ラストピリオド(アニメ)7話の解説&考察!それぞれのレルム事情

ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語- 千年に一度の案内人・ユミル ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-
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こんにちは、さぷらです。

1クールの春アニメはいよいよ折り返しということで、皆さま新展開や新事実に一喜一憂されている頃かと思われます。

先週のラスピリ6話でも、ついに謎の雇い主の正体がカンパネルラだったという事実にナンダッテ~となられたのではないでしょうか?

そしてワイズマン側でコールされたザクの再登場や、ガジェルが大好きといってやまないサファイヤのいる十輝石の初登場と、キャラ達も盛りだくさんでしたね!

今回登場するのはどんなキャラ達なのでしょうか?

そして新展開や新事実にも期待です! それでは早速ラストピリオド第7話に参りましょう!

今回でガジェルとリーザの故郷、「アニマルレルム」「ブラッドレルム」が出揃いましたので、第8支部のある「ヒューマレルム」を交えての徹底比較をします!

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「アニマルレルム」と「ブラッドレルム」の入国事情

今回はガジェルの故郷、「アニマルレルム」にスパイラル退治としてやって来たハル達。

ですがそれによって、前回のラスピリ6話で訪れたリーザの故郷である「ブラッドレルム」との違いが見えてきました。

アニマルレルム

ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語- 入国審査のハル達

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出典:ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-/05月24日放送/TOKYO MX

冒頭では出身者であるガジェルを除いて、ハル、リーザ、ちょこの三人はパスポートを提示して、「アニマルレルム」への入国審査を行っていました。

その際ハル達の後ろには結構な数の入国審査を待つ人々が並んでおり、また関所には門番も配置していることから、「ヒューマレルム」「アニマルレルム」間では入出国管理がきちんと行われているという様子が窺えます。

ブラッドレルム

対して前回の「ブラッドレルム」への道中では、リーザがこんな説明をしています。

「ここは魔女の森。ここを抜ければブラッドレルムに着くわ」

「ただし、魔女の案内がなければ森の中を永遠にさまよい続けることになるわよ?」

リーザの言葉通り、先を進んでいたワイズマンは近くに住んでいた毒の魔女・ザクが見つけてくれるまで森の中で迷子になっていました。

このことから、もしかすると「ブラッドレルム」の方では入国審査のような施設が存在せず、上記の方法で入出国する人を判断しているのかもしれません。

何故ならリーザやザクのような魔女の案内、つまり魔女に認められた者だけが、「ブラッドレルム」に辿り着くことが出来るからです。

「ブラッドレルム」ならではのやり方で、「アニマルレルム」と同様に入出国管理はきちんとするという姿勢が見て取れます。

就労ビザの存在

ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語- ハルを口止めするリーザ

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出典:ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-/05月24日放送/TOKYO MX

そして「アニマルレルム」への入国審査の際、リーザは本当の理由であるスパイラル退治を伏せて「サイトシーイング【sightseeing】」、つまり観光に来たのだと入国審査官らしき強面の獣人に説明しています。

これは審査を終えた後のリーザが、スパイラル退治だと正直に話してしまうと「ワーキングビザ【working visa】」、通称「就労ビザ」が必要になるからだと説明しています。

では何故リーザが嘘を吐いてまでそれを避けたのかというと、それはやはり、以下の二つの問題を避けるためだろうと推測します。

手続きによる手間

「就労ビザ」とは、端的にいえばよそからやって来た外国人が、その国に入国して働いても大丈夫だという証明書のことを指します。

これはハル達が「アニマルレルム」側から見れば、「ヒューマレルム」「ブラッドレルム」からやってきた外国人であり、またスパイラル退治は仕事の一環に当たるためです。

一例としてですが、私達の住む日本で外国人が「就労ビザ」を申請する場合、パスポートや証明写真だけでなく、申請する書類とその他諸々の必要書類と、とにかく書類書類の嵐です。

そしてこれらの手続きは、その国に駐在している各国の大使館領事館で行われます。

もしハルが正直にスパイラル退治だと説明していた場合、そのまま大使館や領事館といった施設に直行していた可能性があります。

発給までの時間的拘束

また仮に申請が出来た後も、すぐに発給されるわけではないため時間がかかります。

最短で数日、再審査となった場合は1ヶ月以上かかることもあります。

もっとも今回は「アニマルレルム」に長期滞在するならばともかく、スパイラル退治というせいぜい数日間で済むであろう滞在にそこまでする必要はないとリーザは判断したのでしょう。

リーザが「就労ビザ」の説明をしたことから、「ブラッドレルム」出身の彼女は「ヒューマレルム」では外国人に当たるので、おそらく「ヒューマレルム」での「就労ビザ」を取得している可能性があります。

取得する上での手続きの苦労を知っているからこそ、ハルを止めるような行動を取ったのかもしれません。

また「ブラッドレルム」でも先の入国事情で説明したように、魔女の森によって入国の制限をしている様子から、「就労ビザ」についても独自の方法で整備している可能性があります。

参考元:外務省 ビザ・日本滞在

アニマルレルムとブラッドレルムの共通点

一見対照的な二つの国ですが、いくつか共通している点もあります。

芸能や観光等の娯楽に力を入れている

「ブラッドレルム」では不思議なテーマパークを新しく建設したり、十輝石というトップモデル達を輩出しています。

その結果多くの人が観光に来るようになり、ガジェルのような国外のファンを獲得することに成功しています。

同様に「アニマルレルム」でも大人気の案内人であるユミルだけではなく、110名の美少女案内人計画が持ち上がっていました。

大人気であるユミルを休ませるための市長の計らいであったことと、いずれ多くの案内人を輩出することを目的にしていたことから、こちらも負けず劣らず観光に力を入れている様子が窺えます。

雑魚スパイラル程度なら朝飯前

ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語- ミモザ会心の一撃

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出典:ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-/05月24日放送/TOKYO MX

また彼らは、魔法や体術といった自分達の力でスパイラル退治を行うことが出来ます。

「ブラッドレルム」のテーマパークで十輝石は、パフォーマンスをしていた最中に突然現れたスパイラルをあっという間に倒しています。

その際魔女協会総師のダイヤが得意げに言い放った台詞がこちらです。

「ここを何処だと思っているのじゃ、魔女の国じゃぞ!」

そしてガジェルの妹であるミモザも、ハル達に依頼の事情を説明する際にこんな台詞を言っています。

「アニマルレルムの獣人なら、雑魚スパイラルくらい誰でも倒せます。ましてや他のレルムの方に頼むなんて」

このような自信満々といった台詞から、もしかするとこの二つの国ではピリオドといった職業、または第8支部のような施設等は「ヒューマレルム」に比べると少ない、または存在しない可能性があります。

そういった事情から、ガジェルやリーザは自国ではなく、わざわざ「ヒューマレルム」に滞在してピリオドをしているのかもしれません。

ラストピリオド(アニメ)7話の感想

ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語- 千年に一度の案内人・ユミル

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出典:ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-/05月24日放送/TOKYO MX

さて今回のタイトルは、「あにまるトモダチ」

一世を風靡した「けものフレンズ」を連想した方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、それを彷彿とさせるようないろんな意味でほっこりとしたお話でしたね!

そしての前回ラスピリ6話のザクに続いて、今回は1話で登場していたネロの再登場!

それだけでなく「アニマルレルム」を統治する精霊王やバウム、そしてお話の中心となったユミルやミモザ等、今回もたくさんのキャラ達が登場しました!

次回のラスピリ8話は「水着貝」、2話の「温泉改」のようなテコ入れ的なお話でしょうか?

それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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