2020年アニメひぐらしのなく頃に業7話 綿騙し編 其の参、今宵もいざ開幕ッ!!
そろそろ、あなたがいま見ているのは、「魅音」なのか「詩音」なのか、どちらがどちらだか答えは見えてきましたでしょうか。
ジャム君は、これまでのひぐらし業の考察も含めて、おぼろげながら見えてきた気がしますが、本当にあっているのか、まだまだ自信が持てませんね(笑)
btw
ところで、先週発売になっている、ひぐらしのなく頃に業EDテーマ曲「神様のシンドローム」は、すでに購入されましたか?
OPテーマ曲に続いてこちらも興味深い歌詞になっているので、それも踏まえつつ、ひぐらしのなく頃に業7話の考察にいってみましょうか。
EDテーマ曲の歌詞もひぐらし業に関係は大あり?
ひぐらしのなく頃に業のEDテーマ曲として使われている「神様のシンドローム」ですが、正直EDを見ていてもなんて言っているのか分かりづらいポイントもありました。
ただ、その言葉も含めて、EDテーマ曲もひぐらしのなく頃に業本編に関係が大ありな歌詞になっている可能性を秘めています。
神様の“シンドローム”
そもそも、曲のタイトルにも入っていますし、歌詞にも出てくる「シンドローム」って、どういう意味かご存知ですか。
シンドローム
〚症候群〛 〘医学〙 a syndrome / sɪ́ndroʊm / .
引用:ウィズダム英和辞典 第3版
ということは、雛見沢症候群は『Hinamizawa syndrome』とも言えるわけですね。
ですが、実際の病気(疾患)だと、別の単語を使うこともあります。
たとえば、パーキンソン病(パーキンソン症候群)だと『Parkinson’s disease』と呼ばれます。
使い分けというのは、ややこしいですし置いておいて、「シンドローム」とわざわざ使っているあたりに意味深なものを感じませんか。
「神様のシンドローム」を直訳すると「神様の症候群」です。
これではまったく意味がわかりませんが、「神様=羽入(and/or フェザリーヌ)」だとすると、神である羽入が何らかの異常をきたして、ひぐらしのなく頃に業の世界を作り出しているとも考えられるでしょう。
かけがえのない あの日の言葉
ジャム君が、EDを見ていて聞き取りづらかったのが、「かけがえのない あの日の言葉が」の次の言葉。
神様のシンドロームでは、次のように歌われています。
かけがえのない あの日の言葉が
サイレント
引用:神様のシンドローム
「離さないで」とか言っているのかと思っていました。全然違った/(^o^)\
「かけがえのない あの日の言葉」だというのに「サイレント」というのは、ひぐらしのなく頃に業では、昭和58年6月を脱するために必要な「かけがえのない言葉」が失われてしまい、聞くことができない世界(カケラ)というのを表しているのではないでしょうか。
だからこそ、失敗が目に見えているようなひぐらしのなく頃に業7話では、梨花ちゃんは幻滅したように、圭一のたとえ話を聞いたとき、「この世界は終わった」と直感してしまったのでしょう。
脱出できる世界では、圭一は雛見沢で悪事には手を染めず、物事をいい方向へ運ぶ起爆剤として役立ってもらわねば困ります。
圭一は口先の魔術師なんですから、ホイホイついていって、いつの間にか禁忌を犯すようなまねは、しちゃ駄目ですね。
不都合や疑心
ここからは、現状のひぐらしのなく頃に業のEDを見ているだけではわからない、2番以降の歌詞。
2番には、こんな歌詞も含まれており、ひぐらしのなく頃にシリーズにたびたび登場するようなワードが目を引きます。
不都合や疑心さえ
正しい道へ誘えば
嘘じゃないよ キミの為
答えはもう 知ってるんだ――
引用:神様のシンドローム
この中でも「疑心」というワードは、雛見沢症候群を語る上で、なくてはならない存在でしょう。
それに、北条鉄平が帰ってきたり、間宮リナの美人局被害に遭ったり、悟史を鬼隠ししたと勘違いされたり、さまざまな不都合が生じて、これまでの世界(カケラ)はダメな方向に向かってしまうこともありました。
