ダーリン・イン・ザ・フランキス6話の解説&考察!戦う理由と翼の意味

ダーリン・イン・ザ・フランキス イチゴ 苦笑 ダーリン・イン・ザ・フランキス

お初にお目にかかります。

半端な話数からかも知れませんが、第6話より「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の記事を担当いたします。

メモ用紙です。

作品を掘り下げたり共有することで、皆様とさらに作品を楽しむことが出来れば、またお役にたてたらと思います。

よろしくお願いします。

さて、早速ではございますが、初投稿の記事ということですが駆け足でいきます。

ダリフラ第5話の内容は、疲弊したヒロを案じるイチゴとゴロー。

ヒロは揺らぐことのない決心を胸に、ゼロツーと三度目の搭乗を約束します。

そして、今回のダリフラ第6話へと続いていきます。

もう全文書き写したいくらい良いシーンばかりなのですが、それでは主旨と違うので、ある程度絞りながらいきます。

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イチゴの本心、叫竜襲来!

イチゴの思い

OPをカットしAvanを抜いた構成は「この回が節目である」あるいは「情報量が多い」ということの表れだと思います。

Apartがはじまってすぐ。

部屋でのシーンでゴローの言う「大馬鹿野郎!」は、第5話でイチゴの気持ちを察したゴローの一言。

浴室で気合を入れるイチゴは戦いのことだけでなく、下を向くという共通の構図から、ヒロのことを考えているのだと推察できます。

このシーンで重要になるのは、「イチゴの背中を押すゴロー」「下を向いて話すイチゴ」という構図。

加えて、ヒロはまっすぐとイチゴの顔を見ています。

これは、ヒロの強い意志を示しています。

「眠れなくって…」の会話から、遮るようにヒロが「イチゴ」と呼びかけます。

「な、なに?」とイチゴ。ここの声優さんの芝居には、何か期待感のあるような抑揚になっています。

これはBpartの「言えなかった…。」にリンクしていて、イチゴが望んでいたのは

ヒロがストレリチアに乗らないという選択をしてくれること。

だったとわかります。

ヒロはイチゴを頼りにしていると伝えると

イチゴ「わ、私だってヒロのこと頼りにしてる。だって私、私はさ。昔からヒロのこと―」

と続けますが、その言葉の続きはゼロツーの登場により言葉にはなりませんでした。

「私はヒロのこと、兄弟みたいだと思ってるからさ」

ダーリン・イン・ザ・フランキス イチゴ 苦笑

出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/2月17日放送/TOKYO MX

「うん、俺も思ってるよ。ゴローもそうだと思う」

イチゴはまた、下を向いてしまいます。

叫竜襲来。

ここからはさすがはTRIGGER、今石さんの大胆なアクション構図は大胆で、モーションが大きく、実にアニメらしい静と動の使い方。

そして、第5話のキッシングの影響で迫りくる叫竜を迎え撃つため、26部隊と共闘することになった13部隊。

ここで重要なのは、第5話の内容にも共通しますが、26部隊と13部隊の違いだと思います。

26部隊実践経験もあり、落ち着いた雰囲気の部隊であり、連携を重んじた戦略と、同型機で統一されている。

13部隊実践経験はほぼ皆無に等しく、急造チームであり、フランクスの型はすべて違う

アクションパートではこの通りになっています。

連携のとれた26部隊は、そのチームワークを発揮しながら好戦します。

しかし13部隊はというと、やはり戦闘に不慣れです。

しかし、チームワークの片鱗のように受け取れるシーンもありました。

それはイチゴとゴローの機体が他の機体を助けるシーンでもあるので、ある意味ではイチゴとゴローの成長としてもよいかもしれません。

その裏付けとして、26部隊の人が「あれほどの動きができるのに、なぜ急造のテストチームに?」と言葉にしています。

戦う理由

そして重要なシーン。

いよいよお出まし、ストレリチア。

「ゼロツーはなぜ、叫竜と戦うの?」ヒロとゼロツーが戦う理由を確認します。

第1話でも、ゼロツーは「戦う理由がある」とヒロに対して言葉にしています。

しかしここのシーンでは

「理由か、ボクが化け物だからかな」

とはぐらかし、ヒロの戦う理由について問いかけます。

これは容易には言えない理由であると想像できます。

ヒロの戦う理由

「パパや都市を守るためで、自分たちはそのために生まれてきた。」

それを聞いたゼロツーは「ふーん、つまんないね」と一蹴します。

どうしてゼロツーにとって、その理由がつまらないのか?

それはゼロツーにとって、ヒロの守ろうとしているものは瑣末なことだということ。

ヒロにとっての戦う理由。

というよりは、この世界に於いて、コドモとはそういうものである。

という他人行儀で、どこか偽善的な印象を受けますね。

ゼロツーの戦う理由

「ふーん、つまんないね」

ここで推測できるのは、ゼロツーはパパや都市を守るために戦ってる訳ではないということ。

「君達の言う人間って何さ?」

ゼロツーは第5話で、イチゴとの会話のなかでこう尋ねています。

この台詞について少し掘り下げることで、何か見えてくる気もします。

第1話から、コドモは知らないのにゼロツーだけが知っている言葉がありました。

「キス」と「ダーリン」

ゼロツーはそれらを知っていて、ヒロにキスをして、ヒロは何かに目覚めたように力をふるい出します。

第5話のゴローやイチゴの反応(なんだこれ…なんか変だ…!など)を見ると

この世界には愛するという現象を「愛だ」と認識しているようには見えません。

それらを知っているゼロツーにとって、いまの君達は”人間とは言えない”というメッセージなのかも知れません。

それらを踏まえて、ゼロツーの戦う理由に関連するようなことをまとめます。

1、叫竜の血を引くものであり、パートナー殺しという異名。

2、愛というものを知っている。

3、叫竜に対するヘイト

以上の理由から、ゼロツーはかつて愛していた人(家族?)を、叫竜に奪われたのだと推察します。

パートナー殺しがどうして起こるのか?

