ひぐらしのなく頃に業8話の考察&感想!圭一の前にいたのは誰か【綿騙し編4話】

ひぐらしのなく頃に 業 園崎魅音に見せかけた園崎詩音 前原圭一が土下座をしている ひぐらしのなく頃に 業
©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会
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2020年秋アニメの中でも一二を争う面白さ、ひぐらしのく頃に業8話 綿し編 其の四の開幕ッ!!

先週は、やさぐれている黒い梨花ちゃんが圭一に話しかける展開で驚かせてくれましたが、ジャム君個人的には、やさぐれ梨花ちゃん好きです。

あんな梨花ちゃんの、猫かぶりへの豹変っぷりを見せられたら、圭一が雛見沢症候群 L5発症者になってもおかしくなさそうなのですが、綿騙し編はどう視聴者を騙してくるのか、というのが楽しみだった点。

魅音と詩音が、遺体となって発見されることとなった綿騙し編の結末でしたが、綿流し編のように狂った素振りはあまり見せませんでしたね。

ですが、やはり魅音と詩音は、双子の入れ替えトリックを使っていたような雰囲気を受けましたので、綿騙し編の締めには、圭一の前にいたのは誰かを主題に、ひぐらし業の考察を進めていきましょうか。

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圭一の正面だぁれ?

振り向いた その後ろの(正面だぁれ?)

なんて初代「ひぐらしのなく頃に」の曲の歌詞ではありませんが、圭一の前に現れていたのは、結局「魅音」と「詩音」どちらだったのでしょうか。

大石からの警察発表という形では、綿騙し編では魅音も詩音も遺体となってしまったので、解決編をやってもらえないと真相は闇の中かもしれませんが、できる限りの謎を解き明かしてみましょう。

自信がなくても、考察や意見があれば、コメント欄へどうぞなのですよ。

圭一の前にいたのは詩音説

ジャム君としては、圭一の前にいたのは詩音の線のほうが高い気がします。

まず注目しておきたいのは、電話で圭一を呼び出し、祭具殿に入ってしまったことを告白されたときのシーン。

古手神社の祭具殿を暴いてしまったこと
\もう知ってる人は知ってるよ/

ひぐらしのなく頃に 業 園崎魅音に見せかけた園崎詩音 前原圭一が土下座をしている

©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会


出典:ひぐらしのなく頃に 業/11月19日放送/TOKYO MX

古手神社の祭具殿を暴いてしまったこと、もう知ってる人は知ってるよ。

という見た目魅音のセリフですが、魅音は園崎家の人間ですし、ヤクザ屋さんの親玉を親に持っているのですから、その筋から情報を仕入れることは可能かもしれません。

また、御三家ですので、村人の密告で、より早く情報が伝わる可能性も残っています。

ですが、圭一の目の前にいるのが魅音に変装した詩音であるならば、祭具殿に入ってしまったことなど知っていて当然でしょう。

だって、詩音鷹野さんと富竹さんと圭一と一緒に、祭具殿に入ったんですから。

大石が話していた魅音の死体も詩音

大石が退院した圭一に話していた、沙都子と一緒にいた魅音の死体も、詩音であると考えるのが自然でしょう。

だって、圭一を魅音の姿で地下牢に案内して閉じ込め、井戸の底に魅音を詩音の姿にさせて遺棄してるんですから。

さすがに、綿し編だからって、ひぐらしのなく頃に業では、魅音や詩音が2人ずついる、なんて世界じゃないでしょうしね。

そして、沙都子と一緒に死んでいたというのが、魅音に見せかけた入れ替わっている詩音である、という伏線のような気がします。

ひぐらしのなく頃に 業 園崎魅音と北条沙都子の死体 拳銃 詩音の入れ替わり

©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会


出典:ひぐらしのなく頃に 業/11月19日放送/TOKYO MX

もともと、これまでのひぐらしの世界では、「基本的に」ではありますが、詩音は沙都子に優しかったです。

それも、好きで帰りを待ち続けている悟史のため。

沙都子のことを頼まれていたのに、自分の手で沙都子まで殺すことになってしまった事実に気づけた瞬間、入れ替えトリックで魅音の姿をしていた詩音は、持っていた拳銃で自殺したのではないでしょうかね。