ですが、答えを知っている梨花というのが本当なのであれば、助言によって圭一が魅音に人形を渡せたように「正しい道」へ誘うことも可能であり、それは梨花のためでもありますが、誘われたキャラたちのためにもなります。
問題となるのは、「梨花が正しいと思っている記憶が本物で、それが通用する世界なのか」といったところが、ひぐらしのなく頃に業のポイントになってくるでしょう。
黒梨花堂々登場で綿騙し編は終わるのか
いやー、黒い梨花ちゃんが堂々と圭一の前に現れましたね。
いつかは出てくるだろうと思っていましたが、まさかこんな堂々と、しかも圭一の前にこのタイミングで現れるとは。
本当に、梨花ちゃんの言うとおり、この世界(カケラ)はもう終わりなのでしょうかね。
復活への道はない
梨花ちゃんの言うとおり、この綿騙し編の世界(カケラ)には、復活への道はないでしょう。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/11月12日放送/TOKYO MX
あんたがなにを心配してもしなくても、もうすべて終わっているわ。
今年の祟りも、この世界も、あんたも私も全部ね。
梨花ちゃんの言っていたとおり、圭一が何を心配してもしなくても、今年の祟りは起こるでしょうし、祟りが起こればこの世界も終わり、綿流し編と同じような流れで進むならば、詩音に梨花も圭一も殺されて終わります。
まさに、もう何をやってもムダ、圭一なんかが猫をたとえに心配したところで意味はない、そのことは覚えているということなのでしょう。
ほかのことも正確に覚えているとは限りませんが。
また、一見覚えているかのように見せかけて、フェザリーヌが悪巧みをしておりフレデリカ・ベルンカステルとも関係があるのであれば、一部記憶の改ざんが行われ、梨花は笑えないドツボにハマる展開が待っているかもしれませんね。
そんなことにならないためにも、綿騙し編を捨てゲーにするのであれば、自分の記憶がどこまで正しいのか、今までの世界と何が違っているのか、じっくり観察して真実を見極めてほしいですね。
綿流しの晩の出来事でなかったら?
黒い梨花ちゃんは、圭一に対して気になるひと言も付け加えていました。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/11月12日放送/TOKYO MX
「綿流しの日に入っちゃうなんて」なんて言い方をされると、まるでその他の日ならば、オヤシロさまの祟りのせいにもされなかったし無事だったのに、という風にも聞こえてしまいます。
実際、これまで梨花が体験していた世界では、祟りは人の手で起こされてきましたので、別の日に忍び込んでいれば「オヤシロさまの祟りだ」と詩音に吹き込まれることもなかったでしょうし、生還できる可能性は高まりそうです。
梨花ちゃんは、古手家当主でありながら、祭具殿に入り込まれても、特段怒ったりはしていませんでしたからね。
ひぐらしのなく頃に業7話を見ている限り、圭一たちが祭具殿に忍び込んでいたのは、綿流しの晩ですが、そう見せかけているだけで前夜祭の予行演習が行われているだけで綿流しの前日だった、なーんて展開があったりして。
やさぐれている黒い梨花を羽入はどう見ているのか
ひぐらしのなく頃に業でも出てしまった、このやさぐれている黒梨花ですが、羽入はいまどこで圭一とのやり取りを見ているのでしょうね。
OPに出ていたように、古手神社のような場所にとどまっているのでしょうか。
それとも、梨花の後ろをくっついて回っているのかな?
出典:ひぐらしのなく頃に 業/11月12日放送/TOKYO MX
圭一が、4匹の猫の話をし始めるときには、これまでどおり絵のタッチも柔らかく、かわいい梨花ちゃんがいたというのに、黒梨花に急变化したら、それだけで雛見沢症候群 L5で発症しそう。
沙都子たちが近づいてきたときには、ひとまずもとに戻りましたが、圭一には本性を見せたところをみると、羽入も梨花の豹変を引き止めはしていないのでしょうね。
本性を表している梨花の場合、羽入の意見なんて聞き入れそうもありませんが、また変な世界に閉じ込められている以上、羽入の言葉も重要視するはずです。
綿騙し編はやはりバッドエンド直行?
