キャロル&チューズデイ1話の解説&考察&感想!地球と火星の音楽観

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(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
この記事は約9分で読めます。

皆さま初めましてとこんにちは。

この度「キャロル&チューズデイ」を担当することとなった さぷら と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

ようやく満を持して始まりましたこの「キャロル&チューズデイ」以前から話題になっているようで私もとても気になっていました。

作画楽曲美術も、どれも本当にほれぼれしてしまいますよね!

とりあえずさぷらとしてはこの作品を簡単に表すならば…

と、その辺りも含めまして、早速キャロチュー第1話を紐解いていきましょう!

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キャロチュー3つの要素

では手始めに、「キャロチュー」を端的に表すものとして3つの要素を挙げます。

それはずばり、女の子・音楽・SFチックであると見ています。

異なった2人

この物語の主役を務めるキャロルとチューズデイですが…

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出典:キャロル&チューズデイ/4月11日放送/フジテレビ

キャロル … 出身:地球/経歴:施設育ちのフリーター/楽器:キーボードやピアノ

チューズデイ … 出身:火星/経歴:家出したお嬢様/楽器:アコースティックギター

容姿はもちろん、このように生まれも育ちも楽器も異なっている女の子達です。

境遇としては共通点のない、本来であれば出会うことのなかった2人であるといえるでしょう。

同じ想いの2人

ですがそんなキャロルとチューズデイを引き合わせたのは、2つの共通した想いです。

それは「なにかが足りない」という焦燥と、「夢を叶えたい」という渇望です。

これはどちらも、自分達の好きな「音楽」から来ているものです。

「足りないもの」を燻らせてチューズデイは家を飛び出し、キャロルは禁止されている路上で歌を歌います。

そしてセッションを通してメロディー歌詞フレーズを掛け合わせ、2人はミュージシャンになるんだという夢をより一層強いものにしました。

発展した文明が舞台

さてそんな2人のいる世界は、私達の住む地球ではなく、「火星」が物語の舞台となっているのが特徴です。

つまり宇宙開発が発展し、人々が宇宙でも暮らせるようになったということですね。

また「タッチパネルディスプレイ」AI人工知能ロボット」等といった、高性能な技術がそこかしこに取り入れられています。

わかりやすい例としては、チューズデイがギターと共に持ち出したトランクでしょうか。

トランクということで実際に手に持つことはもちろん、自動歩行が可能でその他にも地図等といった旅に必要な機能を備えているようです。

正に歩くスマートフォンですね…とことこ歩く姿はルンバにも見えます。

SF的要素はなんの意図?

