TVアニメISLAND(アイランド)をお楽しみの皆さま、こんにちは。
メモ用紙さんから担当引き継ぎました、ジャム君です。
暑い日が続いていますが、ISLAND3話からは、ジャム君とともに考察を進めていきましょう!
前回は、
陽に当たりたがらない
伝承に出てきた話が真実なのかも疑わしいところですが、紗羅はせいぜい誤解をしているだけで、切那を陥れるために伝承を改ざん・ぼかして伝えた、ということはないと嬉しいですね。
ジャム君もゲームは未プレイですので、原作からのネタバレはありません。ご安心を!
OPとEDにいる凛音の違い
ISLAND3話になって、
もちろんオープニングとエンディングの歌が違う、映像そのものが違う、という意味ではありませんよ。
OPの凛音
OPに出てくる凛音は3話でギラギラ太陽の下に出てきた宇宙服凛音(笑)
出典:ISLAND/7月15日放送/TOKYO MX
ではなく、日傘をさしているか、日傘もなしにビーチで楽しそうにしている姿が描かれています。
(というか、あの宇宙服のようなものは、どこから引っ張り出してきたのやら)
出典:ISLAND/7月8日放送/TOKYO MX
OPでは凛音のほかにも、
煤紋病に打ち勝って日中外に出ている凛音という3話以降に見られるであろう(3話で倒れたので、また引きこもるかもしれませんけど)凛音が描かれており、順当に行くのであれば「凛音は本当に煤紋病ではなく、
ただし、玖音が前回語ったのは、あくまでも「凛音が煤紋病であるか」という問いに対する答えが「あの子は違います、それだけは断言できます」というものでしたので、ジャム君が聖地のまとめ記事1話の時点で勝手に想像していた凛音と玖音の入れ替わり説、というのも、まだ生きているような気がします。
その場合は、OPに出ているのが煤紋病ではない凛音で、家にいるのが煤紋病と思わしき玖音ですね。
EDの凛音
そしてEDで描かれている凛音なのですが、これは本当に凛音なのでしょうか。
出典:ISLAND/7月15日放送/TOKYO MX
確かに凛音には夜散歩をする習慣がありますが、それは「煤紋病なのではないか」という恐怖が日中の行動を妨げていたためです。
ここで凛音に思わせているキャラが実は煤紋病などではない玖音だったらどうでしょう。
もしくは時代が違って、リンネとクオンなのかもしれません。
クオンは重度の煤紋病と思われ日光にあたることができないために書斎にこもっていますが、セツナはクオンの素顔を見ていません。
前回扉が少し開いてフードをかぶっていたとはいえ少し見えたかもしれませんが、顔全体が見えるほどではありません。
もちろん声優さんとしては、凛音が田村ゆかりさんで玖音が佐藤利奈さんのため明確に違うのですが、入れ替わりを隠すトリックのように声も変えているのかもしれませんよ?
入れ替わる理由としては、
- クオンは外に出ていないとミスリードしたい
- リンネが煤紋病でないことを知らせ連れ出させ、プライベートビーチにあった建物からフラッシュバックを起こさせたい
- 御原家当主のクオンが実はすでになくなっているのを隠したい
このようなことが考えられるでしょう。
1ならばクオンはリンネと入れ替わることがあり、ミスリードさせられている恐れがあります。
2ですとリンネはクオンが、結果的にセツナを利用してリンネが煤紋病でない確認を取らせただけであり、クオンの所在は不明です。
3になると、ISLAND1話でも2話でも、実際に書斎で対応したのはリンネもしくはクオン以外の第三者であり、夜にもかかわらず顔をしっかり見せない謎も説明がつきます。
いずれにせよクオンにはリンネと入れ替わるチャンスがあり、エンディングから読み取れることとして、オープニングと違うのは一人ぼっちで夜のシーンを行動しているため、もしかするとまだセツナに出会う前のリンネもしくはクオンなのかもしれません。
切那はタイムリープしているのか?
そもそも
1話の記事からメモ用紙さんは「切那はタイムリープしている」という説を軸に話を進めていましたが、ジャム君はやや違った視点を持っています。
悪口ってわけじゃないですよ?
今後ジャム君が考察を進めていくにあたり、ここを整理しておかないと、辻褄が合わなくなってしまうんです。
今回だって浦島に流れ着いてからの日記をつけていた切那は、自分が時を超えてやってきたのかすら、疑問に思っていたところですからね。
ちょうどいい機会です。
切那はタイムトラベラー
1話で
仮にこれが真実だとするならば、という仮定の話ですが、切那はどちらかに分類されます。
- タイムリープしている
- タイムトラベルしている
この2つの言葉は、近いようで、異なる意味を持っています。
まずは、わかりやすいタイムトラベルから解説していきましょうか。
タイムトラベル
タイムトラベルとは、時間旅行をすること。
簡単に言ってしまえば、ドラえもんに出てくるタイムマシンで未来や過去に移動するようなもの。
映画版だとよくあるパターンなのですが、意図しない時代に飛んでしまったり、タイムトンネルから勢いよく出ていったら意図せずタイムマシンが壊れてしまったりすることはあっても、自分の意志で時間の移動をしようとするのがタイムトラベルです。
タイムリープ
タイムリープとは、時間を超えて移動すること。
タイムトラベルと同義に見えますが、時間移動に「自分の意志」が介入するか否かが明確に違うところです。
朝起きたら、いきなり別の時代にいた! というのがタイムリープと言えます。
タイムリープ使用者は、何度もタイムリープを経験するうちに意識的に行えるようになっていく傾向にはありますが、自分の意志で自由に時間移動ができるようになってしまったら、それはもうタイムトラベルの領分になってしまいます。
切那は目的を覚えていた
1話切那が播守に言っていたことを、思い出してみましょう。
切那「誰か女の子を助ける。そして世界を救う。そのために時を越えて過去に戻ってきた気がするんだが……それ以外まったく記憶がない!」
はい、ここで問題です!
