こんにちは、さぷらです。
前回のキャロチュー15話では、伝説のアーティスト・デズモンドと出会います。
ただし当のデズモンドは、噂とは違ってとっても穏やかな優しい人でした。
サイン場所に行くまでの3人は、終始ニコニコしていて和みました…
その一方ではなんだか穏やかではない諍いがあってハラハラもして…
よし、ここは一つDJ・アーティガンを! …いやダメだわますます
では「キャロル&チューズデイ」第16話に参ります!
ガスとフローラ
キャロル&チューズデイとガスの前に、フローラ・フェリンという女性が現れます。
出典:キャロル&チューズデイ/8月8日放送/フジテレビ
彼女はかつて火星の歴史に名を残すと称賛されたアーティストで、ガスが見出した人物です。
しかし20年ぶりに再会したフローラにその面影はなく、
かけがえのない相棒
フローラは音楽で一度は栄華を極めましたが、それはガスと決別したことに起因しています。
それで思い出すのは、ガスがキャロチュー12話でキャロルに語っていた自身の過去です。
ガスにとってフローラは、裏切られ、手を放してしまった「かけがえのない相棒」だったのでしょう。
ガスがプレゼントした花の意味
その根拠としては、ガスがプレゼントした花に込められています。
出典:キャロル&チューズデイ/8月8日放送/フジテレビ
この花はおそらくポンポンダリアというもので、小さな花弁が丸く寄り集まっているのが特徴的な花です。
その花言葉には「栄華」「華麗」といったものの他に、「移り気」「裏切り」といった意味合いがあります。
ポンポンダリアはまさに、フローラの人生そのものを体現した花だと言えるでしょう。
思想・理念などを具体的なかたちに現すこと。
引用:広辞苑 第七版
フローラとの経験あっての決断か?
またガスが後悔していた理由は、別れた以降もフローラのよくない噂を耳にしていたからです。
むしろその経験があったからこそ、彼はブライテストレコーズの契約を白紙にする行動に出たのかもしれません。
思えばそのキャロチュー13話で行われたブライテストレコーズとの会談でも、ガスは一歩引いた立場で話をしていました。
「今の時代、アーティスト自身の力で曲を売ることもできますよね?」
「このドラフト、一見自由にやらせてくれるように書いてあるが、どうも縛りが多過ぎませんかね?」
この時のガスは、このままでは2人がフローラと同じ道を辿ってしまうと危惧したのではないでしょうか。
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アンジェラに執着するナイト
さて一方のアンジェラですが、未だ不穏な影が彼女に纏わりついているようです。
その言動も、徐々に過激になってきた印象を受けます。
切り刻まれた着ぐるみ
まずアンジェラが自宅のエレベーターを降りると、無残に切り刻まれた着ぐるみが捨て置かれていました。
出典:キャロル&チューズデイ/8月8日放送/フジテレビ
この着ぐるみは、キャロチュー1話でアンジェラがCM担当していたドリアンソーダの着ぐるみです。
セキュリティが作動しなかった
アンジェラが芸能人であることを踏まえるならば、彼女の自宅はセキュリティが万全であると考えて間違いありません。
そして侵入者が現れた場合、AIロボットや警察が彼女の身を守るために動くはずなのです。
そのため無残にも犯行が行われたということは、セキュリティが作動しなかったことを意味しています。
今回アンジェラ自身は無事でしたが、次は彼女の身が危ないかもしれません。
Black_Knightのメッセージ
さらに畳み掛けるように送られてきたのが、Black_Knightからのメッセージ。
今まではSNS上でアンジェラの行動を綴っていただけだったのが、今回は本人に直接向けたものです。
出典:キャロル&チューズデイ/8月8日放送/フジテレビ
それもまるでタイミングを計ったような内容です。
となると侵入した犯人は、アンジェラの周囲をしつこく嗅ぎまわるBlack_Knightが怪しいとなります。
アンジェラの動向を細かく把握しているBlack_Knightなら、アンジェラの自宅に侵入する手立てすら持っている可能性があります。
先のセキュリティが作動しなかったことを踏まえても、Black_Knightはアンジェラのすぐ傍まで迫っていると考えるのが妥当です。
Black_Knight=アーロン?
加えて怪しいのが、アンジェラのファンと豪語するアーロン。
彼はBlack_Knightに付きまとわれているのを知りながら、アンジェラに「君のナイトになりたい」と口にしています。
それは親身になっているようにも見えて、アンジェラは弱者だと決めつけた言い回しにも感じられます。
その様子はまるで、Black_Knightそのものになりきっているように見えます。
もちろん他にも疑わしい人物はいるのですが、ここに来てアーロンが頭一つ飛び抜けてきた印象です。
もしBlack_Knight=アーロンだと仮定すると、メッセージと台詞はアンジェラを安心させるための親切心でなのか、無意識に支配しようととしているからなのか…
いずれにせよなんとも不気味で、アンジェラへの執着が垣間見えます。
キャロル&チューズデイ16話の感想
キャロル&チューズデイ、ヒットチャート初登場53位おめでとう!
そしてガスにはようやく、遅い春がやってきた!?
冗談はさておき、ガスとフローラがもう一度お互いに向き合えることができたのは本当によかったです。
むしろ今回のキャロル&チューズデイは、ガスとフローラの引き立て役だったのですがそれがまたイイ!
堂々と歌う姿はいつもとは違って、とても力強く頼もしく見えましたから!
それにしてもアンジェラが心配です、せっかくヒットチャートでは堂々の1位だったのに。
思えば彼女が本当の意味で頼れる相手っていないのかもしれない…
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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