信仰し始めてしまったら、その時点でグレイは神様と言えるのです。

ただグレイの中でのお話であるため、他人からも神と崇められるためには、現状の能力や活動では不十分といえ、グレイ教なんてものは世間に存在し得ないというわけですね。

レイチェルの神

レイチェルの神とは、今まではキリスト様でした。
(聖書という言葉が出ていることからも、キリスト教徒と考えられます)

ですが殺戮の天使11話で新発見した神は、ザックのことです。

グレイとは違い、レイチェルはザックを勝手に崇拝し神様と捉えています。

グレイが新興宗教の教祖ならば、レイチェルはキリスト教とは別の既に存在している宗教に入信した状態に近いですかね。

グレイと決定的に違い、レイチェル本人が神様になることはないのがレイチェルの追い求めていた神です。

今回は約束を交わしておりレイチェルが心から信じていたザックが神様扱いされていましたが、ここにダニーが入ることもエディが入ることだって、展開しだいではあり得たお話。

レイチェルとグレイでは、互いに信仰する神様が違うことから紫の煙から逃れたあと命の奪い合いがなされるかに思われましたが、グレイへの興味は失われており、宗教間戦争のような事態は避ける構図になったわけですね。

B1フロアで見えた扉

さつてん11話のCパートで見えてきたのは、ザックがレイチェルのフラッシュバックに出てきた怪しげな部屋の扉にどんどん近づき、そして開けようとしてしまうところ。

殺戮の天使 ザック B1フロア 扉
出典:殺戮の天使/9月14日放送/TOKYO MX

レイチェルのフラッシュバック内容と同様っぷりから察するに、この扉の向こうはレイチェルが住んでいた家と考えるのが筋でしょう。

そうすると、レイチェルの過去がわかってしまいますので、ザックに見られたくないという心理はわかる気がします。

かといって既に鎌を持ち上げ歩けるほど回復しているザックに対抗するほどの体力をレイチェルが有しているとも思えず、B2フロアに置いてきたグレイが先回りしているもしくは姿を見なかったダニーが先回りしていなければ、次週そのまま侵入を許してしまうでしょうね。

そして扉に向かうザックも重要ですが、レイチェルのフラッシュバックも重要!

殺戮の天使 レイチェル 父親 母親 両親 殺人鬼
出典:殺戮の天使/9月14日放送/TOKYO MX

レイチェルのフラッシュバックには、争う男と女のほかにも「レイチェルの足」が見えていました。

しかも争っていた男と女は男が包丁で女の胸を刺してしまっていましたので、レイチェルがダニーの診察を受けることになった「人が死ぬところを見たから」という証言とも一致します。

レイチェル、男、女という構図から考えると、揉み合っていた男と女はレイチェルの両親なのではないでしょうか。

とすると、父親が母親の命を奪い、レイチェルがカバンに隠し持っていた銃でその父親の命を奪う、という異常性があってこそ、1話で殺人鬼が集まるこのビルの最下層にいることになってしまったのでしょう。

ただ地下室に住んでいたという可能性は捨てきれませんが、地下室だと特別な細工がされていない限りは月明かりに部屋が照らされることはありませんので、最初にB7フロアに閉じ込められ生贄にされる運命だったレイチェルを陥れるための最後の仕掛けとして、外観だけ似せて作られた偽物という可能性もあるでしょう。

殺戮の天使11話の感想

いやー、殺戮の天使11話でついにB1フロアまでたどり着きましたか。

地上波の放送は来週で最後ですが、まだネット配信もあることを考えると、ダニーやグレイが本当の脱出を邪魔してきそうですねぇ。

ただザックは扉の方に向かっていましたが、エレベーターを降りてすぐ右手に階段がありましたから、あれを登ったら地上へ逃げられるのでしょうか。

ゲームでザックをガン無視して逃げられたら大爆笑なんですが、原作だとどうなのか、早くやりたくなってきた……
(ザックに嘘をついたとみなされ、ざっくり斬られそうですけど)

地上波では来週がラスト、ザックとレイチェルの行動から目が離せなくなりそうです!

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