2019年夏アニメとなるTVアニメ「グランベルム」担当のジャム君です。
はじめまして、そしていつも見てくださっている方はこんにちは。
今期はジャム君、何本かアニメを担当させていただこうかと思うのですが、初回記事にさせていただくのはグランベルムの1話です!
そうそう、グランベルムって、リゼロと言われて有名な「Re:ゼロから始める異世界生活」を担当された監督やイラストレーターさんも参加されているんですよね。
ジャム君パチスロも好きなので、リゼロのパチスロも結構好きです。
リゼロの絵もきれいでしたし、ループ物の話でしたけどラストはきれいに終わりましたしね!
パチスロでも再現されているのはさすがだと思いました。
そんな作品に携わった人たちがお届けしてくれるTVアニメ「グランベルム」も、期待が高まるってものですよ!
さてさて前置きはこれくらいにして、TVアニメ「グランベルム」1話の解説と考察、そして感想まで突っ走りましょうか!
グランベルムの世界観に違和感
グランベルムの世界観は、公式サイトによると次のようになっています。
世界中の魔力が消失してから1000年近くの時間が過ぎ、
すでに魔法は人々の記憶からもすっかり忘れられていた。
引用:TVアニメ『グランベルム』公式サイト | INTRODUCTION
アニメの設定や世界観にケチをつけるというわけではないのですが、この世界観に1話を見る前から違和感を感じています。
1000年近くの時間が過ぎただけで、すっかり人々の記憶から忘れ去られてしまうようなものでしょうか。
歴史を例に見る
歴史を例に考えてみると、日本史・世界史どちらでもいいですが、1000年よりも前の事象も、何らかの形で語り継がれていることが多いですよね。
とくに文書・絵画形式のものが多いのではないでしょうか。
あとは建造物という手もあるでしょう。
ピラミッドや万里の長城といったものは、いずれも1000年以上前に作られており(修復や観光向けのものを除く)後世に残っているものです。
歴史に疎いジャム君でさえ、これくらいは知っているのですから、「すっかり忘れられる」というのはいささかおかしな話です。
このあたりが後々、グランベルムのキーポイントになってくるのかもしれませんね。
魔力消失は大事件である
世界中の魔力が消失したのですから、魔力があったころ人々は魔力に依存した生活を送っていたと考えられます。
このすばやハリーポッターみたいに、火をつけるのにも魔法・料理をするのにも魔法、なんて頼りっきり生活だったかもしれません。
それが突然失われたとすると大事件です。
ごく一握りの限られた人しか使えず、「魔力消失どころか魔法のことすら一般人にはほとんど知られていなかった」のであれば一般人からは忘れ去られても無理ないかもしれませんが、魔法が使えていた人たちの子孫や関係者・研究者が忘れてしまうのはおかしいでしょう!
魔法があればもっと楽なんだよ、危険はつきまとうかもしれないけど収入多い可能性大なんだよ?
