ついに…ついにアニメISLAND(アイランド)も12話の最終回へ!
若干寂しくなっているジャム君です。
さて、前回見覚えのある浦島に帰ってくることができた
あれ? ってことは、2万年後のNEVER ISLAND(ネバーアイランド)にも記憶って持っていってたっけ?
そんなことを書いた記憶ないんだけどなぁ…と思ってよく思い出してみたら、記憶を失って取り戻すことができない状態にあるわけでなく、ただ忘れてるだけ(時が来れば思い出す)という状態だったんですよね。
担当しているアニメだけでなく、昔のアニメもこっそり見ていたら、「前回何があったっけ?」というところから思い出すのが大変な自分のかわいそうなとろける脳みそに泣けてきます……
そして今回ISLAND12話では、なんと帰ってきたと思っていた浦島が実は本当の1999年ではなく未来であったことが発覚!
切那はタイムトラベラーではなかった
ISLAND(アイランド)1話から「未来から来たタイムトラベラー」というスタンスを取っていた
出典:ISLAND/9月16日放送/TOKYO MX
桃香さんいわく、超常現象がある場所では理由はわからず研究の余地があるものの、「石器時代から高度な文明まで発展したのにまた石器時代に逆戻り」なんてことがよくあるそうな。
しかも8話で切那が
コールドスリープしかできない以上、NEVER ISLAND(ネバーアイランド)でリンネ・オハラが「時間遡行ができるタイムマシン」を開発できていない限り、切那はNEVER ISLANDでも暴龍島で使ったのと同じ装置でコールドスリープし、未来に来ることしかできないという理屈です。
コールドスリープして2万年後のNEVER ISLAND(ネバーアイランド)に行けたのですからタイムトラベラーのようではありますが、ドラえもんが出すタイムマシンのように未来へも過去へも行き来ができるわけでもなく、完全に未来へ一方通行な眠りを繰り返していたということになります。
つまりどういうこと?
つまり桃香さんが言っていたことをまとめてしまえば、こういうことです。
元いた1999年の浦島から暴龍島にある機械に入って2万年コールドスリープしてNEVER ISLANDに行くまで眠っていた、というまでは今までの解釈どおり変わりありませんでした。
決定的に違っているのがNEVER ISLAND(ネバーアイランド)から「どの浦島」に切那が向かったかという点であり、1999年に時間遡行をしたタイムトラベラーかと思われていたのですが、実はまたコールドスリープをしており似た世界を繰り返しているだけのコールドスリーパーだというのが現実だったわけですね。
切那はタイムトラベルをしていたわけでもタイムトリップをしていたわけでもなく、グースカ何万年も寝ていたことになります。
まあ、機械の中の時間は止まっていますので、「寝ている」という表現が正しいのかは本人にしかわかりませんけどね。
時系列順にさらに詳しく! 追加記事
救うことのできない世界
桃香さんの理論は概ね正しいようでしたので、救うことのできない世界が出てきてしまいます。
以前の
当然タイムマシンを作ることができる未来があれば別なのですが、その技術が確立しない限りはコールドスリープする「未来へ行く機械」しか存在しないため、決して起こってしまった過去の事実をなかったことにはできません。
もちろん凛音が暴龍島からの帰り道に溺れた世界からずっと未来に今の浦島があるため、溺れて命を落とした凛音を助けることは絶対にできないということです。
非情ですが、今の切那とリンネ・オハラには、まだ過去の世界を救う力がありません。
ひっそり語られたセツナの存在
何かとリンネ・オハラと切那の関係、そして今の
出典:ISLAND/9月16日放送/TOKYO MX
リンネ・オハラが浦島にたどり着いたとき、発見したのは
セツナは婿として
ISLAND6話の「生かしておいたのが間違いだった」という典正の言葉は、家を継げるわけでもなく嫁を迎え入れるような行動もせずに
玖音はノイローゼで他界 身代わり戦術へ
ジャム君の考察、なんだか惜しい!
