2020年秋アニメとして放送される『レヱル・ロマネスク』ですが、ジャム君が秋アニメの中でも推したい作品でもあります。
というのも、このレヱル・ロマネスクというアニメは、元は「まいてつ」というゲームが題材になっているものです。
ジャム君、この「まいてつ」というゲームにハマっていまして、発売が延期されてしまった「まいてつ Last Run!!」も楽しみに待っている一人です。
ただ、原作ゲームは18禁作品ということもあり、レヱル・ロマネスクは全年齢対象版の「まいてつ -pure station-」を元に作られたということになっています。
そんな大人の事情もあるレヱル・ロマネスクですが、毎週土曜日の21:45頃より、文化放送のA&G TRIBAL RADIO エジソン内にて「上坂すみれのレヱル・ロマネスクラヂオ」の放送がされているので、要チェックです!
TVアニメレヱル・ロマネスクを、より早く楽しむことのできるコンテンツですね。
さて、そのような事情もあるレヱル・ロマネスクですが、原作の「まいてつ」との違いや展開の予想などに、触れていきましょう。
またジャム君は、18禁版のまいてつをプレイしていますが、プレイ途中です。
情報に誤りがあれば、コメントよりお知らせください。
レヱル・ロマネスク用語解説
レヱル・ロマネスクには、まいてつにも出てきた用語が多数存在しています。
ここで、予習をしておき、アニメを見たときに置いてけぼりにならないようしておきましょう。
レイルロオド
レイルロオドとは、鉄道車両の運転や整備を助けるための人間型モジュールのことです。
出典:まいてつ
まいてつのヒロインだったハチロクはもちろんレイルロオドであり、人間ではありません。
レヱル・ロマネスクのメインヒロインとなる「すずしろ」がいますが、彼女も人間ではなくレイルロオドであり、あくまでも人間型モジュールということになります。
レヱル・ロマネスクの世界でも、まいてつの世界観とほぼ同等と思われますが、エアクラが移動手段の大半を占めており、鉄道に携われる人間が少ないとなると、レイルロオドはとても貴重なサポート役と言えるでしょう。
共感
共感とは、レイルロオドどうしが相互に働かせることができ、情報・感覚・感情をある程度伝えることができる、通信手段のことです。
ハチロクは、脱線転覆事故を引き起こしましたが、共感により進行方向の橋が崩落していることを別のレイルロオドから伝えられたため、最悪の事態を避けるために脱線転覆を選択することができました。
この共感は、レイルロオドどうしでも働きますが、エアクラともある程度の意思疎通はできるようです。
運転体(運転ボディ)
運転体とは、レイルロオドが鉄道車両を運転制御する際に利用するときに使う、換装用ボディのことです。
整備ボディよりもかなり小柄で、片腕に乗せて抱えられる程度の大きさになっています。
出典:まいてつ
なぜか、動画の中だと、運転体でなく整備体だったりする事があるので、Last Run!!では直っていると嬉しいですね。
整備体よりセンサー性能が高く作られている代わりに、細かな作業は苦手としています。
整備体(整備ボディ)
整備体とは、ほぼ人間サイズのレイルロオドの換装用ボディのことです。
機関士・運転士・車掌や駅員の業務代行を行わねばならない場合に、レイルロオドが使用します。
運転ボディのときよりも、センサー性能が落ちてしまう代わりに、手先の器用さが大幅に向上するため、用途に合わせて換装するボディです。
エアクラ
エアクラとは、エアロ=クラフテック社が開発した太陽光と地磁気のエネルギーを利用し動力を生み出す機関のことです。
また、その機関で動いている乗り物全般もエアクラと呼びます。
まいてつの世界では、エアクラが台頭しているため、化石燃料エンジンであるガソリン車や機関車などは、ほとんど姿を消しており、ごく一部の地域でしか使われていないレベルにまで需要がありません。
まいてつの世界観を引き継いでいるレヱル・ロマネスクでも変わることはないであろう設定であり、生活の足として使うのは、ほとんどの場合にエアクラが使われています。