この疑問点は第6話に関連性はありませんが、それ以前の記事がないので一応触れておきます。

パートナー殺しとは、おそらくエナジードレイン的な何かに近いと思います。

「吸い尽くそうとしたんですよ!」

という台詞などからそう推察しています。

しかし、ヒロの心臓が青く膨れていくのは、ヒロはいままでのパートナーとは違うからです。

ヒロはエナジードレイン的な何かを受けていない。

むしろ青い血、という叫竜の要素を体内に宿しはじめています。

これはストレリチアを媒体に、ヒロとゼロツーが繋がっているからです。

三度目の搭乗、そして翼とは?

出陣したストレリチア、ここで敵の形態が変化し、人型のようになった状態をグーテンベルグ級と称します。

簡単な推察では、過去の襲来したことのある敵に例えるのでしょうね。

単に、「ちょっと強いよ、この叫竜」という風に解釈します。

そして個人的には意外というか、盲点だった「燃料切れ」が26部隊に起こります。

ストレリチアの動力源には謎が多いですが、この「燃料」が何をさすのかは気になるところですね。

そこで、前衛を務めていた26部隊を後退させ、グーテンベルグ級の対処は13部隊に一任されます。

そのあとの13部隊の掛け合いも重要で、それぞれのキャラクターのパーソナリティが色濃く出ています。

好戦的で積極性の強いゾロメ、落ち着けと声をかける冷静でフォロー力のあるゴローなど。

そしてここでも、ゴローは「そういうことだろ、イチゴ」と、Apartのようにイチゴにパスを出します。

ストレリチアに乗ったヒロはすでに満身創痍。

ここで注視すべきは、ストレリチアの援助のため、徐々にチームワークを発揮しはじめる13部隊。

そして、そのリーダーシップを発揮しだすイチゴ。

しかし…。

ダーリン・イン・ザ・フランキス ヒロ 力尽きる

出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/2月17日放送/TOKYO MX

渾身の力を振り絞ったと同時に、遂には力尽きてしまうヒロ。

ここでイチゴが「言えなかった…乗らないでって言えなかった」と悔やみます。

ここでApartにイチゴの本当に言いたかったことが溢れ出るシーンですね。

君の翼の意味は?

意識の朦朧とするなか、一人で孤軍奮闘するゼロツーを見たヒロは、ゼロツーはずっと一人だったことを思います。

ここでも重要な台詞がありますね。

「こいつ、バケモノの分際で!」

ダーリン・イン・ザ・フランキス ゼロツー 咆哮
出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/2月17日放送/TOKYO MX

この台詞に含まれるのは、ゼロツーの持つ叫竜に対するヘイトのようなものです。

叫竜の血を引きながら、しかしその叫竜に対して吐き捨てた台詞。

この前後ではヒロの戦う理由についての問答なので、これはゼロツーの戦う理由につながると考えるのが自然でしょうか。

互いに一人だったことを悟り、ヒロはもう一つの戦う理由。

ゼロツーを一人にしない。

君の翼でありたい

そう告げて、第6話の幕引きとなります。

君の翼、というのは君の戦う理由でありたい

僕にとって、君はそうだ

という表れだと認識しています。

ダーリン・イン・ザ・フランキス6話のまとめ

まずはここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。

第5話以前の記事がなく、説明や解釈をお伝えしきれていない分、不明瞭な点が多分に含まれていたかも知れません。

それ以前の放送について、ご意見ご感想等ございましたらぜひコメントを残してもらえると幸いに思います。

ポイントのおさらい

今回の重要なポイント。

1、13部隊のキャラがはっきりしてきたこと。チームワークの向上。

2、三度目の搭乗を乗り越え、新たな戦う理由を得たヒロ。

3、ゼロツーの願いとは。

以上になります。

疑問点

他に気になった点でいえば、「女性キャラクターが喋ることはなく、女性キャラの台詞はフランクスがカメラで抜かれていて、男性キャラクターが喋る場合は男性キャラクターが抜かれる」というカメラワークです。

第6話の最中も、ヒロの意識が確認できない状態に陥った時。

混乱したイチゴの精神状態を反映させたせいか、フランクスとの接続が上手くいかないような描写もありました。

そして次回以降、これは今後も重要になる台詞だと思います。

「あやつならゼロツーの願い、叶えられるかもしれんな」と博士が口にします。

これはつまり、博士はその願いを知っているということでもあり、いまのところ、それを知る唯一の人物。

そして、13部隊を作ったことについては、第1話でAPEの理解を得ていないというニュアンスの台詞もありました。

博士とこのチームが結成された理由について、もう少し情報が欲しいところです。

ダーリン・イン・ザ・フランキス6話の感想

それにしても熱い展開。考察のしがいも台詞や映像から見受けられるし、何も考えずにみても面白い。

勢いのある作品を得意とするTRIGGERに求めていたこの熱気!

イチゴの心理描写や重要なポイントはもちろんですが、見終わった時はヒロの台詞で胸がジンジン熱くなりました。

「俺たちの翼で!」

かっこよかった…。

ダリフラ、めちゃくちゃ面白い!

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