ようやくTVアニメISLAND(アイランド)の4話が放送されましたね、待ち遠しかった!
今週はその続きからということですね。
前回の考察では
この仮説は成り立つのか、それとも完全に否定されてしまうのか。
ジャム君個人としても注目ポイントが多かった30分でした。
夏蓮の結婚相手は駐在 太郎!
家を継ぐため結婚式を執り行うこととなった
そのお相手は、山白駐在所にいた播守太郎で、かわいいイラストも駐在所のホワイトボードに描かれていたようでした。
ISLAND(アイランド)1話の段階で、
だからこそこの結婚式は成立したのであり、太郎のような理解者ではない、ただの
太郎が理解者であった根拠
太郎はこの結婚式が夏蓮との偽装結婚式であり、切那や
ではその根拠は何なのか、1つ1つ見ていきましょうか。
根拠 その1
太郎がメイクも整えた夏蓮の元へ現れた際、耳元で放っていた言葉はこんなものでした。
出典:ISLAND/7月22日放送/TOKYO MX
太郎「本当にいいんだね?」
それに対し夏蓮は無言でうなずくだけですが、この結婚が嫌ならば夏蓮は太郎が「綺麗だ」という言葉をかけても顔を赤らめるような反応はしないでしょう。
ただし、これだけでは「双方合意の上で、普通に結婚を行おうとしていた」可能性が残ってしまいます。
もちろん切那たちと作戦を練っていたため、結婚の意思がないことは明白なのですが、4話の中でいきなり夏蓮のメイクシーンから始まり、浦島を抜け出すことになっていたらどうでしょう。
結婚する意思は最初から絶対になかったことも、確定させておく必要があります。
根拠 その2
2人の結婚式会場に乗り込んできたのは、スケキヨのマスクをかぶった切那でした。
出典:ISLAND/7月22日放送/TOKYO MX
「ふざけるな、誰だ貴様は!」とお怒りの
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このスケキヨというのが、1972年に発売された「犬神家の一族」という小説を元ネタにしているものであるらしく、何度か映画やドラマにもなっている作品です。
ただ浦島で放送されるようなテレビ局があったのかはわかりませんね。
また映画館はなく浦島では見ることができなかったと考えたほうが、あとで夏蓮が行きたがっていた理由にはなりそうです。
とにかく、マスクだけスケキヨ、あとはいつもの恰好な切那が「この結婚式は呪われている」と声を変えて登場したときに、太郎の反応は「やり過ぎだって…」というものでした。
結婚式のパフォーマンスとしてもやり過ぎなのは確かですが、新郎の反応としておかしな点はまだあります。
出典:ISLAND/7月22日放送/TOKYO MX
太郎が新婦である夏蓮を一切守ろうとしていないんです!
駐在さんとしての洞察力(1話で自分が渡した服ですし、浦島で御三家の結婚式に乗り込むアホは切那くらいしかいない、とすぐに見抜いている可能性)もあり、守る必要がないと判断したのかもしれませんが、ここは結婚式場。
隣には偽装でしたが婿入りさせてもらうお相手の夏蓮がいたのですし、本来太郎は夏蓮を守る動きをしていないとおかしいんです。
もし本当に結婚するはずでも、それを邪魔しようとした切那によって夏蓮に怪我でもさせていたら、婿入り後の
夏蓮を怪しい侵入者から守らないということは、太郎は偽装結婚式であることを承知していたということです。
一般人であれば怪しすぎる侵入者にボーゼンと立ち尽くしてしまったとも考えられますが、太郎は駐在さん(警察官)であるため、そのような人から守ってくれないと困ります。
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根拠 その3
結婚式をめちゃくちゃにし、式場をあとにする切那と夏蓮を追って出てきた太郎は、2人が港まで出る手助けをしてくれましたね。
出典:ISLAND/7月22日放送/TOKYO MX
太郎の右手に握られているのがバイクの鍵で、投げて渡していますが、2人からそんなに遅れることなく手助けができていたことがわかります。
しかし、それは変ではありませんか。
仮に太郎が偽装結婚式だと知らなかったのであれば、それが夏蓮の意思だとはいえ、恋敵に塩を送るような真似はなかなかできないでしょう。
大人で優しい太郎だからそれができたとしても、バイクの鍵を投げることは不可能です。
だって結婚式をあげるつもりならばバイクの鍵を持って羽織袴を着ることはありませんし、夏蓮の意思だと受け入れ自分の控え室にバイクの鍵を取りに戻ったら2人は既にそこにはいないでしょう。
袴姿でよほどすばやく動き、たまたま出口までの通り道に太郎の控え室があり、バイクの鍵もすぐに取り出せる場所にあり、すぐ追いかけることができたのであれば可能だったかもしれませんが、羽織袴に鍵を隠し持っていたと考えるのが妥当です。
そもそも本来結婚するつもりなのであれば、ささやかでも宴の席はあるでしょうから太郎はバイクに乗って帰ることができず、すぐにバイクの鍵を取り出せる場所にしまっておく理由はないと考えられます。
つまりすぐにバイクの鍵を投げてきた太郎がいたということは、太郎はやはり偽装結婚式を承知し応援していたということです。
枢都家で夏蓮に家を継がせたがっている理由
出典:ISLAND/7月22日放送/TOKYO MX
でも父の
夏蓮の言っていたとおり「枢都家の名前を守りたいだけ」なんですよね。
3話で紗羅が語っていたのが真実なのであれば、御三家は分家では家を継ぐことができません。
兄貴がいるのなら兄の守春から家を継いでもらうのが当然な気もするのですが、なんで
守春は縁を切られていた?