ひぐらしのなく頃に 業 大石蔵人 園崎魅音さんは、北条沙都子さんと一緒にお亡くなりになっていました

©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会


出典:ひぐらしのなく頃に 業/11月19日放送/TOKYO MX

園崎魅音さんは、北条沙都子さんと一緒にお亡くなりになっていました

というのが大石が圭一に教えてくれた情報ですが、「殺されていた」とはひと言も言っていません。

実際に詩音が自分の頭を銃で撃ち抜いたのであれば、焦げ跡から自殺の線を疑われるでしょうし、銃に残った指紋や線条痕から自殺の線が強まり、大石たちもその線で捜査を進めていそうなものですけどね。

それでも、警察が魅音詩音入れ替わりトリックに気づけていないとすると、御三家次期当主として強大な力を持ちながら、昼間は学校にいて夕方圭一を呼び出し、なぜか沙都子とともに死んでいる、奇妙な構図が出来上がってしまうのでしょう。

学校にいたのも詩音

学校で梨花ちゃんを探していたときに、圭一がはしごに登っていました。

その時、はしごを支えていたのに、急に揺らし始めたのも、詩音でしょう。

ひぐらしのなく頃に 業 園崎魅音の姿をした園崎詩音 はしごを支えて後で揺らす

©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会


出典:ひぐらしのなく頃に 業/11月19日放送/TOKYO MX

違いない違いない……」という姿、これは「ひぐらしのなく頃に業」だけの演出ではなく、無印「ひぐらしのなく頃に」の頃からあった演出ですので、見ていない方はそちらも見ていただきたい。

ひぐらしのなく頃に
配信情報は2020年11月20日現在のものです。最新の配信状況は、各公式サイトをご確認ください。

前のひぐらしのときのほうが、心構えもできておらず、怖さがあったかな?

梨花ちゃんを探しに、トイレのドアを開けようとしても開かず、まんまと屋根の上に誘導された圭一でしたが、真に注目すべきは見た目が魅音な詩音が発していたセリフにあると思われます。

古手梨花はね、オヤシロさまの祟りを権威にしてきた御三家の当主の一人。
あの子が元凶なんだよ。
そうだよ、あの子だよ。あの子が殺そうとしてるんだ。

詩音も魅音と入れ替わって、御三家の会議に出入りしていることはありますが、本家で暮らす魅音ほど詳しく理解しているわけでもありません。

ひぐらしのなく頃に業の世界(カケラ)では、古手家はオヤシロさまの祟りを権威にしてきた家系だったのかもしれませんが、別の記憶を持ついまの梨花ちゃんはそんな思想を持っておらず、祟りに見せかけて誰かを殺そうとなどしていません。

また、これまでのひぐらしシリーズの世界どおりの感覚で、オヤシロさまの祟りが引き起こされているのであれば、御三家すら祟りに関係していません

以前の詩音は、御三家で一番大きな園崎家が全ての元凶だと思い込み、動いていたこともありましたからね。

その程度しか詩音は、御三家についても知ってはおらず、一番大きな力を持っている園崎家も、なにか事件が起こるたびにお魎さんが「仕掛けたフリ」をしていただけなのに騙されてしまったわけですから。

なんて、今までの世界こそが『』編で、今の世界こそ本物の姿という線も捨てきれないのが、怖いところです。

人形をもらったのも詩音だったのか

ひぐらしのなく頃に業5話では、部活で圭一が見た目が魅音のキャラに人形を渡していました。

この人形を渡していなかったら、細かな結末は変わったにせよ、綿流し編と同じような悲しみの結末が待っていたのでしょう。

ひぐらしのなく頃に業8話じゃ、ちゃんと渡してフラグは潰しておいたのに、綿騙し編ならではの話の展開で、結局あまり意味がありませんでしたけど……

殺してしまった魅音の代弁か?