やはりこの大事件を忘れてしまった鍵が、グランベルムを考察するにあたっての重大ポイントになりそうですね。
グランベルム1話登場のキャラ紹介
とまあ、TVアニメ「グランベルム」1話を見る前からいろいろ考えてはいたのですが、まずは簡単に1話に登場したメインのキャラ紹介をしておきましょうか。
小日向 満月(CV:島袋 美由利)
出典:グランベルム/7月6日放送/TBS
何もかもごくふつうで平凡な満月ですが、そんな彼女の中には“特別な何か”に憧れを抱いていました。
グランベルムに巻き込まれた際に新月と出会い、学校に忘れたお弁当をあげて新月が外国にいたことを察しています。
アルマノクスは所持しておらず、体ひとつで逃げていましたが、白い機体のアルマノクスを手に入れロサに勝利しました。
新月エルネスタ深海(CV:種﨑 敦美)
面倒見のよさがあり、満月とも親しくなりました。
出典:グランベルム/7月6日放送/TBS
幼少期日本にいたとはいえドイツ帰りということもあるのか、満月のお弁当に入っていた梅干しに少々抵抗があったようです。
紫の機体のアルマノクスを操っており、アンナに大ダメージを与え、残敵も逃げ出すほど現状の戦闘能力は高め。
余裕がありそうな口ぶりでしたが、アンナ戦でも軽々と勝利できたわけでないため、最大魔力値が今後の足を引っ張る可能性があります。
アンナ・フーゴ(CV:日笠 陽子)
アンナ・フーゴは、新月の敵として出てきたキャラで、名門フーゴ家のお嬢様です。
出典:グランベルム/7月6日放送/TBS
赤い(ピンク?)アルマノクスを使っています。
一緒にいたロサや
ただアルマノクスの操縦は新月も認めるほどみるみる上達していたため、家を継ぐための努力はムダにはなっていないでしょう。
ロサ(CV:赤﨑 千夏)
ロサはアンナの弟子であり最初は一緒に戦っていましたが、新月に負けるのを見ると、仲間内でアンナに対し悪態をついていました。
大魔術師ヅラしていたアンナが、気に食わなかったのでしょう。
出典:グランベルム/7月6日放送/TBS
ロサ自身は、ほかの仲間が逃げ出しても、最後まで奮戦する意気込みを見せ、初戦闘となった満月とも戦いました。
水色のアルマノクスで、損傷した新月や乗り慣れていない満月を狙う姿は、ずる賢くもありますが、グランベルムの勝利条件を考えると、高い判断能力を持っているキャラと言えます。
[PR]
疑問は早々に解決? INTRODUCTIONの嘘
ジャム君がグランベルムを見る前に感じていた違和感、新月の登場でパズルのピースが少し埋まってきましたね。
INTRODUCTIONには「魔法は人々の記憶からもすっかり忘れられていた」となっていましたが、新月たちグランベルムに参戦していた者たちは、少なくとも知っているんですから、世界中から魔法の記憶や記録がすべて消えたわけでないのがわかります。
イントロダクションの記述は嘘というより、ミスリードを誘っている内容なのかもしれません。
言葉が足りないことによる誤解、意図的に情報を隠すことによる誤解といった点で、考察がより困難になるよう「オリジナルアニメならでは」の情報操作を行っているとも考えられます。
アルマノクスに言及があるのだから魔法は忘れられていない
魔法人形“アルマノクス”についてイントロダクションでも触れられていましたから、INTRODUCTION全体を読めば「魔法は人々の記憶からもすっかり忘れられていた」というのは嘘というのがわかるでしょう。
だって、仮に全人類が魔法のことなんてこれぽっちも覚えておらず、調べる人間もいなければ、アルマノクスのことだって気づかれるわけがないですからね。
魔法のことを覚えている人間がいるからこそ魔法人形“アルマノクス”と満月が出会う羽目になったわけですし、夜の学校でグランベルムが行われている現場にも巻き込まれてしまうわけです。
もし新月ただ一人だけが魔法のことを覚えている人間だったのならば、ここまでの事態にはならなかったでしょうね。
そもそも魔術師には新月がなればいいわけですし、グランベルムに満月が巻き込まれることもなかったはずです。
新月の言葉のとおり意図的に消し去られた
新月が魔法のことを満月に説明していたとおり、やはり情報は操作されていたと考えるのが妥当でしょう。
7人の賢者が隠したのか、未登場のキャラが隠したのか、現実的にアニメスタッフが隠したのかは定かではないですがね。
出典:グランベルム/7月6日放送/TBS
イントロダクションの情報さえも、マギアコナトスへ七賢者が魔力封印とともに行っていた可能性すらあります。
もし七賢者が封印をしたのだとすると、グランベルムの話が進むに連れ、隠された情報が公式サイトにも浮かび上がってくるかもしれません。
マギアコナトスでアルマノクスゲットだが
マギアコナトスに近づいた満月でしたが、グランベルムはまだ1話なのに、もう白の機体のアルマノクスをゲットしていましたね!
しかも、変身ヒロインっぽく服も変わってるし。
出典:グランベルム/7月6日放送/TBS
みんな個性的な服装ですので、イメージによって服装も変わっているのかもしれませんね。
ですが、肝心の操縦方法がわからないって、アルマノクス出せても新月と仲良くなってなかったら意味なかったじゃない!