ところで「2人の女の子がミュージシャンを目指す」というものであれば、なにもSF要素がなくとも描けるはずです。

ということは、今後そのような要素が多分に絡んでくる物語であるということがわかります。

IT主流の音楽業界

実際に多くのヒット曲を飛ばしている音楽プロデューサーのタオは、アンジェラとダリアにこう述べています。

「我々としても、これまでのヒットは全てAI歌手によるもので、人間を手掛けたことはない…」

つまりこの世界の主流は、今でいうVOCALOIDボーカロイド等のようなIT技術が音楽業界の覇権を握っているということです。

それは同時に、ミュージシャンを共に目指すキャロルとチューズデイ2人にとって、非常に険しい道であることを示しています。

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火星である必要性

ではそんな世界を描くために、舞台を地球ではなく火星とした理由は何故でしょう。

地球での音楽の歴史は、当然ですがどれも人間の手や耳や口といった、人から端を発したものばかりです。

対して火星では、IT技術を伴った音楽が当たり前の世界です。

だからこそキャロチュー1話の冒頭でガスが述べていた、「火星の歴史に刻まれることとなった、奇跡の7分間」という言葉が際立ってきます。

火星の常識であるAI主流の音楽業界を、人間の音楽によって覆していくことを暗示しているのではないでしょうか。

正にアンジェラの言葉通り、「世の中を引っ繰り返す」程のことなのでしょう。

関わりそうな人物

さて、今後のキャロルとチューズデイがミュージシャンを目指す道中で、いずれ彼女達になんらかの形で接してくる人物が現れるはずです。

その中でも現時点で特に注目すべき人物達は、以下の2人であると見ています。

アンジェラ

キャロルやチューズデイと同年代の女の子であるアンジェラですが、彼女は3歳で子役デビューをしており、芸能界ではベテランの域です。

しかしそんな彼女は今までこなしていたモデルから一転して、歌手になろうとしています。

それも音楽業界のトップといえるプロデューサー・タオと手を組んでです。

これはもしかしなくても、キャロルとチューズデイの最大の壁ライバルとして立ち塞がってくることは明白です。

ガス

ライバルとして現れるであろうアンジェラとは対照的に、キャロルとチューズデイを見出すのではと見ているのがガスです。

そうあの飲んだくれて管を巻いていた人物おっちゃんです。

バーのマスターとの会話では、彼はもともと音楽業界に携わっており、こと音楽においては自分なりのこだわりもあるようです。

また先でも触れたように、キャロルとチューズデイに対しての語り部にもなっています。

それともう一つ、PV(再生時間/1:17)にも注目です。

ガスのいう「やっと見つけたぞ!」という言葉は、キャロル&チューズデイを見つけたということなのではないでしょうか。


ちょっとした補足

それでは最後に、「キャロチュー」のちょっとした補足を。

火星の歴史はまだまだ浅い

火星に暮らせるようになったことから現代よりも発展が著しい様子ですが、歴史的にはまだ浅いようです。

注目する点としてはチューズデイの日記と、アンジェラの素性を解析したタオのスマートグラスです。

キャロル&チューズデイ キャロチュー アンジェラ プロフィール ME 火星歴
出典:キャロル&チューズデイ/4月11日放送/フジテレビ

それぞれ「Apr . 11th . 0049」「APLIL 1,ME0033」と日付が記されています。

訳すと「49年4月11日」「火星歴33年4月1日」であると思われます。

ちなみに「ME0033」「火星歴33年」とした根拠ですが、西暦の英語である「Common Era(略称:CE)」を元に、「Mars Era(略称:ME)」= 火星歴となっているのではと考えました。

チューズデイのリスペクト歌手

チューズデイの語りでは、世界的に有名な女性歌手が挙げられていましたね。

彼女がリスペクトしている「シンディ・ローパー」は、洋楽に明るくない方でも一度は耳にしたことのある名前なのではないでしょうか。

そして音楽を志そうとしたきっかけである「あなたの本当の色は、虹みたいにキレイ」というものは、1986年に発売されたシンディ・ローパー「True Colors」の一節です。

「True Colors」は、キャロチュー1話のタイトルにもなっていますよね。

ちなみにシンディ・ローパーが家出のお供にした本である「グレープフルーツ・ジュース」の著者は、これまた有名なジョン・レノンの妻である「オノ・ヨーコ」です。

チューズデイが使うアコースティックギター

チューズデイ関連で小ネタを。

彼女の愛用するアコースティックギターですが、これはGibsonギブソンHummingbirdハミングバードであると思われます。

ハチドリが描かれたピックガードが、ハミングバードの特徴です。

値段は日本円で数十万ということで、さすがお嬢様というべきでしょうか。

チューズデイ気分を味わえるアコギ

さすがに日本円で数十万円を出すのは厳しい、そんなあなたにおすすめなのが彼女が愛用するギブソンのギターそっくりに作られているこちらのアコースティックギター。

ギブソンのハミングバード同様に、エピフォン ハミングバードと名前がついているとおり、Epiphone社から販売されているアコギです。

ギブソンの廉価版、OEMとしてエピフォンが製造しているものですが、こちらでも十分にチューズデイ気分を味わうことができますね。

その他の娯楽もの

ところで音楽の方に目が行きがちですが、その他の娯楽として「Google」「Instagram」があるようですね。

チューズデイは家出をするために「ググって」みたようですし、キャロルは2人で音楽活動をするために向こうの世界のInstagramにアカウントを作って写真をアップしていました。

残念ながら、こちらの世界とアニメ連動はしていない様子ですが、今後はわかりません。

ということは、私達が普段利用しているものが他にもあるのかも。

それこそ音楽活動の一環として「YouTube」とかが出てきそうですよね。

キャロル&チューズデイ1話の感想

当初キャロルとチューズデイの立ち絵を見た限りでは、17歳にしては大人びた雰囲気の印象でした。

でも実際に動いて喋る彼女達は、年相応の女の子といった幼さがそこかしこに散りばめられていました。

特に最後のシーンで意気込む2人の後ろ姿は、とても可愛らしくて微笑ましかったです。

そんな彼女達の周囲は、古めかしさ近代的なものが織り交ざっているのが面白くて素敵です。

ミュージシャンになってやると一念発起するキャロルとチューズデイですが、これからどうなってしまうのか?

ひたむきな夢を叶える道中では、きっと様々な試練が待ち受けているでしょうから…

とりあえずは、2人を暖かく見守っていきましょう!

それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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