稀に、エアクラが使えない地域もあり、そのような場所では、今も機関車やガソリン車などが、市民の足として活躍してくれています。
隈元県御一夜市
隈元県御一夜市とは、まいてつの舞台となった、いわゆる聖地です。
実際には、熊本県人吉市がモデルとなっており、先の熊本・鹿児島大雨災害で、甚大な被害を受けてしまいました。
そんな中、返礼品なしのふるさと納税で、人吉市への寄付をすることもできます。
御一夜のモデルとなった人吉の町が復興すれば、レヱル・ロマネスクを見て、原作のまいてつに興味が湧いた方でも、すでにまいてつをプレイされている方でも、コロナ禍ではありますが落ち着いた頃に、また楽しい旅ができるはずです。
一日も早く、復興してほしいですね。
帝鉄
帝鉄とは、日ノ本帝有鉄道の略称です。
蹄鉄とは、関係ありません、たぶん(笑)
帝有という名前はついていますが、リアルで言うところの国鉄(現在のJR)であり、国民の税金で維持・管理・運営がなされていました。
エアクラができ、大きな赤字を抱えることとなった帝鉄は、大廃線時代を迎え、機関車やレイルロオドを民間人に売ってしまっています。
ハチロクやハチロクが乗っていた8620形も、その対象となっており、まいてつの主人公の手の中に転がり込んでくることになりました。
まいてつ
まいてつとは、ゲームの名称とは別に、個人で鉄道車両を所有するようになった鉄道ファンのことを指します。
線路と駅の維持管理は鉄道会社が行い、鉄道車両やレイルロオドの維持管理はまいてつが行い、二人三脚で運営することにした、大廃線時代以降の産物です。
電車姫が考案した維持管理方法ですが、まいてつになるためには、鉄道車両やレイルロオドを維持管理するために、ばくだいな資金が必要となります。
まいてつの手に渡った車両やレイルロオドも、必ずしも運行を続けているわけでなく、静かに眠っていることも多くあります。
レヱル・ロマネスクと原作ゲームまいてつとの違い
TVアニメレヱル・ロマネスクと、原作ゲームのまいてつには、どのような違いが生まれてくるのか。
まだ、上坂すみれのレヱル・ロマネスクラヂオも途中もいいところですが、いろいろと違いがあるでしょう。
どのような違いが出てくるのか、気が早いですが考察してみます。
原作ゲーム「まいてつ」
レヱル・ロマネスクは、全年齢対象版の「まいてつ -pure station-」が原作となっていますが、もとを辿れば、18禁版の「まいてつ」が本来の原作と言えるでしょう。
まあ、このご時世なので、全年齢対象版も発売されているのに、18禁のゲームが原作とは言えなかった、大人の事情があるのかもしれません。
ただ、18禁ゲームと侮るなかれ。
時期や購入サイトにもよりますが、普及版でも通常販売価格300円と破格ながら、お話の流れはつかむことが可能です。
また、普及版ではカットされてしまうシーンも含んだ通常版も、8月11日14時までなら500円の割引価格で購入可能です。
販売終了後は、まいてつ Last Run!!でデータの重複があるため、そちらを購入する必要が出てきます。
レヱル・ロマネスクを見る前に、まいてつの世界観を知っておくには、絶好の機会でしょう。
18歳未満の場合や、記載のとおりpure stationで予習したい場合には、PS4とSwitchに対応していますので、ゲームを入手してくださいね。
まいてつ Last Run!!よりもあとの世界
まいてつには、発売が延期されてしまいましたが、2020年10月30日発売予定の「まいてつ Last Run!!」が存在しています。
この、「まいてつ Last Run!!」は、まいてつのアフターストーリーに加えて、新規ルートも追加されているようで、非常にボリューム感があります。
発売後に購入される際には、ご注意ください。
あくまでも、まいてつのアフターストーリーや新規ルートが加わったもののようですので、時代設定的にはレヱル・ロマネスクの方があとの世界となります。
まいてつや、まいてつ Last Run!!で復興を遂げたあとの世界が、レヱル・ロマネスクの世界観に繋がる、というわけですね。
レヱル・ロマネスクでは過去の成功事例として盛り上げを考えるのでは?