ひぐらしのなく頃に業の綿騙し編は、バッドエンド直行な雰囲気を醸し出していますが、そうとは限りません。
公由村長も行方不明になっており、雲行きは不安ですが、鷹野と富竹がどうなったのか、まだはっきりしていませんからね。
デレ三四さん?
綿流しを撮影していなかった富竹が残念そうにしていると、鷹野さんは、自ら被写体候補になり、富竹に迫ってるじゃないですか。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/11月12日放送/TOKYO MX
完全に、デレ鷹野三四状態。
ひぐらしのなく頃に礼に出てきた、鷹野さんと富竹さんのやり取りみたい。
レナと、富竹さんを取り合う鷹野さんみたいな。
看護師姿は、何度お願いしても撮らせてくれないんだったよね……
でも、このデレ具合の鷹野さんなら、お願いしたら撮らせてくれそう(爆)
鷹野と富竹は軽トラで逃走
あくまでも(見た目)詩音談ですので、どこまで信用できるかはわかりませんが、鷹野と富竹は、わざわざ人目につくよう軽トラを盗んで逃走しており、そのまま行方がわからなくなっています。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/11月12日放送/TOKYO MX
自分の車や自転車で逃げ出さずに、わざわざ人目につくよう逃げ出したということは、「なにかから逃げようとしていた」「その後に行方不明になった、鬼隠しだ」なんて話を作り出したくてたまらないだけな気がしてきます。
このとき、なにかに追われて、やむを得ず軽トラを拝借したのかもしれませんが、鬼隠しされたと決まったわけではありません。
本性を表した梨花が言っていたように、富竹の死体が出てこないことが、異常事態です。
もし、オヤシロさまの祟りで鷹野と富竹が鬼隠しされたのであれば、オヤシロさまの祟りで圭一と詩音が死ななければなりません。
ひぐらし業7話では、詩音と圭一の電話のやり取りで、圭一だけが熱くなって責め立ててしまっていました。
が、詩音側の反応はそこまで見れなかったので、すでに入れ替わりが終わっているのか、実はヤクザ屋さんを使いつつ鷹野と富竹を匿う立場になっているのか、最後の最後まで注目しておくべきポイントになるでしょう。
ひぐらしのなく頃に業7話の感想
ひぐらしのなく頃に業も7話まで来てしまい、綿騙し編も残すところあと1話です。
姉妹の入れ替わりや、綿騙し編のカケラがどう終わってしまうのか、次の世界にはどう活かせるのか、注目しておくべきポイントは多そう。
やさぐれ黒梨花も、羽入以外の圭一に見せているところからすると、もう梨花ちゃんはこの綿騙し編の世界には、諦めているのでしょう。
記憶を引き継げるのは、ひぐらし業だと羽入と梨花(あとはさらに上位世界の神々)ですから、圭一にやさぐれている姿を見せても、綿騙し編の世界を捨てるならば、もうどうでもいいことですからね。
梨花ちゃんの演舞を見て、祭具殿なんかに忍び込まなければ、少なくとも圭一は無事に過ごせましたし、世界の様子も変わったでしょうに。
ですが、こうなる世界も十分に予想しながら、南京錠をより強固なものに付け替えるといった対策を講じなかったところを見ると、最初からバッドエンド覚悟で臨んでいる気もします。
富竹に簡単に開けられちゃう鍵だって、もともと梨花ちゃんが管理のために望んで、重くて頑丈なものから交換したんですから。
実際、綿騙し編ラストがどうなるのかはお楽しみということで、次週を待ちましょうかね。それでは、また!
今回、私の悪口多くないかしら。
祟るわよ?
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