ちょっと違うんだよなぁ、というのがISLAND(アイランド)の記事を読み返してみると伝わってくるので、お暇な時にでもぜひ読んでいただきたい。
ただ
あんな薄暗い部屋に閉じこもらなければならないほど重症ではあり得ません。
本物の玖音も実際には重度の煤紋病とは考えにくいです。
煤紋病が重度だったのであれば、浦島神社で撮影されていた
だって、玖音の身代わりとしてリンネ・オハラに玖音のふりをさせていたのですから、屋敷内ならともかく浦島神社で撮影が行われるというのはリスキーすぎます。
ノイローゼに悩む玖音
典正と玖音はリンネ・オハラから凛音を取り上げ、
出典:ISLAND/9月16日放送/TOKYO MX
ですが生まれてきた凛音は母親のことをちゃんとわかっているのか、玖音に懐こうとせず、メイドとして働いているリンネ・オハラにばかり懐いてしまったんですね。
子どもをモノのようにやり取りする親ですから、玖音ではなくリンネ・オハラが母親だと、凛音は本能的にわかってしまっていたのでしょう。
ただ玖音としては育児をないがしろにしているわけでもなく、自分の子として育てたい気持ちが強かったようですから、いつまでたっても自分になついてくれない凛音にいらだちを覚え、しだいにノイローゼになったと考えられます。
玖音がノイローゼになり命を落とすことになったのも、リンネ・オハラに深い傷を負わせたのも、すべては今の浦島の典正が元凶ですね。
入れ替わりによって生じた誤解
凛音は玖音がノイローゼで他界していることを知らず、かつリンネ・オハラがNEVER ISLAND(ネバーアイランド)で
出典:ISLAND/9月16日放送/TOKYO MX
もちろん以前いた浦島でも、今いる浦島でもこの事実を知るまで切那も気づいていなかったことではありますが、凛音に抱いていたのは恋愛感情ではなく父親としての本能として娘を可愛がっていただけという誤解を生む結果になってしまいました。
もしリンネ・オハラが典正も玖音もいなくなった
出典:ISLAND/9月16日放送/TOKYO MX
切那と凛音が、シークレットビーチで夜イチャイチャしていましたが、これもただの親子なんですよね。
お父さんにベッタリな娘、と考えてしまうと、知らず知らずのうちとはいえ、悲しくなってきます。
ですがそれだけ親子の絆は深かったという証明でもあるため、時を超えてもしっかり血はつながっているんですね。
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結婚した切那とリンネの今後は?
何万年もの歳月を経てようやく結婚することができた切那とリンネ・オハラですが、今後はタイムマシン開発に没頭するのでしょうか。
出典:ISLAND/9月16日放送/TOKYO MX
新婚旅行の出発日でさえ、何やら機械いじりをして凛音(名前を返したのでほかの名前で呼んでいるのかもしれませんけど)に急かされていましたし、昔いた浦島の凛音やNEVER ISLANDのサラ・ガーランド、カレン・クルツたちを見捨てるとは考えにくいですし、凛音苦労の日々が続いていくのかもしれませんね。
切那とリンネ・オハラはお幸せに!という世界ですが、桃香さんの理論に当てはめると、今のままだとまたNEVER ISLAND(ネバーアイランド)の未来が待ち、いずれせっかく幸せになった浦島が不幸せな状態で繰り返されてしまうことになります。
早いところタイムマシンを完成させ、以前の世界の人たちを救うとともに、その技術を未来にも残し続けてあげなければなりませんね。
1999年の浦島にいた玖音の正体
1999年の浦島、以前いた世界の浦島にいた
というのも、6話に出てきた玖音ですが、切那と
これがもし本物の玖音でありノイローゼにもなっていなければリンネ・オハラから子どもを奪ってもいないのならば、ここまでの形相にはならないでしょう。
前の世界の浦島にいたのもリンネ・オハラで、今の世界と同じようなことが起こっていたからこそ、切那が自分に気づかず凛音とデートに出かけていたのが腹立たしくてたまらなかったと考えるのが自然でしょう。
この2回の世界だけでなく、浦島とNEVER ISLAND(ネバーアイランド)のつながりは何度も起こっていることであり、ISLAND(アイランド)12話にしてようやく玖音とリンネ・オハラの入れ替わりに気づけた切那ですが、今までの世界では気づかずに終わったか、気づいてもリンネ・オハラに拒絶されたまま終わり、何度も世界を繰り返していたと考えられます。
ISLAND原作ゲームを楽しむ!【体験版情報付き】
ISLAND(アイランド)の原作ゲームは、アニメ化に合わせて「ISLAND アニメ記念版」も発売されましたが、すぐにプレイしたい人向けには「Steam」でプレイも可能になっています。
パソコン版以外だと、PS4版やPS Vita版も発売されています。
ISLAND最終回を迎え買おうか迷っている方は、公式サイトから無料体験版(パソコン向け)もダウンロード可能ですしね!