女の子を助ける、もしくは世界を救う。
そのために「時間遡行をする時代の設定」は必要ですか、必要ありませんか?
まあ、普通に考えたら必要ですよね。
そのために切那は、1999年の7月に戻ってきたのでしょう。
1999年の7月でなければ、夏蓮がクルーザーに乗って家出をするところに出くわすこともなかったでしょうし、回覧板で運良く「メイドを募集していた」という名目で凛音に匿われることもなかったでしょう。
つまり切那がタイムトラベラーだというのが真実だという前提ではありますが、切那はタイムリープしているのではなくタイムトラベルしているのです。
紗羅は自販機前で何をしていた?
切那はいい大人として、高校生の夏蓮を家まで送ってあげているくらいなのですから、フラフラ出歩いている紗羅に対しても、なにか言ってやるのが大人ってものでしょう……
出典:ISLAND/7月15日放送/TOKYO MX
切那「よし、ここはお兄さんがおごってやろう」
なんて言ってるから、夏蓮の友人たちに不審者扱いされてるんですよ!
しかも奢るお金あるのか心配されてますし…情けない。
まあそれは置いておいて、なぜ紗羅はさっさとジュースを買うでもなく、こんなところに突っ立っていたのでしょう。
切那を待っていた?
すんなりとISLAND(アイランド)を見ていくのであれば、紗羅は切那を待っていた、と考えるのが筋でしょうか。
このあと2人がしていた話は夏蓮に関する話であり、「お姉ちゃんに家を継がせたいんですよ、御三家は女系が原則ですから」という御三家の古いしきたりが今も守られている様子がここでも伺えます。
切那はそのような伝統にこだわりを持っていないようですが、浦島で御三家と呼ばれる当主となれば、本音ではそう思ってはいなくても行動している様子を見せないと、島民に示しがつかないのでしょう。
この時代の御三家で現状当主の名を持っているのは、
実は誰かにすでに当主の座を奪われていたり、実はもう生きていない、なんてことがなければですが。
直系が原則であるがゆえに、1話で船を出そうとしていた
出典:ISLAND/7月15日放送/TOKYO MX
本当に島から出る気がないと手厳しく言われていた夏蓮ですが、補習をサボった日の夜、切那にはやけに絡んでくるシーンも見られました。
めちゃくちゃにしての真意
夏蓮が切那に対し「お願い、めちゃくちゃにして!」と迫ったのには、少々主語を整理する必要がありそうです。
主語が「私を」だと、切那としては今いる家の使用人でもありますし、相手が相手ですので、拒まねばならない展開になってきます。
主語が「おやじを」だと、血なまぐさい展開になりそうなので、これも却下です。
ごめんなさい、別アニメのハピシュガでそっち方面の展開は担当しそうな気がするんで……
主語が「伝統を」ならば、紗羅と夜に話していた切那の「バカバカしい」という思いもぶち壊すことができますし、あの切那に対する町長の態度からしても、行動に出る可能性はあるでしょう。
アニメISLAND(アイランド)3話の感想
いよっ! 待ってました、ISLAND(アイランド)の水着回!!
だが、メインヒロインが宇宙服とは、どういうことだ?
歌のシーンで我慢しろってことか。
水着はちゃんと持ってたのに!!
しかも意外と大胆なのね、
大胆といえば3話ラストの
ですが、もうすぐリアルでも夏休み本番!
ISLANDの聖地巡礼にもピッタリな季節ですので、熱中症には気をつけつつ、夏を満喫したいですね。
ではまた来週、会えるのを楽しみにしています!
コメント
面白い考察をいつもありがとう御座います。
私も原作未プレイのため、楽しく拝見させていただいております。
考察とは人それぞれの考え方があり、それを一案として提示してるものですから、読者が内容について筆者にあえて意見をするのはナンセンスだと思ったのですが、一箇所だけ口を挟むことをお許しください。
タイムトラベルとタイムリープの考え方についてです。タイムトラベルとはタイムマシン等に乗って過去の世界に介入するもの。その過去の世界が3日前だとすると、その世界には3日前の自分と3日後の自分が同時に存在するものだと考えます。
タイムリープとは時間の不可逆を可能にするもの。3日前の世界にタイムリープする場合は3日前の自分そのものに遡及することになり、世界には自分という存在が重複するわけではありません。
読者の一つの考えです。
今後も興味深い考察等楽しみにしております。
ぼんさん、タイムトラベルとタイムリープへの貴重な考えコメントくださりありがとうございます。
興味深く拝読させていただきました。
もしコメントくださった内容が原作プレイ者様から、その記事で考察の題材にさせていただいた中核を担う存在であれば「ちょっと空気読んでよ~」とはなるのですが(汗)
むしろいろいろなコメントをいただけたほうが各記事の筆者としては励みとなり、コメントを読んでいただいた読者の皆様も別角度の視点を共有しいただけるため、WIN-WINの関係が築けると思っております。
コメントをいただけることによって気付かされることも多いですので、ナンセンスなどでなく、むしろジャム君としては嬉しい限りです。
切那は1999年7月の世界にいるのか、いないのか。そもそも切那は何年の何月からやってきたのか。
3話では切那がタイムトラベラー説を自己否定し始めていましたので、最速では今夜放送の4話以降で記憶が戻るにつれそのあたりのお話がどう進んでいくのかによって変わってもくる部分でしょうか。
4話の展開しだいでもありますが、切那について考えてみるのも面白そうですね。
また気になる点やご意見、ひと言書いてやりたいゾなどといったことがございましたら、気軽にコメントいただけると嬉しいです!