こんにちは、sumi_misakiです。
今回の刀使ノ巫女(とじのみこ)9話で描かれた、結芽(ゆめ)が血を吐くシーン。
一体どういう意味なのでしょうか。
前回までの大荒魂封印の記事はこちらから↓
今回は、次回予告でも映っていた可奈美たちの美濃関学院の学長:
可奈美と姫和の逃走に卒業生の
そんな彼女にスポットを当ててみます。
最強でも余命わずかな結芽
舞草『荒魂に頼ってるような刀使に負けはしない!』
ユメ『・・・あっそ』 『私、戦いに荒魂なんて1ミリも使ってないもん!
これはぜーんぶ私の実力なの!』
出典:刀使ノ巫女/3月3日放送/TOKYO MX
親衛隊1~3位はみんなノロでドーピングしていたが、実は親衛隊で一番の実力者:燕 結芽(つばくろ ゆめ)はノロを使用していなかった。
ただ、“戦いに”使用していない、という発言が気になるところ。
7話の後半でも心臓あたりを手で押さえる場面があった結芽。
出典:刀使ノ巫女/2月17日放送/TOKYO MX
吐血するほど体調が思わしくないということは、余命わずかな可能性が高い。
やはり人体実験をされていた?
公式ツイッターより
「結芽は中学一年の12歳です。沙耶香と同じです。 寿々花の後輩にあたりますが、綾小路武芸学舎に入学とほぼ同時に親衛隊入りして特別祭祀機動隊本部のある鎌倉市に引っ越した為、同じ学校に通った期間はありません。 」との情報あり。
結芽は中学一年の12歳です。沙耶香と同じです。 寿々花の後輩にあたりますが、綾小路武芸学舎に入学とほぼ同時に親衛隊入りして特別祭祀機動隊本部のある鎌倉市に引っ越した為同じ学校に通った期間はありません。 #peing #質問箱 https://t.co/ZzsyyWhWSH pic.twitter.com/rAQPBjqhTn
— アニメ「刀使ノ巫女」公式 (@tojinomiko) 2018年1月28日
例えば、結芽はもともと病気持ちで、ノロを薬としてとして使用した過去があり、結局は悪化してしまった人体実験の被害者という悲しい立場だと、彼女を見る目もまた違ったものになってくる。
出典:刀使ノ巫女/2月17日放送/TOKYO MX
『
フリードマン博士のこの発言から、やはり刀使ノ巫女にはその技術を使うのに相当な負担がかかっていることが想定される。
写しを張り続ける時間にも個人差があり、深く攻撃されるとすぐに破られてしまうものもいれば、何度かは張り直すことができる者もいる。
結芽の場合は『ニッカリ青江…』と御刀の名前を唱えるだけで、写しは最低限しか張らないようにしているようにも見える。
不調の理由は定かではないが、普段はあまり出撃を許されていないのは、性格のせいだけではないようだ。
紫との確執?羽島学長の意思とは
可奈美・舞衣の在籍する美濃関学院の学長であり、
前回8話で大災害の当時を振り返る際に、荒魂封印の方法があることは、封印の巫女:
出典:刀使ノ巫女/2月24日放送/TOKYO MX
ほとんどのメンバーは紫にすぐに理解を示したが、全員が全員納得していたわけではない、ということも想定できる。
『私達にも知らされてない理由は?』
人間は強欲で感情の生き物なので、すべてを簡単に納得できない。
刀使ノ巫女では、そういったシーンもところどころ描かれている。
あえて全面協力でなかった絵麻の覚悟
エマ『無茶する子の後始末ばかり得意になったのは誰のせいかしらね…。』
どうやら昔から裏で根回しする係のようだ。
これは可奈美の母が紫の指示を守らなかった際の厳罰についても協力したような発言。
出典:刀使ノ巫女/2月17日放送/TOKYO MX
6話の電話でのやりとりから、後輩の
出典:刀使ノ巫女/2月24日放送/TOKYO MX
絵麻は舞草メンバーではない。
エマ『私?…私は、腹を括ったわ』
保身のために協力がばれない程度に手助けしていたが、教え子や後輩の姿勢に影響され、舞草に全面協力することを決めたシーン。
逆を言えば、今までは全面協力を決心しきれなかったともいえる。
荒魂は紫のなかに封印されている?