Steamはダウンロード専用としてゲームを販売しているもので、ISLAND以外にも新旧多数のゲームが販売されているため、ISLANDの購入以外でもゲーム好きにはたまらない品揃え。
暇つぶしにも使えるいわゆるクソゲーも安く手に入り、よくセールを行っているので、「割引がなされるまで待って買う」という選択肢があるのもSteamの魅力ですね。
(必ず狙った製品がセール対象になるとは限りません)
SteamのISLANDは「英語字幕対応」というパッケージ版にはない特典があるため、英語が得意、海外の友人にも楽しんでもらいたいという方にも最適!
逆に新しく出たアニメ記念のパッケージ版。
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こちらは同梱の特典が素晴らしい!
設定資料集も主題歌が入った8cmCDも、内容がこっていてファンなら手に入れたいシロモノ。
どれを手に入れるかは皆さましだいですが、ISLAND(アイランド)最終回を迎え、アニメではカットされたものの原作ではどうなっていたのか確認したいのであれば、予算や利用可能環境にもあわせて好きなものを入手していただきたいですね。
アニメISLAND(アイランド)12話 最終回の感想
どんでん返しのISLAND(アイランド)最終回!
微妙に考察がかすっているようなかすっていないような雰囲気で進んできましたが、
納得してはいましたが、
ところで皆さん、田村ゆかりさんが歌うISLANDのOPテーマ「永遠のひとつ」と「Closing Tears」どちらがお好みでしたか?
浦島にいるときに流れていたのが「永遠のひとつ」、2万年後のNEVER ISLANDにいるときに流れていたのが「Closing Tears」ですね。
9話でOPとEDが変わったときには映像ばかりに気を取られていたのですが、見直してみると歌もなかなかいいんですよね。
どっちが好きかと聞かれても迷っちゃう。
秋アニメでも皆さまにいい出会いがありますよう祈っております。
それではまた!
コメント
最終回見終わって、色々と意見ありそうだなと思い、考察など見てみました。
考察面白かったです!ありがとうがしました!
いざ考えてみると色々と布石があったのかなと考えさせられました。
もう一度一話のみ見てみたら、新たな考察が増えました、、、
セツナが言った
「誰かを殺す、、?」や「女子高生」って単語を理解できてることからセツナ自体未来に行った回数は3回以上かも、、汗
って考察しましたー!わら
ポパイさんコメントありがとうございます。
時系列としてもまとめてありますが、1話に出てきた1999年7月よりも少し前に一度コールドスリープから目覚め、短期間のコールドスリープをして夏蓮に発見されるか、時間の流れに逆らうタイムマシン的装置がないと、「女子高生」を理解していた説明がつきませんね。
「誰かを殺す」という使命も、わざわざ未来まで来てそいつがいる確信がなければなりませんから、アニメには出てこなかったキャラと追いかけっこ状態という可能性もありますね。
ISLANDはゲーム原作ですので、ゲームをやらないと解けない謎なのか、2期がきて判明する謎なのか、いろいろ考えさせられます……