ダーリン・イン・ザ・フランキス16話の解説&考察!ゼロツーの結末

ダーリン・イン・ザ・フランキス 俺たちの居場所 ダーリン・イン・ザ・フランキス
(C)ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会
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お久しぶりの更新になります!
メモ用紙です。

前回の放送(4月28日放送:TOKYO MX)はキャストによる振り返りトークでしたね。

各キャストはそれぞれのキャラクターをピックアップしていて、今後の展開については錦織監督本人から話がありました。

そして今回のダーリン・イン・ザ・フランキス16話!オープニングから何から…。

不穏さの漂う本編でした。

さて、ダリフラ15話では、グランクレバスへと辿りついた一同を待ち受けていた数多の叫竜と超レーマン級の叫竜。

ヒロとゼロツーは互いに打ち解け合い、比翼の鳥に例え、人間の命の在り方(男女のつがいを必要とする在り方)を美しいと表現しての閉幕です。

そして今回のダリフラ16話、グランクレバス制圧任務から早一カ月、13部隊一同はオトナとの通信手段を絶たれ、崩壊したミストルティンで生活をしていました。

はじめて直面するオトナのいない生活や、フランクスに乗らない時間が続くなか、13部隊員のなかで身体の不調を訴えるものが後を絶ちませんでした。

ラストシーンでは謎の少女の登場に加え、OPとEDともに変更され、いよいよ物語第三章のはじまりです!

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桜の髪色、ゼロツーの結末を考察する

はじめから凄い見出しですが、今回はこの内容について掘り下げることが出来そうです。

今回の話数では、生活と共にキャラクターのその後を仄めかすような描写が目立ち、ゼロツーもその一人です。

今回私が気が付いたいくつかのフラグをさらっていきたいと思います。

桜とゼロツー

まずはオープニングの映像の最終盤、ヒロが抱きかかえるも、桜の花びらと散っていくゼロツーの描写があります。

そして、その奥には謎のフランクスのような存在がありますね。

この散っていくゼロツーを安直に捉えるならば、ゼロツーそのものが散ってしまう(=命を落とす)ということ。

そして、ダリフラ16話のなかでも桜の花の色をゼロツーの髪色に例え、そしてヒロはその胸中を伝えることなく、会話は変わってしまいます。

絵本のモノローグ

まず今回取り上げたい、皆様にも考えてほしいと思った台詞が「二度と空を飛べない」という台詞です。

この絵本はいわば、ヒロとゼロツーそのものの物語に置き換えることのできた絵本です。

なので、この二度と飛べないという表現がどのように今後の展開へとリンク、或いは違っていくのかということを考えたいのです。

一つ、この空を飛べないという表現は、前回のダリフラ15話とはある意味で違っています。

前回の後半は赤いストレリチアの覚醒があり、思い切り空を飛んでいますよね。

これはつまり、物語の結末は絵本とは違っていきますよ、という表現の一つだと考えることができます。

二つ、この空を飛べないという表現は、現在のゼロツーはすでに過去のゼロツーと同じではない(翼を失った)という意味だと捉えることもできます。

これで言えば、かつてのゼロツーといえば「鍵」とも呼ばれていますので、その鍵としての機能が失われたのではないか?という表現だと捉えることもできます。

王子の命を喰らわない選択肢

そして「どんなに姿を偽っても魔物のお前はいずれ王子の命を喰ってしまう」という台詞。

この絵本の通りになってしまうとして、王子=ヒロとして仮定して考えると、その結末を避ける方法は恐らく一つ。

それはやはり、ゼロツー自身の身の破滅という選択しかないのではないでしょうか。

コドモたちに相次ぐ体調不良

オトナと接触させない計画

ハチとナナ、そしてフランクス博士は「ある計画」に基づいて、彼らの生活に介入することを避けています。

この計画とは、物語の流れから察するに、彼らがいわゆる旧世代的な営みに近づいていることが狙いなのだと想像できます。

或いは、ヒロのたどり着いた一つの結論。

「ここが俺たちの居場所なんじゃないかって、そう思うんだ」

ダーリン・イン・ザ・フランキス 俺たちの居場所
出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/5月5日放送/TOKYO MX

この結論の一つこそが、博士の目指していたことの一つなのではないでしょうか。

ナナとハチ

そして、その道をかつて辿っただろうにとフランクス博士に伝えられると、ナナは頭部に違和感を覚えています。

いままで与えられた情報から推察できるのは、ナナは過去の記憶の扉を叩かれた違和感を感じているのでしょう。

それを黙ってみるハチは恐らく、ナナに起こったことも知っており、ハチその人は記憶の操作を受けていない。

或いは、その記憶の扉を開いている存在なのだと推察できます。

確かにナナは外見から察するにオトナに近しい存在ですが、個性のようなものも垣間見えます。

記憶を操作されたステイメンなのだと仮定すると、ひょっとしてこの営みの経験者なのだとすれば、博士お抱えだった旧13部隊の一人なのでは?という推測にも繋がっていきます。

それすなわち、ナナが生きているという事実そのものが、現存する13部隊の生存への微かな希望のようなものに変容することになります。

ミクに表れた兆候

今回の話数で体調不良を明確に確認できたのは、ミク、イクノ、フトシ、ゴローです。

取り分けその兆候が強いのがミクとフトシ

そして、今回の話数全体を通して考えると恐らくミクの兆候が強烈でしょう。

ミクの頭部から生えた白い毛は、前回の話数で出てきた26部隊の隊長と同様の変化が見受けられます。

その時には「老化の一種ではないか?」と推測しましたが、ミクもどうやら同じ状態へ向かっています。

そして気になったのはエンディングのラストカット。

ゼロツーはマフラーをしていたものを取りますが、他のメンバーを見てもどう見ても冬(寒い時期)の服装です。

そんな中、ミクだけが薄着のシャツに腕まくりをするという季節感の違いは見逃せません。

ミクの時間は、他のメンバーよりも先に止まってしまうということの暗示ではないでしょうか?

ダーリン・イン・ザ・フランキス16話の感想

今回は的を絞って取り上げましたが、次回以降の放送次第で、またここにこんなフラグがあったよ!
と引っ張ってくる可能性が高い話数だったと思います。

今後の展開や、今回のここはどう思う?など、気軽にご質問頂ければ幸いに思います。

語らって、より深めて、そしてラストまで突っ走りましょう!

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