どうも、ヴァイオレット・エヴァーガーデン担当のharuです。
先週は多忙のため、お休みを頂いておりました。
10話は、ヴァイオレットは母親の娘への想いを手紙で届けましたね。
それでは、第11話の解説と考察を始めたいと思います。
戦争を望む勢力
今回の話では、クトリガル国の再戦を望む過激派と穏健派の間で内戦となっていました。
出典:ヴァイオレット・エヴァーガーデン/3月22日放送/TOKYO MX
先の戦争が起きた理由は北部諸国が資源が豊かな南部諸国に戦争を仕掛けた事でしたね。
9話でもガルダリク帝国の和平反対派がケスクレールの町を襲撃していました。
5話の解説&考察で戦争を再開したい陣営とそれを阻止したい陣営が暗闘を繰り広げているという説を筆者は展開しました。
北部諸国では講和の条件に不満を望む勢力がいるのではないかとも考察しました。
クトリガル国の戦争を継続したい一派がメナス基地付近の収容所にいるガルタリク帝国の残党の脱走に外部の勢力が手を課し、武器を給与したため、内戦は泥沼化したました。
北部の他の国々でも同様の戦争継続派と和平派の対立が存在していると考えられます。
ガルタリク帝国の和平反対派が裏戦争継続を望む北部諸国の勢力を背後から支援していると推測されます。
北部諸国では、戦争を再び望む勢力が活動しており、不穏な情勢であると言えるでしょう。
大陸縦断鉄道
今回の兵士たちが会話の中でもうすぐ大陸縦断鉄道が出来るようになると言っていましたね。
食料や人の行き来が自由になるとも言っていました。
テルシス大陸の南部と北部では貿易や人の交流が活発ではないのでしょう。
筆者は大陸縦断鉄道の建設を和平を望む勢力が後押ししていると推測しています。
戦争継続派と和平派
貧富の差や相互不理解が戦争の原因となるのは自明の理でしょう。
南部諸国としては再び起こる戦争を防ぎたいと思っていることでしょう。
経済学者のリカードは貿易は交易国の双方に利益をもたらすと主張しています。
5話でホッジンズがライデンシャフトリヒの軍隊の高官と思われる人物と会話していましたね。
その高官はガルダリク帝国に率いられた北部同盟諸国に不穏な動きがあり、ドロッセル王国とフリューゲル王国の婚姻が戦争の終結を示すことになると語っていました。
この事からライデンシャフトリヒを中心とした南部諸国が和平を推進していると推測できます。
和平を望む南部諸国と再戦を望む北部同盟の一部不満分子という構図が成り立っています。
和平を望む勢力は大陸縦断鉄道の建設などの手段を通じて経済的な格差を解決していく事で平和を推進していくと考えられます。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン11話の感想
今回の話ではラストでヴァイオレットは涙を流しました。
9話のラストで彼女は目に涙を浮かべていました。
10話のラストでも彼女は我慢していた涙を流しました。
過去の罪の意識を乗り越えた事でヴァイオレットは感情を取り戻したのでしょう。
筆者はヴァイオレットの自然な笑顔が見てみたいと思っています。
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