こんにちは、さぷらです。キャロチュー23話でもアンジェラの悲劇は続きます。
助けを求めたタオとの連絡も付かず、育ての親であるダリアを失い、ついに自身も倒れてしまい…
マーズ・グラミー賞が行われたキャロチュー22話は、本来ならクリスマスということもあってお祝いムードのはずでした。
実際にクリスタルと共演したキャロル&チューズデイの歌は素晴らしかったの一言に尽きます。
それだけに、アンジェラの姿はとても悲しかった…
でもまだ、かすかな希望があるとキャロチュー23話を観て感じた次第です。
それでは参りましょう!
ケイティ再登場
マーズ・グラミーで倒れたアンジェラに付き添ったのは、以前彼女のマネージャーをしていたケイティでした。
チューズデイに起きた傷害事件以降、直接の接触はしていなかったようです。
ケイティの面会は特例
にもかかわらず、ケイティはアンジェラが面会謝絶の中で対面を果たしていました。
出典:キャロル&チューズデイ/9月26日放送/フジテレビ
理由は考えるまでもなく、アンジェラに付き添える人物が誰一人いないからだと思われます。
保護者であるダリアも、プロデュースしていたタオもいない今、その次にアンジェラに一番接していたのは元マネージャーのケイティです。
病院側としてもつきっきりでアンジェラの側にいられるわけではないため、やむを得なかったのでしょう。
ただしどのマネージャーもアンジェラのわがままに振り回されて辞めさせられた可能性があり、面倒になるとして避けたのかもしれません。
タオの目的
さて、インターギャラクティック本社へサイバー攻撃を仕掛けていたタオはAIに指示を送ります。
AI「インターギャラクティック本社から入手したデータを、全てアップロード完了しました」
タオ「わかった、全てのAIをシャットダウンしてくれ」
その後、タオは隠れ家にしていた仮のラボを後にします。
入手したデータのアップロード先は?
ではタオは、入手したデータを何処へアップロードしたのでしょう?
報復としてシュバルツへ大きなダメージを与える効果的な方法として考えるならば、やはりマスコミへの
もしかするとその中には、支援しているヴァレリー陣営の情報もあるのかもしれません。
調査しているカイルとスペンサーの援護射撃になるかも?
AIをシャットダウンした理由
また全てのAIを
出典:キャロル&チューズデイ/9月26日放送/フジテレビ
証拠隠滅としてタオのラボ内にあるAIのことなのか、報復としてインターギャラクティック本社内のAIのことなのか…
まさかのまさかで、ネットワークに繋がっている火星全てのAI、という可能性も考えられます。
その場合AIとの共存が当たり前になっている火星は大混乱に陥るでしょう。
戻らないとしたタオの意図が関係?
さらにタオは、AIからの「いつか戻ってくるか?」との問いに、タオは「いや」と答えています。
まるで今生の別れのようなやりとりです。
理由は不正アクセス等の証拠隠滅、もしくは長年追究してきた感情に関する研究終了などでしょうか。
いずれにせよ、もうAIとの関わりは必要ないと関係を断ってしまったように見受けられます。
奇跡までの短い時間と長い時間
さて今回のキャロチュー23話により、『奇跡の7分間』とされるものは火星中のアーティスト達と一緒に一つの歌を歌うことのようです。
確かに言論や表現の統制がなされている中で実現されれば、それは奇跡といえる出来事です。
曲完成は一週間もない!
今回のその奇跡となる一曲は、キャロル&チューズデイにとって最大の試練と言えるでしょう。
出典:キャロル&チューズデイ/9月26日放送/フジテレビ
全てのアーティスト達を納得させられる歌をというもそうですが、なにより時間がありません。
なにしろマーズ・グラミー賞が行われた日は、キャロルの誕生日である12月25日。
そしてアーティスト達の都合や、箱となる「火星移民メモリアルホール」を押えられる日はニューイヤーの1月1日…
そう、一週間もありません短すぎ。
またクリスタルとの共演同様、トビーやアーティガン達プロの目線にも日数をかけるとなると、なかなかハードな状況です。
奇跡への歌は7分に及ぶ?
ところで奇跡は7分間とされていますが、キャロルとチューズデイの作った歌の長さが7分なのかと考えますよね。
ということで2人の楽曲も収録された、「VOCAL COLLECTION Vol.1」を参考に検証します。
なんとほとんどの曲が3分台までで収まっており、一番長い「Lost My Way」でも5:20までとなっています。
つまり彼女達の作る楽曲の平均時間がだいたい3分程だとすると、その倍以上もある7分はいささか長すぎるように思えます。
歌えることの奇跡?
それでは前述した内容とは別の観点から、『奇跡の7分間』を考えてみます。
そのヒントは以前チューズデイが語っていた、「歌えること」にあるのではと見ています。
実際にこれまでのキャロチューには、「歌えること」による伏線は散りばめられています。
拘束されたスキップ達
拘束され牢に入れられてしまったスキップ達ですが、歌える環境が整ってしまえば可能です。
それは同じ状況下に立たされたエゼキエルことアメルが証明しています。
むしろ当時の警察官達は、ノリノリで協力していたので今回も同様ではないでしょうか。
目を覚ましたデズモンド
デズモンドは自身の音楽生命をかけて眠りに就きましたが、今回AI執事の呼びかけに目を覚ました。
出典:キャロル&チューズデイ/9月26日放送/フジテレビ
それは彼の音楽への情熱が、未だ健在だからでしょう。
レジェンドといわれた彼の本領発揮が見られるかもです。
挫折したフローラやアンジェラ
逆に挫折を味わって歌わなくなった人物として、フローラやアンジェラが挙げられます。
しかしフローラは自身の曲をカバーしたキャロル&チューズデイの歌を口ずさんで笑っていました。
アンジェラは未だ燃え尽きた状態ですが、訪れたタオとのやりとり如何では可能性はゼロではありません。
なによりもアンジェラ自身が子供の頃から好きだった歌をそう簡単に捨てるとは思えません。
その他
それと忘れがちですが、なにも音楽はアーティストだけのものではありません。
その音楽を聴いた人達にだって権利はあります。
同じように歌ったり、演奏したり、踊ったり、他の人に広げたり…いろいろなことができます。
もしかすると楽曲としては長い7分間の内の一部は、その人達が起こす行動も含まれているのかもしれません。
キャロル&チューズデイ23話の感想
さて、いよいよ次回が最終回となる「キャロル&チューズデイ」24話。
物語がまだもう少し続くのは嬉しいことですね!
2人の生み出す奇跡はもちろん、アンジェラのことだって気がかりです…
タオと再会した様子から見るに、きっと彼女も奇跡を起こしてくれると信じています!
今回披露された「Mother」は、果たしてどんな歌になるんでしょうか?
出来ればチューズデイの母であるヴァレリーにも是非聴いてほしいですよね…
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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