こんにちは。キャロチュー担当のさぷらです。
偶然の出会いを経て、「一緒に音楽をやろう」と誓いを立てたキャロルとチューズデイ。
共同生活は前途多難ですが、2人の仲はますますよくなっているのがよいですね。
そして思い切って歌っちゃおうと無断でステージへ!
これぞ正に若さゆえのなんとやら!
もっともそれが元で家を特定されてしまうのです…皆さま個人情報の取り扱いは慎重に。
ガスとロディの出会いは、2人にいったいなにをもたらすのでしょうか?
それでは「キャロル&チューズデイ」第3話、参りましょう!
ガス・ゴールドマンの華麗なる半生
突然押しかけ、キャロル&チューズデイのマネージャーになると名乗り出た
出典:キャロル&チューズデイ/4月25日放送/フジテレビ
彼はこれまでに、様々な面で音楽業界を支えてきたと豪語します。
フローラ・フェリオ
ロックバンドのドラマーからマネージメント業に転身したガスは、「フローラ・フェリオを見出した」となっています。
その名前にキャロルとチューズデイが驚いている様子から、ミュージシャンとして相当有名な人物であるというのがわかります。
またキャロルの方は、実際にフローラを目にする機会があったようです。
「私、難民キャンプにいた頃さ、慰問で歌手のフローラさんが来たんだよね」
この出会いは音楽の道を志そうと決めたきっかけになっています。
同じ業界ということで、いずれ登場するかもしれませんね。
ジェネレーションギャップ(Generation Gap)
ガスはフローラの他にも音楽に多大な貢献をしたと得意げに語りますが、キャロルとチューズデイの反応はイマイチ。
むしろその話は、私達地球の人間に通ずる話でした。
どこのブルーノ?
まずガスが「ブルーノの火星公演に関与」していたという話。
彼のいうブルーノとは、おそらく今世界中で人気を博している「ブルーノ・マーズ」ではないかと見ています。
実は以前ドコモの配信サービス「dTV」や、大手自動車メーカーの「ホンダ」のCMなどで、ブルーノの楽曲が使用されていました。
また音楽はもちろんのこと、モデルやダンスにと幅広く活躍しています。
ピコらせた?
次に「ジャスティンと太郎をピコらせた」。
これは言うまでもなく、ミュージシャンである「ピコ太郎」と「ジャスティン・ビーバー」のことですね。
ピコ太郎の「PPAP」という音楽動画に、ジャスティン・ビーバーがツイートしたことで世界中に旋風が巻き起こります。
その後も我先にと「PPAP」にちなんだ動画が絶えませんでした。
…もしかしてガスはその内の1人として水面下で動いたということでしょうか。
エプス…誰?
ガスの語りは止まりません、ついには「ブライアン・エプスタイン」の名前まで飛び出しました。
このブライアン・エプスタインは、かの有名なロックバンド「ビートルズ」のマネージャーを務めた人物です。
自身の有能さを表す例えで出した名前だったのでしょう…全く通じていませんが。
未来はすぐそこまで?
さて、ガスのこれまでを振り返ってみると、キャロチューの世界は私達の現代から割とすぐの未来なのかもしれません。
まずキャロチュー1話の時点では、チューズデイの日記によると「火星暦49年4月11日」となっています。
ちなみにですがガスの年齢は現在54歳、そして彼の半生には、私達の現代が密接に絡んでいます。
それこそ今のキャロルとチューズデイのように、私達のいる現代では若者のガスが音楽に奮闘している最中なのでしょうか。
地球文化の名残り
火星という近未来の世界が舞台のキャロチューですが、地球文化らしきものはそこかしこに散見しています。
2人のスイーツ
ガス達との出会いに刺激を受けたのか、2人は再び新曲作りに取り組みます。
その過程は赴くままにリズムを取り、街でショッピングやお茶を楽しむといったスタイルです。
出典:キャロル&チューズデイ/4月25日放送/フジテレビ
その中で2人が注文したスイーツですが、どうやら三角のものはチーズケーキのようですね。
もう一つの四角いものは、おそらくコーヒーケーキ(クラムケーキ)であると思われます。
どちらもアメリカで定番のスイーツとして有名です。
アルバシティの街並みは、現代のアメリカ・ニューヨークの雰囲気が色濃い印象があるので、その名残りということでしょうか。
火星焼き?
チューズデイがベンチで食べていたものが、おそらくキャロルが好きの一つに挙げていた「火星焼き」だと見ています。
キャロル「じゃあ、私から…まずは火星焼き!」
チューズデイ「なにそれ?」
キャロル「アルバシティの名物。火星人みたいなタコ焼いたやつ」
火星と名前が付くのだから火星発祥なのではと思うでしょうが、実は私達の現代で非常によく似たものがあるのです。
それが「タコの姿焼き」、兵庫県の淡路島で、タコを丸々1匹鉄板でプレスして提供するB級グルメです。
それにしても「火星焼き」がタコであるとすれば、そのタコは何処から仕入れているのでしょうか。
地球からなのか、あるいは特殊な製法で火星で養殖なのか…味や食感なども変化があるのか非常に興味深いです。
裁断された絵
アーティガンの家にも、地球の名残りを感じさせるものがありました。
出典:キャロル&チューズデイ/4月25日放送/フジテレビ
バンクシーの「Girl with Balloon」を彷彿とさせる作品です。
設置したのはなんとバンクシー本人によるものだそうです。
そのとんでもない発想にアーティガンは惹かれて所有しているのかもしれません。
ひとあめ騒動
最後にタイトルに触れていきます。
第3話は「Fire and Rain」。
アメリカのシンガーソングライターである「ジェームス・テイラー」が、1970年に発表した楽曲です。
「雨」という言葉が入っているせいか、雨の中で聴いてみたくなるしっとりとした曲です。
チューズデイの胸中
当時ジェームス・テイラーは精神疾患を患っており、なんでもそれによる療法を「
今回チューズデイはキャロルとの音楽を全否定されてしまったショックから新曲を火にくべてしまい、スプリンクラーによってクールダウンします。
出典:キャロル&チューズデイ/4月25日放送/フジテレビ
その時の彼女の胸中は、「悔しさ」と「悲しさ」で占めていたことでしょう。
「Fire and Rain」の歌詞にも、多くのものを失い、傷付いた思いが込められている点がチューズデイと
キャロル&チューズデイ3話の感想
キャロル&チューズデイ最初の挫折の巻き。
作ることそのものは順調ですが、進むことにはなかなか上手くいかずといった状態です。
ただしチューズデイの突発的な行動によって、アーティガンに多少の爪痕を残すことには成功したのではないでしょうか。
そして本人達は至って元気です、それこそ一気に熱して冷やされた鋼のごとき強さなのかもですね!
きっとこれにめげることなく、この先ももっといい曲が2人の間に生まれるだろうと思います。
…とはいうものの、せっかく周囲も巻き込んで作り上げた新曲、もったいないですね。
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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