こんにちは、sumi_misakiです。
刀使ノ巫女(とじのみこ)16話は、波瀾編4話に相応しい、動きのある回となってきました!
天気のいいGWですが、とじみこ16話は不穏な雰囲気が徐々に見えてきています。
前回は、考え方の違う刀使ノ巫女同士の交流で、刀使のあり方を見直す回となりました。
今回は、朱音(あかね)が、これまでの明かされなかった真実を話してくれました。
やっと本編が動き出しましたね。
フードの人物については、フードの刀使改め、フードの神と判明!
姫は一人じゃありませんでした。
名前が似ていてわかりにくい・・・とは思いますが、実在する女神様なのでご勘弁を!
タギツ・タキリ・イチキシマ 3人の姫
古事記や日本書紀など日本の書物に登場する宗像三女神が登場。
現存する日本最古の歴史書。
引用:広辞苑 第七版
六国史(りっこくし)の一つ。奈良時代に完成した日本最古の
引用:広辞苑 第七版
タキリヒメ:霧に迷う者を導く神(中立?):市ヶ谷に隔離
タギツヒメ:人に真の災いとなる(過激派):紫と取引をした人格
イチキシマヒメ:己の理想を持つが、実現は難しい?(理想派):未登場
タキリはタギツやイチキシマのことをよく知っていた。
出典:刀使ノ巫女/4月28日放送/TOKYO MX
4か月前の鎌倉の出来事で、初めて3つに分かれて意思を持ったとなると矛盾が出てくる。
おそらく、もともと同等な力を持って一つの魂の中に3つの意思があったものが、鎌倉の一件でそれぞれに分身してしまったのではないか。
または大昔に封印された際に、別々だったものが合体して、一時的に一つになっていた。
紫にとり憑いていたころと、現在のタギツ一人のときで人格が違うのは、他にもヒメが混在していたからかもしれない。
自らを荒魂ではなく「神」と称しているタキリヒメ。
他の姫も、もともとは神だったものが大荒魂になってしまった可能性あり。
また、タキリやタギツの今の姿が荒魂自体の姿(人の姿バージョン)であり、容姿は自由に変化できるようだ。
朱音は誰から情報を得ているのか?
姉様は一人でこんなものを抑え込んでいたのですね・・・
タギツとは別の姫の存在を知りつつ、名前や詳細までは知らない朱音。
そして、ノロを奪うフードの人物を、ただ一人『御刀を持ってるからと言って必ずしも刀使とは限りません』と断定していた。
もともと知っていたというよりは、最近になって誰かが情報を与えた、と考えるのが自然。
おそらくこれは絶対に安全な所で保護しているという、イチキシマヒメからの情報ではないか。
出典:刀使ノ巫女/4月28日放送/TOKYO MX
海中の潜水艦に、紫の姿が映し出されたシーンがあり、今は紫の人格をイチキシマが支配していると思われる。
朱音は、可奈美たちに説明する際に3人の姫の名称をすらすら言えていたので、市ヶ谷にいるのがタキリ・イチキシマどちらであるかを調べるため、カマをかけていたのかもしれない。
封印のカギは千鳥と小烏丸?
鎌倉での封印はそもそも全く成功しておらず、むしろ大荒魂を分裂させて自体を悪化させていたようだ。
ただ、それは結果論でしかなく、可奈美が自責の念に駆られているときも、母は「無駄ではなかった」と諭します。
市ヶ谷に行く際に、あえて可奈美と姫和を指名して同行させた朱音。
『あなた達でなければ駄目なのです』という言葉の意味は?
出典:刀使ノ巫女/4月28日放送/TOKYO MX
舞草を立ち上げるに当たり、あらゆる文献や資料を調べ上げた朱音は、最終的に荒魂をどうすればいいか策があるのかもしれない。
『今は(ヒメが)それぞれの目的を果たすために己の意思で自由に動いている…』
との発言から、登場していないイチキシマヒメも、何らかの動きを見せているようだ。
そして、タギツとの交戦では可奈美の御刀「千鳥」が唯一攻撃を与えることができた。
『千鳥と小烏丸…幾度と相まみえるとは余程の縁か』
これは、相模や鎌倉の他にも数百年の歴史で、何度も戦ってきたということを示唆しているのではないか。
逆にいえば、それによって毎回封印できるほどの威力があり、人が持っている最大の武器とも言える。
結月の動きに“希望が”・・?
