「ついに、とある科学の一方通行も11話ってかァ?」
アクセラレータなら、こんな風に言うでしょうか。
TVアニメとある科学の一方通行11話では、ローゼンタール家2代目当主・イサク=ローゼンタールと檮杌の魂魄が詰まったゴレムが大暴れしつつ、ミサカ 一〇〇四六号は巨大化していくゴレムに怯える可愛い一面も!
前回はイサクが檮杌をそそのかした過去話が見られるので、要復習ですね。
さて、舜帝の剣を持ったエステルとエステルに仕えている
意外と几帳面な悪党・アクセラレータ
制限のこともありますが、とある科学の一方通行11話で意外と几帳面な悪党をしていたのが、アクセラレータです。
アクセラレータは、ラストオーダーを助ける際に脳へダメージを負ってしまい、今はチョーカーの電極を使ってミサカネットワークが代理演算をしています。
このアニメは禁書目録外伝ですので、このあたりは知っていて当然、レベルで話は進んでいるのでしょう。
アクセラレータの能力制限
アクセラレータは、8月31日にラストオーダーを助ける際、天井亜雄によって脳へダメージを負い、計算や言語機能に深刻なダメージを受けました。
出典:とある科学の一方通行/9月21日放送/TOKYO MX
前回までの感想でも何度か話題に出したのですが、このミサカネットワーク接続用電極は、10分程度しかバッテリーがもちません。
のちに改良はなされますが、この時点では、アクセラレータが能力を使って戦い続けられるのは10分間です。
実は、7話で
出典:とある科学の一方通行/8月24日放送/TOKYO MX
その後、追いかけていってバトルに発展しているわけですが、最大でも20分しか戦えないように思えます。
そのあたりは命に関わりますので几帳面なのか、アクセラレータは檮杌がウネウネしている中でも、ミサカネットワーク接続用電極の電源は入れない慎重さも持っているのですね。
あれだけ悪党っぷりを貫いているのに、能力の制限があるからこそ几帳面な点も見せるアクセラレータさん、マジカッコイイ!
悪党同士の戦いが長すぎない?
さて、悪党である檮杌に飲み込まれてしまった蛭魅、またミサカネットワークから死の記憶を盗み出しレベル6にする研究を進めていた幹比古たちとのバトルが始まってから、結構な時間がたったように思えます。
同じ“悪党”として立ち振る舞っているアクセラレータとの戦闘時間、少々長すぎじゃないですかね?
実はこっそりバッテリーを交換している説
アクセラレータが身につけているミサカネットワーク接続用電極の運用時間は、およそ10分です。
とある科学の一方通行11話までに7話で1回交換していましたので、合計で最大20分程度は戦える計算でしょう。
ですが、檮杌以外の3体を追いかけ倒してしまうのにわずか数分、というのは考えづらく、もっと長時間バトル展開が続いているはずです。
すると、バッテリーの持続時間が問題となってしまいます。
いくらアクセラレータが、能力を使っていないときに電極の電源をオフにしているといっても、能力を使った戦闘中や追いかけっこ中には、ミサカネットワーク接続用電極のバッテリーを使わねばなりません。
ならば考えられる策として、アクセラレータは複数回バッテリーを交換していたのではないかと!
アクセラレータは学園都市暗部に敵も多いですので、念のために予備バッテリーを持ち歩いていても、なんら不思議ではありません。
実はそんなに時間がかかっていない説
結構時間がかかっていたように見えるでしょう?
