いよいよ始まりました、TVアニメーション『レヱル・ロマネスク』
2020秋アニメのレヱル・ロマネスクは、5分間のショートアニメですが、ジャム君がお届けしたいと思います。
さて、そんなレヱル・ロマネスク1話ですが、アニメ放送前にジャム君が書いた記事、読んでくださった方はいますかね?
放送前の考察や、原作ゲームの「まいてつ」から見てみて、アニメとなった「レヱル・ロマネスク」への考えが当たっていたのかの参考にもしつつ、楽しんでいってくださいまし。
ショートアニメということもあり、レヱル・ロマネスク1話は随分とあっさり目に終わった感じがしましたが、だからこそ考えさせられることも多いです。
今回は、原作ゲームから見ての時代考証や今後の展開を中心に見ていきましょうか。
レヱル・ロマネスクとまいてつの時代設定
TVアニメ「レヱル・ロマネスク」と、原作ゲームの「まいてつ」の時代設定はどうなっているのか。
レヱル・ロマネスク1話にして、おぼろげながらレヱル・ロマネスクとまいてつとの時代感覚がつかめてきそうです。
レヱル・ロマネスクはまいてつ中盤~後日談?
レヱル・ロマネスク1話には、原作ゲーム「まいてつ」に出てきてた、ハチロクとれいながすずしろに紹介されていました。
出典:レヱル・ロマネスク
ほかのレイルロオドたちも、「ハチロクに誘われた」ということを言っていましたし、れいなのことも知っていたようですよね?
出典:レヱル・ロマネスク
しかも、映像としてレイルロオドサミットに参加できないことを伝えていましたので、少なくとも原作ゲームのまいてつ時代から何十年もあとで、御一夜の復興が大成功している時点とは考えにくいです。
2020年10月30日に発売予定のまいてつ Last Run!!は、原作ゲームまいてつのメインストーリーとアフターストーリーを含むようですので、レヱル・ロマネスクはまいてつ Last Run!!に含まれるメインストーリーの中盤から、後日談となるアフターストーリーあたりの時代設定なのではないかと感じられます。
あらすじを読むと後日談説濃厚か
レヱル・ロマネスクの公式サイトにあるあらすじを読むと、後日談説のほうが濃厚になってくるかもしれません。
疲弊しきった経済の立て直しを、蒸気機関車8620とそのレイルロオド・ハチロクとを主役に据えた観光振興により
見事成功させ鉄道復興の聖地となった同市は、
さらなる復興への機運や全国の鉄道事業者・まいてつたちの交流を盛り上げるべく、
『第一回まいてつ祭』の開催を企画する。
引用:TVアニメーション『レヱル・ロマネスク』公式サイト
あらすじを読むと「疲弊しきった経済の立て直しを見事成功させ、鉄道の聖地となった」という過去形になっていますし、さらなる復興を目指しているのですから、志半ばでレヱル・ロマネスクの題材となっている「まいてつ祭り」を実施するとは思えません。
とすると、レヱル・ロマネスクの時代設定は、原作ゲームまいてつの後日談であり、まいてつ Last Run!!だとアフターストーリーあたりと同じような時代設定になっているのかもしれません。
大廃線時代からは結構経っている
帝鉄末期、ハチロクがナビする列車が脱線転覆した事故に、原作ゲームの主人公・右田双鉄が巻き込まれています。
その双鉄は、事故から約6年4か月後に、御一夜へ帰ってきました。
もともとは、エアクラ工場誘致を撤回させる目的で。
出典:レヱル・ロマネスク
脱線転覆事故から程なくして、帝鉄は大廃線時代を迎えており、当然のことながら双鉄がハチロクやれいなたちと出会い復興を目指すことになった御一夜へ帰ってきた時点で、鉄道自体はかなり廃れてしまっています。
そんな鉄道を復興させる、というのが原作ゲームのまいてつだったわけですが、大廃線時代からレヱル・ロマネスクの時代背景を考えると、双鉄がハチロクたちと出会った時点よりもあとになることは確実であり、ハチロクたちが鉄道復興させたとはいえ、全国的にはまだまだエアクラ主流で鉄道は廃れていることでしょう。
まいてつ祭りで、エアクラに主導権を握られている移動手段を、どうやって取り戻すのか、また各地でどのように鉄道を復興材料とするのか、それらが彼女たちレイルロオド最大の目標であり、レヱル・ロマネスクのテーマなのでしょうね。
グッズ制作の今後は?