タギツの支配下にある、鎌府学長たち。
ノロの実験に協力し、タギツの駒として使える刀使ノ巫女を育成していた。
雪那『候補者選抜の状況はどうなっているのですか!』
結月『審査中だ』
雪那『そうやっていつまで待たせるのです!姫はもう動き出しているのですよ!』
『まさかこの期に及んで怖気づいたわけではないですよね!?』
結月『…』
雪那『これ以上は待てませんから!』
結月は、何かを遅らせようとしているようにも見える。
夜見の『あなたはずるい方ですね』という言葉は、自分の考えを出さないからなのか、それともタギツに協力しているように見せておいて、最後の最後で裏切るのではと見抜かれているからなのか。
ノロは軍事的な攻撃力のほかに、不老不死など生命的な機能向上も期待できる、未来の薬のような存在でもある。
研究自体は、人類には必ず役に立つものなので得意な雪那にやらせ、生徒を犠牲にするノロ実験については、あまり乗り気ではない。あくまで施設と資金提供のようだ。
結芽が病室でノロを手渡されたシーンで、結月が同行していたのは、医療的な面でのメリットを示唆しているのかもしれない。
刀使ノ巫女16話(波瀾編4話)の感想
第16話「
久々に、大荒魂の核心に触れる動きのある回で面白かったですね。
また、記事ではあまり触れませんでしたが、さやかのバースデーパーティや、学生として課題(宿題)があったり、両立している年頃の女の子のシーンも見所でした。
出典:刀使ノ巫女/4月28日放送/TOKYO MX
ケーキ屋さんは、甘いものが大好きな姫和おすすめのお店で、サプライズ提案は薫の案という、みんなで案を出し合っているワイワイ感がいいですね。
残念ながら姫和の好物チョコミントケーキとはなりませんでしたが、つかの間の休憩となるシーンでした。
前回から、薫とさやかのやりとり(ツッコミ)が多くなったのも、距離が縮まったことを象徴しているようで、個人的に好きなシーンでした。
この作品は、御刀や流派も実在するものが登場していたので、ヒメもそうかなと思っていたら、がっつり宗像三女神でしたね。
真希の疑いも早々に解決しそうですし、どんな感じで決着に向かっていくのか、今後の流れに注目です。
次回もお楽しみに!
コメント
まさかタギツヒメが3体に分離していたとは、ガッツリしてやられました(笑)
「一番の驚異はタギツヒメ、そしてイチキシマヒメの理想に人は耐えられない」・・・だからといって、タキリヒメを簡単には信用できないというのが個人的な意見ですが。
そして紫様、まさかとは思ってましたが生きてましたね。できれば以前の「命令違反には厳しいけど仲間思いの優しい人格」というかつての紫様であってほしいものです。
とじみこガチハマり様
いらっしゃいませ~。こういう「お!」と予想外の展開は楽しいですね。
確かに、タキリヒメは簡単には信用はできなそうですね。それぞれがメリットのある相手と組んで、結果はどうなるか・・・といったところでしょうか。
1クールに続いて、キャラの新しい面も見えてきて、面白くなってきました。
終盤でキャラごとの性格や考え方に合わせた行動や決断が見られそうで楽しみです。
自分は日本神話に関してはまだ疎い方なのですが、この世界に登場している3人の姫が
タギツヒメ=石山本願寺を焼き討ちにした織田信長
イチキシマヒメ=天下統一に満足せず朝鮮出兵した豊臣秀吉
タキリヒメ=最終的に江戸幕府を造った徳川家康
と、戦国の三英傑になんか似てるなと思いました。
イチキシマヒメがどこで登場するか分かりませんが、今のところ心配なのは歩ちゃんですね・・・
可奈美の強さに憧れる正統派な刀使の彼女が、タギツヒメ陣営に利用されなければいいのですが・・・
とじみこガチハマり様
なるほど、そういった解釈もできますね。
私も登場人物が増えてくると、この人物はどのポジションなのだろうと考えます。
3人それぞれの思想のもとに保たれる秩序もありそうなので、全員のバランスで成り立っている可能性もありますね。
必要悪という考え方もありますし、刀使ノ巫女はどうでしょうね。
誰かが欠けた場合に秩序が崩れるということもあるので、タギツを倒すことが本当に正解なのか、彼女たちが答えを教えてくれるのを待ちましょう。
歩の行く末は、結月次第といったところですね。
結月が本当は何を考えているのか、見逃せませんね。
公式HPのストーリーが更新されましたが、画像を見る限りタギツヒメに憑依される前の紫様っぽいですね。寿々花も戦線復帰って感じですし、かつての敵が仲間になるというのはやはり込み上げてくるものがありますね!
一方でタギツヒメ陣営に何やら一悶着ありそうな予感ですが・・・
とじみこガチハマり様
さすが情報が早いですね~。週末の放送が楽しみです!
いつもコメントありがとうございます。