圭一の前にいたのは、ひぐらしのなく頃に業8話では「詩音」の可能性が高いと踏んでいるのですが、そうなると井戸の底で死んでいたのが入れ替わっていた魅音のはずですので、梨花ちゃんが失踪した夕方に、圭一と顔を合わせることはなかったはずです。

ですが、部活をしていたのは魅音でしょうから、魅音になりすました詩音は魅音の言葉を代弁してくれていた可能性があります。

そもそも、あんなシーンで圭一と二人っきりでも、魅音の性格だったら、言っていても聞いていても恥ずかしいことなんて言えなそう。

詩音は、もう自分の手で殺したので死んでいるのを知っている魅音の代わりに、圭一にお礼をしていたのかもしれませんね。

ひぐらしのなく頃に業8話の感想

ひぐらしのく頃に業8話まで見ての感想なのですが、やはりデジャヴ感は結構ありますね。

それも制作陣の狙いなのか!?

それに、綿騙し編では、結局誰がおかしくなったのかはっきりせず、「圭一の見間違い、聞き間違い(妄想)」なのか「詩音の犯行」なのかも闇の中。

そういえば、ひぐらしのなく頃に解で解決編が始まる前って、こんな感じに誰の視点で見ていてミスリードさせられているのか、わかりにくくしてあった気もします。

意外や意外、ここまでに考察対象ともなってこなかった、圭一のお父さんやお母さんあたりが、急に狂って犯行に及んでいるのかもしれませんけど。

ひぐらし業の世界だと、やっぱり怪しいのは、羽入ですけどね。

次回からのし編ではどうなるのか含め、ぜひともコメント欄から皆さんの考察も聞かせてください。

ではでは、また次週!

コメント

  1. 匿名 より:

    オヤシロさまの手が反転している=ルールXYZも反転していると仮定します。
    そう考えると、
    ①魅音と詩音の(刺青をする際の)入れ替わりはしていない
    ②詩音の悟史への恋心はない、会ったことがない(『拷問道具は使われていない』という発言から)
    ③悟史の失踪に魅音か園崎本家が関与?

    なかなか、今回は大混乱しています。
    殺害をしたのは、発症してしまった詩音だと思いますが。最期は自殺かなぁ。
    魅音は来訪した沙都子に、発症の注射をされて亡くなったのかなと考えています。床に落ちていた拳銃、違ってますしね。

    私には、1人の女性が大切な妹と愛している男性のために精一杯抗ったとしか見えませんでした。

    • ジャム君 より:

      >①魅音と詩音の(刺青をする際の)入れ替わりはしていない
      >②詩音の悟史への恋心はない、会ったことがない(『拷問道具は使われていない』という発言から)
      >③悟史の失踪に魅音か園崎本家が関与?
      確かに言われてみればそうも思えますね。

      拳銃は作画ミスなのか、事実としてあるものでそういうものなのか、そのあたりも話をややこしくしていそう。
      悟史に会っている世界なのか、そうでないのかも、解決編待ちになるのでしょうね。もしくは、祟騙し編など続きのお話で触れられることも出てくるとか?

