こんにちは、さぷらです。
先週ラスピリ10話でまたしてもタイトル回収に見舞われたお話でしたが、3話の「その日暮らし」を凌駕するホラーになるとは驚きです…
そして「はぴえれ」のキャラクター達は登場するだけにとどまらず喋ってもくれましたね!
実際のアニメ化がこれから本当に楽しみです!
さて「ラストピリオド」は名残惜しくも残り2話!
ハル達は、ワイズマンやみんなはこれからどうなってしまうのか!?
それではラストピリオド第11話! 参りましょう!
エーリカはWパネルラを知っていた!
ワイズマンが帰ってこないことを機に、クロパネルラは正体がバレるのを覚悟で単身ハル達のところへやってきました。
もっとも、その前にエーリカは「クロパネルラ=カンパネルラ」であることを承知していました。
出典:ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-/06月21日放送/TOKYO MX
それは9話で、クロパネルラに変装していた彼女を一発で言い当てていたのですから当然といえば当然です。
第9話
エーリカ「なんだ、お前も来ていたのか。カンパ…」
クロパネルラ「さーて、なんのことです?」
しかし驚きなのは、エーリカは「支部が破綻した原因」と「ワイズマンをハル達にけしかけていた」のがカンパネルラだと見抜いていたことです!
以前「支部のお金が盗まれた」原因はカンパネルラにあるのではないかと考察したことがあります。
さらに「ワイズマンをハル達にけしかけていた」ことについては以下の記事で触れています。
では何故エーリカはこれまでカンパネルラをあえて見過ごしていたのか。
信頼している仲間だから
なによりもエーリカにとってカンパネルラが、心から信頼する仲間の一人であるからでしょう。
彼女は第1話でこんな台詞を言っていました。
エーリカ「ダメだ! それでは仲間を疑うことになる、私は絶対に仲間を信じる!」
当初これは「誰が犯人なのかと粗探しのような真似をしたくない」といった意味合いかと取っていました。
しかしエーリカが最初から承知していたとすると、「カンパネルラを信頼する仲間だ」と心底信じているからこその台詞に思えてきます。
それは後述する内容にも繋がってきます。
カンパネルラの聡明さに賭けた
さらにエーリカは、カンパネルラとの長い付き合いで彼女が非常に聡明であることを知っていた可能性が高いです。
カンパネルラはハル達やワイズマンに温泉誘致のアドバイスを行ったり、自身の容姿がそれなりの価値があることを見越して「ニュートラレルム」で荒稼ぎしたりと、非常に頭が切れる様子がいくつかありました。
だからこそエーリカはたとえ支部が破綻したことで、ピリオドとしての信頼は失われ、仲間は減り、具なしカレーやパンの耳やもやしといった質素な食生活になっても、いずれカンパネルラが裏で行っていることはやがて支部のために役立つと考え、彼女を信じて見過ごしていたのではないでしょうか。
あ、ちなみにちょこも「なんとなく知っている」とは言っていましたね、そういった意味ではちょこもなかなか侮れません…
ルルナのペンダント
さて、以前9話と10話の記事からルルナのペンダントは今後の展開において重要な鍵になるであろうと予測していました。
やはりその核心に触れてきましたね、まさかのカッテ村村長とソニアが。
ソニア「この力を手に入れたことで、私たちの計画は飛躍的に進歩した。イバリ村はおろか、どの村にも負けないほどまでに」
村長「あのペンダントには、人の闇が詰め込まれているのカテ!」
では村長の言う「人の闇」とは、いったいどういう意味なのでしょうか。
「人の闇」= スパイラルの元となる「絶望」か?
まず「人の闇」という言葉から連想できるのは、人としてはあまりよくない感情、つまり「負の感情」と捉えて差し支えないでしょう。
そしてその「人の闇」が込められたルルナのペンダントによって、村長は巨大スパイラルを目覚めさせました。
そもそもどのようにスパイラルが生み出されるのかは、1話のハルと8話のモエギの台詞から見て取れます。
第1話
ハル「絶望より生まれる異形の怪物・スパイラル」
第8話
モエギ「どうやら彼女ができないまま死んだ少年の絶望が、スパイラルになったそうッス」
ということは「人の闇」とはすなわち、スパイラルを生み出す元となる「絶望」という「負の感情」であることがわかります。
コールの禍々しいオーラ
思えばルルナがコールするたび、いつも彼女の屋台からは赤黒いオーラのようなものが出ていました。
出典:ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-/05月10日放送/TOKYO MX
これが先に記した「人の闇」=「絶望」であるとすると、妙に納得してしまう禍々しさです。
実は以前、もしかするとルルナは周囲から疎外されていた過去があるのでは、と以下の記事で考察しています。
それを踏まえた上で、今回11話のルルナの姉(!)であるイオナの台詞に注目です。
イオナ「あの子にも、なんかいい仲間ができたみたいだし。だからお願いハルくん!」
「なんかいい仲間ができたみたい」→ 以前はいい仲間ができなかった?
