千銃士(アニメ)12話 最終回の考察!ミルラと絶対高貴は対極する力?

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(C)アニメ『千銃士』製作委員会
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こんにちは、さぷらです。

まず先週の千銃士せんじゅうし」第11話にて声を大にしていいたいのは、

シャルル・ヴィル「絶対高貴ぜったいこうき」おめでとう! そしてレジスタンス戦勝おめでとう!

…だったのですが、ここに来てブラウン・ベスの新たな事実!

ナポレオン達はもちろんですが、きっとマスターもこの悲劇は辛かったはずです。

だから自身の体調をそっちのけで貴銃士きじゅうしを呼び覚ましていたのかもしれませんね…

そんな喜びも束の間、また新たなピンチです! 容赦ない!

それでは、「千銃士」第12話 最終回! 参りましょう!

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「ミルラ」と「絶対高貴」

辛くも世界帝軍せかいていぐん現代銃げんだいじゅう総出の強襲を退けたレジスタンス。

しかし前回アインスが最期に残した発信機によって、レジスタンスは「ミルラ投下」という最大のピンチに陥ります。

そして貴銃士達全員の「絶対高貴」によって、その脅威を退けることに成功します。

では「兵器」古銃こじゅうという、明らかな力の開きがあったにもかかわらず、何故そのような奇跡を起こすことができたのでしょうか。

ミルラ撃退の奇跡

そこでまずは貴銃士達が、「ミルラ」発見から撃退するまでを改めて確認します。

「ミルラ」を目視で確認できたということは、アジトまでの距離は非常に近く、もはや着弾は目前に迫っている様子でした。

そんな中貴銃士達は、「絶対高貴」の合わせ技である心銃しんじゅうを、ブラウン・ベスの声に合わせて一斉射撃しています。

「心銃」は寸分の狂いもなく、真っ直ぐ「ミルラ」に被弾し空中で爆発を起こした後、光の粒となってアジト全体に降り注ぎました。

千銃士 ホール ブラウン・ベス アレクサンドル カール 貴銃士 レジスタンス

(C)アニメ『千銃士』製作委員会


出典:千銃士/09月25日放送/TOKYO MX

迎え撃ったレジスタンス達は、奇跡的に助かったことを誰もが喜んでおり、その様子は至っていつも通りの彼らでした。

3年前と今回の「ミルラ」

つまり今回の「ミルラ」では、3年前の「大粛清だいしゅくせいの時とは違って、なんの影響も受けていないことになります。

「大粛清」がどのような状況だったかについては、原作ゲームの「プロローグ」でも触れられています。

https://noble.game.line.me/story/prolog.html

確かに全員が欠けることなく助かったのは非常に喜ばしいことです。

しかし意地悪な見方をするならば、空中で爆発した「ミルラ」の残骸がアジト周辺に飛び散る可能性だって有り得たわけです。

対極する二つの力?

そのような二次被害が起こることもなく、「ミルラ」は光の粒となっただけでした。

アジトを守り切ったことに喜ぶ中、ハプスブルク達はこんな会話をしています。

マルガリータ「超凄かったね! 赤いオーロラ白い光が飲み込んだみたいだったじゃん!」

カール「もしかすると、僕達貴銃士の、絶対高貴の輝きは…」

レオポルト「正に希望の光、なのかもしれないね」

赤いオーロラは「ミルラ」、白い光は「絶対高貴の輝き」を指しています。

そして「絶対高貴の輝き=希望の光」とするならば、「ミルラ」の赤いオーロラとはそれとは真逆の、「絶望の光」なのではないでしょうか。

だからこそ「希望」「絶望」という、対極する二つの力を衝突させたことで相殺そうさいされ、結果その残骸に当たる光の粒となって霧散した…とか。

マフムトの、「私の祈りが通じた」という発言をアリ・パシャは全否定していましたが、その例えはあながち間違いではないのかもしれません。

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マスターをも救った貴銃士達

さて、「ミルラ」撃退の他にもう一つ喜ばしいことは、最後の最後で貴銃士達の前に姿を現したマスターについてです。

ずっと床に伏せていたマスターでしたが、自身の力で歩けるほどにまで回復しているようです。

左手の薔薇の傷

何故急に回復したのかについてですが、それはマスターの「薔薇の(形をした)傷」が関係しています。

今回一瞬だけ映ったマスターの左手に注目です。

千銃士 マスター 薔薇の傷 レジスタンス

(C)アニメ『千銃士』製作委員会


出典:千銃士/09月25日放送/TOKYO MX

これ以外で「薔薇の傷」を映した場面は、

・1話…ラップの解説、ブラウン・ベスが「絶対高貴」に目覚める直前

・11話…ナポレオンを呼び覚ました時、アインスとの対決

・12話…シャルル・ヴィルが「ぶちかませ!」とマスターの伝言を伝えた時

等が挙げられます。

そしてそれらの場面と比べると、明らかに薔薇の部分は小さくなり、手首にかけての傷がなくなっているのです。

「呼び覚まし」と「絶対高貴」

これは「薔薇の傷」が、マスターの体調を示すバロメーターの役目を担っているからです。

貴銃士を呼び覚ます力によって「薔薇の傷」は広がり、同時にマスターの身体に負荷を掛けてしまいます。

対して貴銃士が「絶対高貴」を行う「薔薇の傷」は癒されマスターの体調も回復に向かいます。

これまでは人員や状況等の都合により、数名の「絶対高貴」や「心銃」に留まっていました。

今回は総勢33名が、同時に「絶対高貴」を発揮しました。

それによりマスターは大きな回復に至り、貴銃士達の前に姿を現したと見ています。

今後のレジスタンス

今回のことでレジスタンスのアジトは世界帝軍に知られてしまったため、おそらく彼らはアジトの放棄を選択せざるを得ないでしょう。

少なくとも世界帝と現代銃の狙いがマスターである以上は、マスターと貴銃士はこのまま留まるわけにはいきません。

彼らは何処へ行くのか?

幸いにも戦力のかなめであるマスターは自力で歩けるほどに回復しているため、移動すること自体はそれほど難しいことではないと見ています。

またレジスタンスの拠点は他にもあるため、しばらくはそこに滞在・活動するかと思われます。

あるいは今回のような最悪の事態を想定していて、既に別の新しいアジトを用意しているという線も考えられます。

千銃士(アニメ)12話 最終回の感想

一難去ってまた一難、「強襲がダメならミルラだ」と世界帝軍は最後まで手を緩めませんでした。

それでも諦めなかった貴銃士、レジスタンス、そして「ぶちかませ!」と激励したマスターに拍手です!

正直世界帝軍とはなにもかもが差があり過ぎて、レジスタンスは一体どうなるのかと毎週ハラハラとした気持ちで観ていました…

それを彼らなりの力、彼らなりのやり方、そして周囲との協力によって成し遂げていく姿は本当にカッコよかったです!

今後も彼ら一人一人が「気高さ」を貫いていけるよう、願っています!

それではアニメ「千銃士」、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

関係者のみなさま、全12話お疲れ様です、そしてありがとうございました!

記事担当・さぷらとして、読んでいただきました皆さまにも、心からの感謝を申し上げます!

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