  2. 匿名 より:

    ・沙都子と詩音(とされてますが)が死んでいるシーンの拳銃が、
    直前に持ちだしたリボルバーではないのが非常に気になります

    ・以前に5話のエンディングのロールに詩音が居ないと話題がありましたが、8話でも再び魅音のみになっています
    これに関しては制作側のそう見せたいという意図があるかもしれませんが…

    • ジャム君 より:

      エンドロールも隠されていましたねー。
      出ていたのは「魅音」だけだったのか、制作陣の意図するところなのか、それとも神たちが手を出して隠しているところなのか。

      リボルバーから変わっていた銃も、実は突入してきた大石たち警察官たちの誰かが奪われた一品かもしれませんし、警察官たちの中に犯人がいたかも(実は大石だったり)しれませんし、謎は深いですよね。

  3. 匿名 より:

    私は8話は魅音本人だと思っています。
    理由1 詩音は発症する理由がない。(さとしの話に全く触れずにここまで話が進んでおり、この世界線ではさとしは失踪していないはず。さすがに話に一度も出していない人物が発症の原因というのは無さそう)
    さらに、魅音に人形を渡していることから詩音に相談することもなく詩音が魅音に嫉妬することもなくなるので。(詩音発症のトリガーは人形とさとしのはず。それすらも覆してきたらわかりませんが。。。)
    理由2 圭一をあそこまでして守る義理が詩音には無い。(魅音にはある)

    、、、という感じです。

    ただ、幼少期含めどこでどう入れ替わっていたかが何でもアリなので完璧な正解当てれる人はいなさそう。笑

    • ジャム君 より:

      圭一の前にいて匿ってくれていた(?)のが「魅音」だったのか「詩音」だったのか、考察する方の中でも答えは割れそうですよね。

      それに、ひぐらしのなく頃に業では描かれていなかった幼少期の入れ替わり有無や、そもそも入れ替わり自体頻繁にやる仲だったのかでも正解は変わってきますし、正解率1%もなさそう!

  4. 匿名 より:

    もの凄く根本的なところから疑問に思っている事ですけど、
    業の世界における欠片って本当に梨花が鷹野のような黒幕に
    殺されるのが確定しているんでしょうか?
    そこがずっと引っかかっているんです。
    鬼騙し編、綿騙し編で彼女が遺体となって発見されましたけど、
    鬼騙し編では沙都子と一緒に首を刺されて殺害されていた事、
    綿騙し編では便槽で酷い状態で遺体が発見されたという事、
    こうも立て続けに殺害されると、
    梨花が殺害されるのは決定事項に見えますが、
    鬼騙しと違い、綿騙しの方は梨花が殺される動機は十分にあった感じがします。
    ハシゴを揺らしたのが魅音なのか入れ替わった詩音なのかはわかりませんが、
    魅音の言動がおかしくなった引き金は、
    梨花が圭一に発した7話ラストの描写の件を呟いてからでした。
    その後の様子のおかしさを考えると綿騙しで梨花を殺したのは、
    魅音か詩音のどちらかの可能性も出てきて、
    梨花自身の諦め状態が彼女の死に繫がった可能性もあり得ると思います。

    そして、鬼騙しと綿騙しで梨花と同様に死亡していた沙都子、
    亡くなっていたという表現で殺されたわけじゃない感じもしますけど、
    彼女もまた現時点では必ず死亡する立場になっています。
    ひょっとすると鬼騙し編で梨花が殺されたのは、
    沙都子が死ぬ運命の時に一緒にいたから
    殺されたという可能性はないでしょうか?
    もちろん、これは鬼騙しと綿騙しで梨花を殺した犯人が
    それぞれ別人だった場合の考察です。
    ただ、業は騙しが付いている以上、
    梨花が鷹野みたいな黒幕に殺される運命そのものが、
    視聴者や梨花を騙している部分な気もするんです。

    • ジャム君 より:

      おっしゃるとおりで、必ずしも鷹野のような黒幕に殺されることは、確定していないと思われます。

      ただ、次のカケラに渡るためには、梨花は何らかの形で死ぬか、羽入やそれよりも上位な存在から介入を受け、死んだときと同様のカケラ渡りをしなければならないでしょうから、基本は誰かに殺されるものでしょう。
      それが鷹野のような黒幕なのか、それぞれ別に犯人が存在しているのかの真相は、まだわかりませんけどもね。

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