アカネ『姉さんは…こんなものまで用意するなんて…』
刀使ノ巫女に対して攻撃された際に、朱音が発していたセリフ。
出典:刀使ノ巫女/3月3日放送/TOKYO MX
彼女は大荒魂になった紫のことを「姉さん」と呼んでいる。
やはり紫の自我はまだ完全には消滅していないようだ。
前回8話の続報:紫の腕を複数の手がつかんでいるシーンが映っていた。
これは、封印された大荒魂の一部に見える。
出典:刀使ノ巫女/2月24日放送/TOKYO MX
大荒魂になった紫は、その事実とは裏腹にあまり目立った行動はしていない。
やはり、能力に制限がかかっている可能性が高い。
そして紫の身体の内側からつかんでいるようにも見えるシーンなので、もしかしたら紫の身体の中にも封印されているのかもしれない。
刀使ノ巫女9話の感想
9話「祭りのあと」は、人間のエゴや情報操作が露呈した回でした。
紫は、人間同士を戦わせようとしているのでしょうか。
「面白い遊び場を用意する」と結芽に言っていたのは、人間同士が醜く争う姿のことかもしれないですね。
そして、自らの手を汚さなくとも、ほんの少しの情報操作で人を動かすことができる。
「刀使ノ巫女に見えるが、荒魂レーダーが反応しているから」という理由で、人は躊躇なく巫女を攻撃できてしまう。
個人的に、あのシーンは結構怖いシーンだなと思いました。
『ノロは人が御刀を手にするために無理矢理生み出された、いわば犠牲者なんだ。』
人の都合で生み出され、元の状態に戻すことができないのならと、人のエゴで封印される。
この戦いは、荒魂側からの復讐というテーマなのかもしれません。
戦う目的に温度差が出てきた舞衣の迷いは解決するのでしょうか?
出典:刀使ノ巫女/3月3日放送/TOKYO MX
次回も、引き続きお付き合いいただけたら嬉しいです!
コメント
第7話を見た時に感じた疑問の答えが早くも判明しました。
やはり結芽は病を患っていたのですね・・・そして、他の親衛隊のように「戦いには荒魂を使っていない」と。
そういえば、第6話で半分荒魂化していた夜見に拘束されていたにも拘らず、可奈美は最低限の抵抗もせず最後の攻撃を受け入れようとしました。
延命目的でノロをドーピングしているかは分かりませんが、結芽が病弱な人間であると知ったら、なおさら可奈美は戦いづらいことでしょう。
この先、二人の若き剣豪が相見える時は来るのでしょうか?
とじみこガチハマり様
9話もお付き合いありがとうございます!
さて結芽ですが、いつも挑戦的なのは、より多くの実戦を積んで
早く強くなりたい!と、実は焦っている…とも考えられるかもしれません。
このアニメでは、とどめをさしたり刀使が命を奪うようなシーンはないので
平和的な解決になるといいのですが…。
少なくとも、可奈美たちと親衛隊の決着はそうあってほしいものです。
結芽個人の目的って何なんでしょうね?紫(タギツヒメ)にお遊び気分で斬りかかったり、舞衣と沙耶香を鎌府の囲みから逃げやすくしたり・・・
単に強い刀使を倒し、最強の称号を手に入れたとしても、命が尽きてしまっては楽しい人生もあっという間です。
彼女の動向次第で、今後の物語も刀使たちの心境も変わるかもしれません。
視聴者の予想だと第1クールで紫様との決着がついて、でもタギツヒメは余命わずかな結芽に憑りついて第2クール突入になるんじゃないか?となってます。
某最多12人のスーパー戦隊でラスボスが終盤にそんな行動をとってましたが、なんかそうなりそうでもあって怖いんですよね・・・
次回の10話がどのような展開を迎えるか非常に気になります!
とじみこガチハマり様
そうですね、どこで区切りをつけるか…となると、やはり1クール目のラストは紫と何かしらの決着で落ち着きそうですね。
公式HPでは、結芽の御刀の由来が幽霊を斬ったとなっているので、結芽が封印以外の荒魂退治の切り札になったりして…と個人的には期待しています。
今は親衛隊として荒魂側にいる結芽ですが、夜見と結芽の入隊経緯が1クールで明かされれば、もうすこし展開も想像しやすいのですが。
結芽の目的…なんですかねぇ。
刀使のエリートとして青田買いされたけれど、実際はほとんど戦わせてもらえない状況に、なぜ納得しているのか。
実質1位なのに4位に納まっている理由も気になります。
まだ主人公とは会っていないので、二人の化学変化が楽しみです!
10話は美濃関と長船が封鎖→鎌府に突入しそうな雰囲気なので、11話で真希・寿々花・夜見との決戦、12話でVS紫様って感じですかね?
なんかあんなの見せられちゃったら、結芽は1クールのちょっとだけで終わるようなキャラになってほしくないですね(笑)ジャンプ作品みたいに、可奈美と良きライバル関係になってほしいというのが今のところの予想です。
長い激論になっちゃてすみません(笑)
いつもコメントありがとうございます。
一方通行になりがちなこの場所で、こうして意見交換できるのはとても楽しいです。
今のところ、主人公より他のキャラのほうが目立っているような…笑
強い相手に惹かれる可奈美が「結芽とも戦いたい!」と火がつくか。
結芽との比較になっているような、さやかがキーを握っているのか。
舞草での修行を経て、どれだけパワーアップしていくのか、のび白に期待ですね!