すばる「可愛い妹の晴れの席。何があっても帰ってくるよ」
「帰ってくる」ということは、どこかに「出ていた」ということです。
優しい言葉で
兄のすばるが枢都家から追い出され、枢都家を継ぐ役回りが夏蓮に回ってきてしまったのであれば、今回の偽装結婚式から浦島を脱出し本土へ向かう船も手引きしていた守春の行動は、「妹への申し訳なさ」からくる自然な行動に見えてきます。
紗羅の言葉には不足があった?
以前メモ用紙さんが考察していた部分ですね。
本来であれば、一時期とはいえ元
先の考察のように守春が縁を切られていて家を継げないのであれば、「お兄ちゃんは縁を切られてしまって、それでお姉ちゃんに家を継がせたいんですよ。御三家は直系女系が原則ですから」とならないとおかしいわけですね。
(コメントより更新)
つまり紗羅の言葉は、紗羅が意図的に隠す、またISLAND(アイランド)の物語を見ていると思っている我々がミスリードするよう、一部時間の切り取り・言葉の改変を行い見せられている可能性すら出てきます。
この切り取りや改変は、タイムトラベラーだと最初に名乗りを上げていたセツナの手によるものなのかもしれません。
伝承の名前を気にしている?
紗羅が語っていた伝承がどこまで真実でどこに嘘があるのかは定かではないのですが、切那は切那で独自にノートに島のことを書いてまとめているくらいですから、不足事項や勘違いがあったとしても、語られた伝承は基本的に真実なのでしょう。
もし大嘘が混じっていても、図書館にある書物も住人との口裏もすべてつじつまを合わせておかないと、切那に伝承の嘘がバレてしまいます。
いくら浦島が新島をモデルにしておりそんなに大きくない島だと言っても、さすがに無理がありそうですからね。
出典:ISLAND/7月8日放送/TOKYO MX
だとすると、考えられるのは
家を継げないということは分家の人間とほとんど同列に人生を歩まなければならないわけであり、浦島に残ればクルーザーを出してくれた金城さんのような海が似合う仕事をするか、浦島住人のために商売を始めるか。
いずれにせよ排他的な浦島では観光客相手の職を手にすることはできませんし、財産が等分されるということもなさそうですし、家を継げないならば
まだ女性の社会進出が叫ばれる時代よりも前のことですし、夏蓮ならば家を継げなくても(ギリギリ)専業主婦になってよかった時代ですかね。
チョベリグ チョベリバ! 懐かしのあれこれ!
もはやいつの時代の女子高生像なんだ、と言わざるを得ない「チョベリグ」と「チョベリバ」という、もう使ってる女子高生なんていないよという死語。
出典:ISLAND/7月22日放送/TOKYO MX
今の若い子は知っているんでしょうか?
さすがに聞いたことくらいはありますかね。
すごく簡単に説明してしまうとなんですけれども…
チョベリグというのは超ベリーグッド、「すげーいい」「サイコー!」という意味合い。
反対にチョベリバというのは超ベリーバッド、「最悪~」「サイッテー!」という意味合い。
出典:ISLAND/7月22日放送/TOKYO MX
しかもファッションも古いですよね。芸が細かい!
