明けましてこんにちは、さぷらです。
ようやく転スラも折り返しに差しかかりました、年末年始は皆さま待ち遠しかったかと思います。
13話では
戦況は
そんな中でリムルは
自ら引導を渡すため、ついに戦場に降り立ちます!
それでは、今年最初の「転生したらスライムだった件」第14話、参ります!
リムルの仮面
まずは個人的に、どうしても気になってしまったリムルの仮面から。
出典:転生したらスライムだった件/1月8日放送/TOKYO MX
彼は
リムルはなんの意図があってこのような一連の行動に出たのでしょうか。
相手の油断を誘う
考えられるのは、当初は相手の油断を誘うためであったという線です。
仮面は魔力を抑え込む力を持っており、リムルを人間と認識させてしまう程のものです。
そのため当初リムルは、害のない人間として
相手の力量を探る
そして相手を油断させることで、どのような攻撃や力を持っているのかを探ることができます。
弱い人間であると思っていた相手が、自分の攻撃をものともしないとなればさらに別の攻撃を仕掛けてくるはずです。
相手に多くの手数を引き出させれば、その分だけ捕食するメリットが生まれて有利になる…リムルならではの戦法といえます。
話し合いの意図もあった?
またリムルは、
彼のこれまでの性格や行動を振り返ってみると、常に自分よりも相手に重きを置いています。
仮面を外した理由
では何故仮面を外したのかですが、これはやはりゲルミュッドの乱入でしょう。
彼の登場によって侵攻の目的がはっきりした上、ガビル達の危機にそれどころではなくなってしまいましたから。
出典:転生したらスライムだった件/1月8日放送/TOKYO MX
また
ウエルモノのゲルド
さて、いよいよ
帝から魔王へ
その名付け親であるゲルミュッドを喰らったことにより、ゲルドは
進化によって魔王になるということは、シズを召喚したレオンや転スラ13話で登場したクレイマンも、なんらかの進化を経て魔王となったと考えられます。
実際にゴブリンであるリグルドも、村長からロード、キングへと進化していっていますよね。
リムルも魔王に?
となると
出典:転生したらスライムだった件/1月8日放送/TOKYO MX
捕食後のリムルは肩までだった髪が腰にまで至り、背丈もやや伸びているような印象です。
身体的な変化は進化したことを表しているのかもしれません。
余談ですがリムルが出会った頃のシズの容姿に、ぐんと近くなったようにも見えます。
ゲルドの素性
名付け親のゲルミュッドを喰らったことも驚きですが、もう一つの驚きはゲルドの再生能力です。
再生能力といえばリムルの持つ「自己再生」や「超速再生」等が思い浮かびます。
恐らくですがこの再生能力は
その稀有な魔物であるからこそ、彼は名を持たずとも一族を取りまとめる王であったのでしょう。
惜しまない優しさ
またゲルドは、飢える
もしかすると
「食べた仲間の力を我が物に! 食べた獲物の力を我が物に!」
一見惨いといえる転スラ12話での
その証拠に生きた身でゲルドに自らを捧げた者、敗北に嘆く者がところどころで描かれています。
出典:転生したらスライムだった件/1月8日放送/TOKYO MX
側にいた
クラウモノのリムル
対するリムルも、ゲルドに負けず劣らず大暴れします。
彼は相棒である「
剣に黒炎を纏わせる
まず「
その剣には「
出典:転生したらスライムだった件/1月8日放送/TOKYO MX
リムルの剣もシズと同様日本刀に近いものであること、そして擬態がシズそのものであることから、今の彼に一番馴染みがあると判断して取ったものなのかもしれません。
再生を抑止する炎
また「黒炎」は、ゲルドの再生能力を抑え込む力があるようです。
そのためゲルドは「黒炎」が纏わりつく腕の部分をさらに切り落とし、再生を促しています。
イフリートの炎
「
恐らくですが「
しかしそれが皮肉にも、ゲルドにもリムルと同じ炎耐性を身に着けさせてしまうという結果となりました。
仕上げは喰らいあう
ゲルドに捕まって大ピンチかと思いきや、今度はリムル自ら戦うと宣言します。
先にも触れたことですが、彼は相手の力量を探ってから戦います。
だからこそこの時になって初めて、自分の正体がスライムであることを晒したのでしょう。
出典:転生したらスライムだった件/1月8日放送/TOKYO MX
敵対する相手がどれほどの力を有しているのかわからない以上、むやみに手の内を晒す行為は非常に危険です。
そして今回は自分と似たスキルを持つゲルドが相手だったため、今まで以上に用心していたと思われます。
結局リムルは自分の原点であるスライムとして、ゲルドとの喰いあい合戦に持ち込みました。
そういえば彼の行方は?