レヱル・ロマネスクの世界は、まいてつの世界よりもあとの時代になるわけで、御一夜市では、さらなる復興のために「第一回まいてつ祭」を企画します。
この第一回まいてつ祭の中心的存在になるのが、レイルロオドサミットを主催するレイルロオドのすずしろで、他のレイルロオドとともに、どうやったらまいてつ祭をより盛り上げられるのか、復興に繋げられるのか、試行錯誤していく物語になるのではないかと考えています。
ただ、御一夜市主導で第一回まいてつ祭が開催されるのですから、レイルロオドサミットを主催したすずしろを中心として、まいてつ祭をどう盛り上げるのかは、過去の成功事例を元にするのではないかと考えられます。
過去の成功事例は、ハチロクたち御一夜市側の成功事例かもしれませんし、すずしろたち各地方にそれぞれ残っている成功事例かもしれません。
ですが、現状では衰退の一途をたどっていた鉄道事業なのですから、そう簡単に打開策が出てくることはないでしょう。
それに、「第一回まいてつ祭」とまだ1回目の祭典ということは、ハチロクたちの成功から、さほど月日は経っていないとも推測できます。
Last Run!!に出てくるニイロクシナリオは正和41年のことを描くようですが、レヱル・ロマネスクは正和63年のお話。
御一夜での成功を、昔話にせず、継続的に描くことを考えれば、ハチロクたち一般的なシナリオは、正和63年に近い日のことを描いていたのでしょう。
そうすると、御一夜市主導で第一回まいてつ祭を開催できる理由にも納得ができますし、ほかの地にいるレイルロオドたちがレイルロオドサミットを開いて、第一回まいてつ祭をより盛り上げようとし、エアクラに取って代わられてしまった需要を取り戻そうとする、まいてつに出てきていた鉄道事業の問題点も浮き彫りとなり、打開策を練るというすずしろたちの話にもつなげやすそうな気がします。
レヱル・ロマネスクのためにまいてつを買う人におすすめのサイト
レヱル・ロマネスクの予習を兼ねてまいてつを買おうと思っている方もいると思いますが、さまざまなサイトで購入自体は可能です。
ただ、中でもDLsiteでは、割引率が高かったり、各種共通クーポンが頻繁に発行されていることもあるため、安く手に入れるのには最適と言えます。
もちろん、18歳未満で、まいてつ -pure station-を狙っている方は、Amazonとかで買ってください。
DLsiteならば、8月11日14時まで、普及版が149円、まいてつ+ハチロクボイスドラマセットが500円で販売中です。
18歳以上でPCユーザーならば、DLsiteから買うほうが、お得ですね。
まいてつの世界により浸りたい方は
まいてつの世界により浸りたい方は、期間限定とはなってしまいますが、まいてつ Last Run!!のコラボをしているBar HONESTさんを訪ねてみましょう。
BAR御一夜 Last Run!!として、秋葉原駅からほど近い場所にあるバーで、2020年8月2日まで開催していました。
Bar HONESTでは、TVアニメーション『レヱル・ロマネスク』とのコラボBARの準備もしており、こちらは2020年8月18日から2020年8月30日まで開催予定です!
レヱル・ロマネスクの放送が、2020年10月2日(金)からを予定していますので、まいてつで世界観を覚え、アニメを見ながら、まいてつ Last Run!!を楽しむという、ぜい沢な過ごし方もできてしまう予定!
TVアニメレヱル・ロマネスク放送までまだ時間はありますので、ゲームからじっくり楽しむのも、今からでもバーに通ってまいてつファンと交流を深めるのも、楽しみの一つになりそうです。
2020秋アニメとして、レヱル・ロマネスクは期待できそうですので、予習も欠かさずしておいてくださいね!
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