ルーズソックスですよ、ルーズソックス(笑)
あったわー、昔に流行ってたわ~というファッション。
しかもこのルーズソックスは女子高生がはいている姿ですけど、男性人気もあったんですよ。
ファッションとしてというよりは、暖かいからという意味合いで冬に人気だったんですね。
夏蓮が目を輝かせているということは、浦島にはこんなアイテムは入荷していなかったのでしょう。
ロボットの犬も本土では販売されても、入荷待ち状態でしたからね。
切那にはどう見えているのか
切那には「隠していなければ」ではありますが、完全に記憶が戻った兆候はありません。
記憶が完全に戻っており本当に未来から来たタイムトラベラーなのだとしたら、夏蓮と同じように物珍しい顔で見たことでしょう。
「(うわー、懐かしいなコレ)」という感じで。
ただもともと読み書きや会話はできますし、高校生程度の勉強に付き合えるほどの知識も残し、図書館通いをしてさらなる知識を手に入れていたことから、「自動改札」や「切符」また「複雑な乗り換えの仕方」も「生活に必要な記憶の一部」として残していた可能性はあります。
1話で「記憶がない」と語ったのは、「名前を除く生活に最低限必要な記憶以外はよく覚えていない」ということですね。
そのため夏蓮に指摘した切符の挿入口はできるだけ恥をかかせないためであり、横に並んで歩いていたらちゃんと切符を入れて切那だけ自然と通ってしまったのかもしれません。
記憶がないままでも切那は生活に特段支障をきたしていないため、1999年の本土の女子高生を見ても、「これが本土と浦島との違いか」程度にしか感じ取れず、夏蓮にもテキトーな態度でフォローを入れていたとも考えられます。
夏未が研究していた古文書に記されていたものとは
浦島を飛び出し
1年前に交通事故に巻き込まれなくなったと、
ただ教えてくれなかったことも。
「守秘義務がありますから」と言ってね。
夏蓮の母と煤紋病にはつながりがある?
「守秘義務がありますから」と言って、言いかけたことをやめた桃香でしたが、一瞬思ったことが漏れていたようですね。
出典:ISLAND/7月22日放送/TOKYO MX
夏蓮の母である夏未は、研究者として世界各地に散らばる古文書を研究していましたが、その中でも特異的な
4話までに暗いお部屋で思い浮かぶものといえば、ばいもん病ですよね。
夏未も世界各地に散らばっていた古文書を読み、なぜ奇妙な伝説と実際に浦島にしかない風土病が存在するのか、浦島にいたことがある人間としても気になったのではないでしょうか。
煤紋病の謎が解ければ自然と伝承も単なる作り話であると浦島住人は知ることとなり、煤紋病に悩み続けることもなくなれば、伝承に怯え続けることもなくなると夏未は踏んだと考えられます。
セツナの正体を見破った?
難しそうな研究をし、専門書を多数出版していた夏未でしたが、桃香の回想にはなんだかよくわからない物体も出てきました。
出典:ISLAND/7月22日放送/TOKYO MX
柱のようななにか、セツナが眠ったという伝承が残る場所でも探し当てたのですか?
伝承どおり眠りについているとは考えにくいので、タイムマシンのようなものがある場所でしょうか。
ただ
夏未は浦島を出てから戻ってきたという話はないので、御原家の誰かがこっそり招き入れていない限り本人は出入りすることはないはずですが、研究成果によりセツナの正体を見破っていたのならば、御原家に連絡しメモを置かせることも、切那を使用人として招き入れさせることもできるでしょう。
アニメISLAND(アイランド)4話の感想
いやー、ISLAND(アイランド)4話は内容濃かったですね!
あっという間の30分すぎやしませんでした?
と言いますか、ジャム君としては紗羅がもうすぐ17歳ってことに驚きです。
夏蓮の勉強に付き合えるほどの学力があるのは前回わかっていましたが、司書さんとして本をよく読んでいたので学力も高いだけであって、もっと学年下だと思ってましたよ。
ところで、BANANA FISHの記事を書いているnkさんは既に聞いたそうなんですが、皆さん既に聞きましたか?
ローソンで行われている凜音の店内放送!
7月23日までという、短期間イベントですので、聞き逃しは厳禁ですね。
(というか一応23日の月曜日じゅうはやっているのだろうか)
「23日まで」ということはやっていますよね、きっと。
ローソン店舗やほかのお客様にご迷惑ですので、問い合わせや長時間居座るような不適切な行動は慎みましょうね。
ISLAND(アイランド)のブロマイドまで取り扱ってくれており、アニメには積極的に関わってくれているローソンなのに、クレーム多数だと扱わなくなってしまいますからね……
ISLANDの聖地巡礼にも同じことが言えますが、節度ある行動を心がけましょうね!
マナー違反が原因で中止になったら、本当に元も子もないですよ!
ではでは、新キャラも続々登場してきたISLANDが今後どうなるのか、来週も楽しみにしておきましょう!
コメント
御三家は女系が原則と3話で沙羅ちゃんが語っているので、長女の夏蓮に家を継がせようとするのは当然なのではないですかね?
直系ではなく女系と言っていたんですね、とんだ勘違い!
それは当然ですね、ご指摘ありがとうございます!