すずしろが提案していたグッズ制作ですが、果たして何をするのか。
出典:レヱル・ロマネスク
ショートアニメだからこそ、レヱル・ロマネスク1話、サクッと話が進んでいますね。
痛みを伴うグッズ制作?
具体的に「グッズ制作」と切り出す前に、すずしろは「痛みを伴う」とも言っていました。
通常であれば、グッズ制作に痛みを伴うとは思えません。
制作作業があるとなれば、ある程度の労力は必要でしょうが、痛みを伴うと言うほどのものでないように感じられます。
では、何が痛みなのか。
その痛みとは、自らがグッズのモデルになる、といった少し恥ずかしい側面もある痛みなのではないかと予想します。
実際、まいてつグッズとして、ハチロクやれいなたちのグッズは出ていますからね。
こんな恥ずかしさもあるからこそ、すずしろは「痛みを伴う」と言ったのではないでしょうか。
ハチロクとれいなはその伏線か
自らがグッズとなる伏線ではないかと思われるシーンとして、星になったようなハチロクとれいなのシーンもありましたね。
出典:レヱル・ロマネスク
彼女たちはまだ動けますし、単純に「今回は参加できないけど、復興頑張って!」というエールだったのかもしれませんけど。
レヱル・ロマネスク1話の冒頭に出てきた、ハチロクからのすずしろへの電話は、ハチロク自らがグッズ化された体験談も込みで、今回は残念ながら不参加だけどグッズ制作なんてどうか、なんて提案をしてもらっていた可能性も浮上しそうです。
今週の蓄音レヱル すずしろ(CV:上坂すみれ)
今週発売の「蓄音レヱル」は、レヱル・ロマネスクのメインヒロインでもある、万岡鉄道C12 67専用レイルロオドのすずしろ!
出典:レヱル・ロマネスク
CVは上坂すみれさんが務めています。
サンプルのとおり、蓄音レヱルは全作バイノーラル作品ですので、ヘッドホンやイヤホン推奨です。
このサンプルも結構長く豪華なのですが、製品版は合計4時間19分32秒という超大作ですので、聴き応えは十分のはずですよ。
レヱル・ロマネスク1話、最後の方でも紹介されていましたが、毎週別キャラの音声作品がDLsiteで発売予定です。
1週間で販売終了、というわけではないようなので急がなくても大丈夫ですが、割引クーポンは期間限定で提供されているものも多いので、お得に手に入れたいのであれば早めがいいかも?
レヱル・ロマネスク1話の感想
原作ゲームのまいてつファンとして楽しみだった、TVアニメレヱル・ロマネスク1話ですが、やはりショートアニメ、本当にあっという間でした。
次週が待ち遠しすぎますね!
しかも、蓄音レヱルが毎週発売されますので、お財布に余裕があれば、超大作のバイノーラル作品も別途楽しめるおまけ付きです。
今週はすずしろで、サンプルも長く楽しめますので、良さそうだったら手に入れてもらいたいと思います。
それにしても、このレヱル・ロマネスク、Blu-ray/DVDはクラウドファンディング限定での入手となっているのに、アニメの見逃し配信は結構多くのサイトでやっているようですね。
クラウドファンディングでBlu-ray/DVDを入手できない、入手予定でも見逃してしまった方は、見逃し配信を活用してレヱル・ロマネスクとともに、2020秋アニメを楽しみましょうね!
コメント