リムルの勝利により、
しかしその中で疑問が残ります。
そう、転スラ12・13話と登場していたラプラスのことです。
出典:転生したらスライムだった件/2018年12月25日放送/TOKYO MX
彼はトレイニーの先制攻撃によって深手を負いながらも、ゲルミュッドと共に逃亡しました。
それ以降、彼の姿が見当たりません。
ラプラスはラプラスでなんらかの目的があるようなので、いずれまた登場する可能性は高いと見ています。
まさかまだトレイニーと鬼ごっこ…いやそれはさすがにですよね。
転生したらスライムだった件(転スラ)14話の感想
今更ながら思うことなのですが、転スラは魔物中心の物語ですよね。
本来魔物はゲームや書籍等で敵といった立ち位置になりがちです。
対して転スラに登場する彼らはどれも人間臭さがあったり親しみやすかったりと、好感を持って観ることができる魅力があります。
ゲルドの真意は、涙なしには観られません…
ところでリムルの大賢者とのかけあい、いろんな意味で成長していませんか?
大賢者の解説に被せたり、「相棒」と言って慰めたり、なんだかますます微笑ましいコンビになりつつあります。
さてOPはまだお預けでしたが、EDは2話から4話までの映像を引き継いだ新バージョンです!
[PR]
洞窟、大森林、ドワルゴンの街並み、そしてリムル達の集落やゲルド達がいた干ばつ地帯からの豊かな情景…
合間には転生してヴェルドラと出会い、シズやみんなと出会い、リムルは随分と長い道を歩いてきたんだと実感します!
そしてここからまた、新たな試練や出会いが彼を待っているのでしょう、2クール目もまだまだ楽しみは尽きません!
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
コメント
リムルはなんの意図があって仮面を外したのか?
これはリムルの意図と言うよりアニメ映えするためだと思います
何故なら原作ではこの時点ではリムルは仮面をつけており、作中でも明確に仮面をつけている描写があります。原作で仮面を外すシーンはゲルドが豚頭魔王に進化した際に外しています。ちなみに心理描写では、ようやくリムルが敵と認めた(本能で感じとった)為に外しています。(というかリムルがこの森では強すぎて敵と本能的に感じ取れるやつが居なかった)
漫画版では、豚頭魔王の最初の一合で仮面が吹き飛ばされ外されました。
ウェブ版ではオートモードに入ってから外しているので大賢者さんが外した?
個人的には原作の外し方が一番好き
ここからネタバレ入ります
実はレオンは人間族でプラチナセイバーの二つ名を持つ勇者でした。ですが現在は人間族から人魔族に進化しています。そして元覚醒済みの勇者であった為その強さを持ったまま魔王になってます。つまり強い
クレイマンは妖死族と言う種族で確かまだ進化していません。クレイマンは約100年前にレオンによって倒された魔王の腹心でした。その魔王は2回進化を遂げ妖死族になりましたが、クレイマンはその魔王によって直接生み出された為最初から妖死族です。
例えとしてはなにか違いますがリムルによって進化したボブゴブリンの子はゴブリンではなくボブゴブリンとして生まれます。(進化したら出生率は激減しますが)
ちなみにクレイマンは魔王としては弱いです。
小説版のラプラスのこの時期の登場には驚かされました。と言うのもウェブ版ではラプラスは最終章かそのひとつ前位で登場しているからです。
ラプラスはクレイマンと同じ魔王に自身の腹心として生み出された妖死族です。つまりクレイマンの同僚にして盟友、ついでにクレイマンと違い戦闘もこなせるタイプに作られているので、弱い振りしてますがぶっちゃけ下手な魔王よりも強い
リムルの進化 まだリムルはスライムのままです。リムルが進化する際は主人公なので分かりやすい派手なイベントが待っています。
リムルが進化するには後、人間族(の魂)が足りてません。逆に言うと魂がある状態の人間を多く捕食すればいい リムルにはまだそれを行うには精神面で難しい
初めまして、この度はコメントをありがとうございます!
アニメが初見という方等への配慮のため、ネタバレを見るor見ないを選択できる仕様になっておりますのでご了承ください。
おっしゃる通り見映えと、アニメならではの尺の都合なのかもしれませんね…
あと仮面を着けたままだと大賢者とリムルの交替がわかる瞳の描写がなくなってしまうのもあるのかも。
原作の小説、漫画、Web版での仮面の描写がすべて違うのが面白いですね!