でもアルマノクスってロボットじゃないのかもしれないですね。
アルマノクスはロボットではない?
アルマノクスという名前を知らずに逃げ回っていたとき、圏外だったはずの満月のスマホに、どうやってか連絡を入れてきた新月。
「ロボット」という言語でアルマノクスのことを指す満月に対し、新月は「アルマノクスと呼ばないなら、まだグランベルムを知らない。新人か何かではないか」と感じ取ったように見受けられます。
だからこそ、アンナとの対戦を終え取り巻きも逃げ帰ったら、アルマノクスから降りてきたのでしょう。
ここも新月の面倒見のよさが発揮された場面でもありますね。
出典:グランベルム/7月6日放送/TBS
ただ気になるのが、アンナがアルマノクスを修復しているシーンですね。
それと、新月が語っていた、マギアコナトスへ魔力を封印する原因となったこと。
ただのロボットだったら、機体の中で操り人形のように糸のようなものでつなげておきながら「思ったとおり」動くなんてことはないでしょう。
それにいくら魔術師を目指す者としてある程度の魔法が使えたとしても、ロボットという機械ならパーツを交換して直したほうが早くないですか?
このようなことを考えていくと、アルマノクスは7人の賢者が封印する原因ともなった過去の魔法兵器であり、ロボットの形状をしているだけで、動作も修復も本人の魔力頼みなのではないでしょうか。
操縦方法がわからない満月
マニュアルもないなんて、不親切極まりないですね(笑)
結局新月に「イメージ」するようアドバイスを受けロサに勝利することができたわけですが、イメージ中に一瞬気になるカットが。
出典:グランベルム/7月6日放送/TBS
これ、満月の魔力にアルマノクスに乗ったときに勝手についてきた糸が絡まって、魔力を充填しイメージを具現化しているシーンなのではないでしょうか。
アルマノクスに乗っている子たちは、みんな指に変な糸みたいなものが付いているので、その可能性は十分にあると思いますよ。
グランベルムでの勝敗
グランベルムで勝者を目指しているわけですが、その勝敗はどう決まるのか。
それはTVアニメ「グランベルム」1話を見る限りだと、『宝石を割られるかどうか』と考えられます。
出典:グランベルム/7月6日放送/TBS
相当な威力で満月に吹き飛ばされたロサの宝石は割れてしまいましたが、ここまで大差ある勝敗があったわけでない新月とアンナの場合、アンナの宝石は割られていません。
これはアンナにはまだグランベルムでの戦闘権利が残され、ロサには敗者としてもう戦闘ができない状態に陥っているとは考えられないでしょうか。
宝石が参加資格のような形式というわけですね。
満月のように思いっきり吹き飛ばしてやることもできるでしょうし、今後仲間のようなふりをして、物理的に宝石を破壊に来るやつが出てくるかもしれません。
アルマノクスの戦闘で負けが確定的でも、仲間ヅラして裏切って物理破壊ができるなら、いくら強力なアルマノクスを持っていたり操縦技術があったとしても無意味になってきますね。
もしこの仮説がありだとすると、近づいてくる人間すべてが疑わしく、軽々しく受け入れていた新月は懐が深いのか、面倒見がよすぎるバカなのか、わからなくなってきます。
アニメ「グランベルム」1話の感想
TVアニメ「グランベルム」1話から、変身ヒロイン状態になって、まともに操縦方法もわからなかったのに勝利するなんて、満月が秘めているパワーはどれほどのものなのでしょうね。
次回には、もう少し設定がわかってきそうですので、グランベルム退場条件やアルマノクスの強さなど、基本情報も判明してくる気がします。
非常に気になる展開を見せてくれたTVアニメ「グランベルム」はdアニメストアがネット最速で見られるため、非常におすすめ。
初回31日間無料ですし、続けて使っても月額440円(税込み)ですし、今期アニメだけでなく昔のアニメを見るのにも適しているVODですからね。
より詳しくは、こちらの記事を参考にどうぞ!
満月と新月の「月」を名前に持つコンビがどうなっていくのかも見ものですからね。
ではでは、また次回お会いしましょう!
コメント