周囲は「屋台の禍々しいオーラ」や「強力すぎるコール」といった理由から、ルルナに対して少なからず恐怖や嫉妬といった「負の感情」を抱いていたのではないでしょうか。
そしてもう少し踏み込んで考えてみると、その周囲の「負の感情」を知らず知らずのうちにルルナのペンダントは「絶望」として蓄積させていったのかもしれません。
それが今回の巨大スパイラルを目覚めさせるきっかけになったのではないでしょうか。
巨大スパイラル×2に勝利するには
先週の次回予告で登場した巨大スパイラルはハルがイメージしたものというオチでした。
しかしそれ以上の巨大スパイラルが二体も出現してしまいました。
出典:ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-/06月21日放送/TOKYO MX
これまで登場した中で、史上最強のスパイラル×2であることは間違いありません。
ハル達は最初の頃に比べてワイズマンと互角に戦えるだけ強くなっているとはいえ、さすがに彼らだけでは太刀打ちできないでしょう。
ではハル達はこれらにどう立ち向かうのか。
それはやはり、これまでに登場したキャラクター達が駆け付けるという胸熱な王道展開が来るのではと予想します!
これまでハル達、ワイズマンが繋げてきた縁
ここに至るまで、ハル達もワイズマンも少しずつ様々な人(正確には種族でしょうか)と縁を作ってきました。
第1話 モエギ、ジレッド、ノイン、ネロ、赤モンク
第2話 メルディア、青モンク
第3話 梨花やレナを始めとしたひぐらし達
第5話 モノクロベアーズ、オラクル、ザク、☆1の助っ人数十人
第6話 ダイヤ、ルビー、アクアマリン、サファイヤ、その他十輝石
第7話 ミモザ、ユミル、精霊王
第8話
ルゥルゥ、ムル、スライ、アルル(破乃仮面達)、フラウ、イル、アレーティア、アストレア、ムゥ、バルザック、ワルキューレ、バーナー、オルデン、ゼクス、クロエ、セレアス、フィオラ、アフェロラ
さすがに全員とまでは行きませんが、少なくともモエギ、ジレッド、ノイン等はハル達と同じピリオドである以上協力は惜しまないと思います。
またいささか力不足ではありますが、☆1である赤青モンクや5話で登場した☆1の助っ人達が駆け付ける可能性はあります。
詳しくは以下の記事で考察しています。
後は今回「ヒューマレルム」の危機として、王であるフィオラ、姉のアフェロラもでしょうか。
さらに国違いですがわずかな可能性としてガジェルの妹であるミモザや、ハル達と出会ったことで案内人を続けられるようになったユミル、次いで精霊王、ダイヤ達十輝石辺りが妥当でしょうか。
そしてネロ、メルディア、ザクといった☆5達はワイズマンの方に縁があります。
ただし、ルルナは今回ペンダントの力を奪われてしまいました。
出典:ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-/06月21日放送/TOKYO MX
ペンダントの力によって「強力すぎるコール」という現象を引き起こしていた場合、ピンポイントでネロ達を呼び出すのは不可能に近いかと思われます。
ラストピリオド(アニメ)11話の感想
村云々がいろいろと連想してしまう内容だったり、姉妹揃ってソニアがしぶとかったり、ルルナがイオナの妹だったり、今回も30分という短い時間の中で盛りだくさんなお話でした。
しまいには巨大スパイラルが現れた時はもはやなんのアニメだったか忘れてしまうほどの笑撃でした。
そしてちょこが言うには、次週後編に続くようです。
出典:ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-/06月21日放送/TOKYO MX
これまでラスピリは1話完結でしたが、今回初めて前後編の続き物になります…
もっとも、次で最終回ですが。
[PR]
だからこそ、最後は今まで登場したキャラクター達が勢揃いしてほしいなと思います。
終わってしまうのは非常にさみしいですが、それでも来週が待ち遠しいです!
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
コメント