>仮面を外した理由
身も蓋もなく言えば、仮面を外す描写をカットされちゃっただけだったりw
実は小説と漫画ではリムルの性格が違います。
小説では初期はwebの毒のある性格が残ってまして、巻を重ねるとだんだん丸くなっていきます。
豚頭魔王と戦う前に自ら仮面をゆっくりと外すと、仮面の下からは自分より強い獲物を喰える喜びを抑え切れない凶悪な笑顔が現れるという描写でした。
漫画だとリムルの性格が最初から丸くなってます。
豚頭魔王の攻撃で外れ転がる仮面を「仮面持っててくれシオン、大事なものなんだ」と預かってもらうという描写でした。
ゲルミュッド
上位魔人だと自己申告するだけの魔素(A+以上)はあるんですが、名付けしまくって魔素を消費して弱体化した上でレベルが低すぎるので鬼人勢よりも弱いです。
リムルが嬲っていたのは小説版の描写です。
目的は情報収集ですね、自分の力がどの程度か試したりゲルミュッドの技を見たりもっと情報を喋らないか期待したりです。
漫画版だとリムルではなく鬼人勢が嬲ります。仇ですから。
オークロード
ベニマル(A)と同程度、イフリート(A+)の半分くらいの魔素(強さ)です。
最初反応が鈍かったのは配下から流れて来る大量の魔素とスキルの影響で意識が混濁していたからです。
ゲルミュッドを喰ったのは魔王になれというゲルミュッドの願いを叶えるためには必要だったからで、裏切ったというわけではなく忠誠心の現れです。
オークディザスター
リムルより強いS級[ディザスター]魔王種。
魔王種の種は種族ではなく種子の事で、人間の魂を生贄(ヨウブン)に「タネノハツガ」が起こり覚醒魔王である「真なる魔王」へ進化します。
魔王種からは魔王であると宣言する事が可能で、他の魔王達に承認されると正式に魔王となります。
「真なる魔王」の事を知らない魔王種の魔王もいます。
オートバトルモード
リムルは強力すぎるスキルは自ら封印したり、無意識に手加減したり、手に入れただけで使いこなせないスキルがあったりします。
リムル自身の強さは鬼人と一対一なら勝てるけど複数で来るのは勘弁な! という程度でした。
リムルが生まれた時から持っていて意のままに操れるスキルである大賢者にお任せするオートバトルモードこそが全ての封印と手加減を取っ払い全てのスキルを大賢者が使いこなす、今の未熟なリムルに出来る全力戦闘です。
その全力全開である大賢者ですが、確率計算で作戦を練るので極低確率を無視したり効率を優先して非効率を切り捨てたり等の弱点が存在したりもします。
その大賢者の作戦が破綻した時のために、元人間で非効率の塊のような思考をするリムルが確率なんざどうでもいいという作戦を大賢者が戦っている間に立てていたわけですね。
捕食者(クラウモノ)
リムルが生まれた時から持っているもう一つのスキルですね。
飢餓者は相手を腐食させてから取り込む、捕食者は直接喰うという手間の差で捕食者が有利、とリムルは判断しました。
小説では完璧主義の大賢者では思いつきもしない作戦と表し、自らを捕食者(プレデター)相手を腐食者(スカベンジャー)と形容してました。
勝てましたが豚頭魔王が完全に進化を完了していたら倒す手段が無かったかもしれない、と評してました。
>リムルも魔王に?
この時点で魔王種になってるような気もしますが明言はないはず、魔王と宣言していないし承認もされてないので魔王ではありません。
飢餓者は捕食者と統合されて暴食者(グラトニー)になりました。
ラプラス
次回に出てこなかったらカットされました。
コメントありがとうございます!
カットはもしかしたらとは思ってたのですが、確かにアニメでは仮面そっちのけになってましたねw
凶悪な笑顔ってやだなにそれリムル様怖い…でもすっごく観てみたいです!
「大事なもの」としてシオンに預けるのもよいですね!
詳細な補足ありがとうございます…いつも思いますがとんでもない情報量です。
自動戦闘状態 についてですが、リムルの足りない部分を補う形で今回大賢者が頑張ったということですね。
しかし大賢者もまた、足りない部分があったと。
今の彼らはここまででも、これからはまた進化、いえこの場合は進歩しているでしょうから次回が楽しみです!
当初リムルはガビルを助ける気は余りありませんでした。原作の心理描写で『あの馬鹿助けるために、俺たちが危険な目に合うのは避けたいところだし・・・』とかリムルは考えてました。しかし、オークとの戦いの指揮能力をみて、初対面の印象が悪かったから見くびっていたが鍛えるといい指揮官になると考えだし、死なせるには惜しいと考えて、ランガとゴブタに助けるように命令を出してます。さらに死なせる惜しい奴からリムルが明確に助けたいに変わったのは、ガビルの部下が命懸けでゲルミュッドの攻撃からかばったのを見てからです。
漫画版のおまけ小説ではリムルに喰われたゲルトがウェルドラの助けを拒み自ら眠りについて果て、その最期に「見事」と言うシーンがあったけど アニメでないのはおまけ小説内の話だったからだろうか
追記コメントありがとうございます!
ガビルへの対応、割とシビアですね…けど彼と部下達の行動はリムル達を動かすには十分なものだったと思います。
あぁ! それならヴェルドラにも出番があったんですね!
イフリートの件以来ご無沙汰なので、また彼の出番があればいいなと思う今日この頃です…