「あれ、演出なだけで、実はまだ7話でバッテリーを交換してから11話に至るまでに、10分に満たない戦闘しか行っていないんです!」なんて展開という線も一応あるでしょう。
現にとある科学の一方通行11話のラストに、ミサカネットワーク接続用電極のバッテリーが切れかかる演出が入っていましたからね。
出典:とある科学の一方通行/9月21日放送/TOKYO MX
「カチッ キュイーン」という、ミサカネットワーク接続用電極からのノイズ音が入っているシーンでしたね。
この時点までで、バトルが始まってから電極をオンにしている時間は20分弱のギリギリ極限状態、ということも考えられます。
そもそも、この時間軸よりもあとになる、木原数多がラストオーダーを連れ去ったときには、インデックスにバッテリーの受け取りを依頼して危険から遠ざけつつ、木原とのバトル中にバッテリー切れを起こしていましたからね。
次回もぶっ倒れたアクセラレータが、舜帝の剣をエステルが使う隙を作る手助けをする展開の中で、木原に見せた悪党アクセラレータがまた見られるかもしれません。
ラストオーダー、連れ去られすぎでしょ(笑)
ミサカネットワーク接続用電極の設定が忘れられている説
数話前からツイッターなどでも話題に出ていましたが、ミサカネットワーク接続用電極の設定を、とある科学の一方通行のアニメを作っている方たちが忘れてしまっているという説もあります。
確かに、とある科学の一方通行11話までで、アクセラレータがバッテリーの交換を行ったのは7話での1回しか描かれていませんし、10分しか使えないという設定を忘れられていると捉えられても不自然ではないでしょう。
だって、いくらアクセラレータさんでも、幹比古と蛭魅のいる拠点まで向かい、窮奇・渾沌・饕餮の3体を撃破し、檮杌とやり合おうって発展までのお時間が10分未満とは考えづらいです。
なぜならば、7話で追いかけっこを始めたときには、空の様子はまだ夜から明け方に差し掛かる前でした。まだ暗い状態。
そして、追いかけっこの続きを描いていた9話になると、通学・通学途中ではないかと思われる学生や社会人がいる感じから、完全に朝です。もう空は明るい状態。
日の出前から、しっかりと明るくなる状態までは追いかけっこしていたのですから、ミサカネットワーク接続用電極が使える10分間の制限が消えてしまっています。
追いかけっこ中に、見えないところで何度もバッテリー交換をしていたのかもしれませんけどね……
センセーの役割を果たすアンチスキル
学園都市のセンセーとして、TVアニメとある科学の一方通行11話で見事な働きっぷりを見せてくれていたのが、アンチスキル。
統括理事会の圧力として動きを止められていましたが、黄泉川はセンセーの役割をしっかり果たしてくれていましたね。
アンチスキルに課せられたセンセーの役割とは
アンチスキルに課せられたセンセーとしての役割とは、学園都市の安全を守り抜くことです。
スカベンジャーとアクセラレータが対峙したときにも、語られた部分でしたね。
アンチスキルは、学園都市の治安を守り、犯罪が起こってしまった際にはすぐに対応できる管理能力がなければなりません。
また黄泉川は当麻の通う学校の教師(センセー)でもあり、上からの指示だと統括理事会の圧力に屈し、困っている人を見捨てるようなことはできない人柄です。
出典:とある科学の一方通行/9月21日放送/TOKYO MX
だからこそ、敵だったDA兵も助けてあげているのです。
ここで仲間のアンチスキルではなく、DA兵だったからと見捨てるようならば、学園都市の安全を守ったことにはならず、センセー(大人)としての管理能力を疑われてしまうところでしょう。
手は出せなくてもドローンで偵察するのもまたセンセーの役割
圧力があり、すぐに手を出すことができなくても、止められてはいないドローンでの偵察をすることも、また学園都市の安全を守るために必要なセンセーとしての役割のひとつになります。
出典:とある科学の一方通行/9月21日放送/TOKYO MX
すぐに安全確保ができるものではありませんが、ゴレムがどのような実態であるのか、どれほどのサイズであるのか、また弱点らしきものはないのかなど、偵察をしておき突入できるようになってから情報を役立てることができます。
現実の警察だって、立てこもり事件が発生しようものなら、強行突入するにせよ、内部の情報を偵察したり、突入の作戦を綿密に立てて実行するでしょう?
アンチスキルもそれと同じ。学園都市の警備員なのですから。
ドローンでの偵察も、学園都市の安全を守るため必要な、センセーとしての役割と言えます。
とある科学の一方通行11話の感想
DA兵とアンチスキルも食って糧にするとは、10,0031回の死の記憶じゃ足りないとでも言いたいのでしょうか?
それにしても、檮杌に触れて怯えるミサカ
出典:とある科学の一方通行/9月21日放送/TOKYO MX
悪党ぶって、「悪党じゃねぇお前は、黙って後ろにいりゃいい」なんて言えるアクセラレータは、イケメン紳士ですね。
悪党同士ということにして、ムカつく檮杌をぶっ潰したい気持ちが、ミサカ妹たちへの申し訳無さを上回っている可能性もありますけど。
果たして、次回の最終回「まもるべきもの」で「誰が何を守るべき」だと思ったのか、色々考えながら最終回の展開を楽しみにしたいですね!
コメント
予備バッテリーはありまへん!
なんと! 予備バッテリーはないのですか…
すると、ヘブンキャンセラーのいる病院にインデックスを向かわせ足止めしていたときのように、おいそれと予備バッテリーを渡せる体制でもないんですねぇ。
スマホでさえモバイルバッテリーで充電できるのですから、交換したバッテリーを充電するメカは持ち歩いていないんですかね。
美琴が仲間にいれば充電できそうですけど。