アフリカのサラリーマン3話の解説&考察&感想!桜の下に埋まる鳥【アフサラ】

アフリカのサラリーマン 棺に入るオオハシの別人 アフリカのサラリーマン
(C)Project AFRICAN OFFICE WORKER 2019
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略称はアフリーマン派。柴犬侍です。

『アフリカのサラリーマン』3話は、居酒屋で一発芸について相談しているオオハシたちからスタート。

一発芸の参考にと花見の計画を立て、前日からの場所取り役にオオハシを任命したまではよかったもののそこはさすがのオオハシ。
本格登場を果たした殺傷ハムスターから譲り受けたそっくりさんの亡骸なきがらを置いて逃げ出し、クラブへ繰り出してから戻ったはいいが、そこでは既に自分の葬式が営まれていてアーララという回でした。

今回は対象になりそうな動物がいなかったので、いつもやってる動物解説はなし。

共食いだの葬式だの、そこそこ興味深いものが出てくる回だったのでそれについて書こうかな、なんてね。

ほぼ初登場となる殺傷ハムスターについては、2話の記事の方で一応書いたのでよろしければ。

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動物界の「共食い」

アフサラ3話では、居酒屋で焼き鳥を平気な顔してかっ食らうオオハシ(鳥)をみて、トカゲがギョッとするシーンがありました。

「鳥キャラの前で焼き鳥とか使い古しだしー」と余裕のオオハシだが、真面目キャラのトカゲにとっては気になることだったご様子。

アフリカのサラリーマン 焼き鳥を食べるオオハシ ギョッとするトカゲ

(C)Project AFRICAN OFFICE WORKER 2019


出典:アフリカのサラリーマン/10月21日放送/TOKYO MX

人間社会ではともかく、動物の世界において共食いというのは実際のところ、そう珍しいことではなかったりする

ただ共食いには、その動物にとって必要な栄養がすべて含まれるという利点がある一方、倫理的な問題以上に、深刻な病気の原因になりやすいという欠点があるため、避けるべきとされているのだ。

動物たちもそれをなんとなくわかっているのか、動物界においても共食いは基本的に、飢餓や干ばつによる厳しい環境を生き延びるために見られる。

共食いをする動物たち

共食いをする動物というとヒョウ、カバ、ホッキョクグマなどに事例があり、トカゲ君と同じ爬虫類では、南アフリカに生息するケープコブラに共食いする個体が確認されている。

有名所ではカマキリだろう。

すべてのカマキリがそうではなく、この習性を持つ種類で大体12-28%くらいの割合だそうだが、メスが交尾中もしくは終わってからオスを頭からモグモグと食べていく

カマキリは産卵で200個もの卵を産むが、これにはかなりの体力を使うようで、メスはそのためのエネルギー補給を目的にオスを食らっている。

交尾が終わると、オスはそりゃもう大急ぎで逃げ出すというから大変だ。

Stegodyphus lineatusというムレイワガネグモの一種にいたっては、メスが小グモに自分の身体を食べさせることで有名である。

本種の母グモは卵のうを作ると食事をやめ、自分の内臓をドロドロに溶かし始める

しばらくして生まれてくる小グモが、餌を取れるほど発達した口を持たないため、ドロドロの内蔵を母グモから口移しで与えられる。

そして、与えられる内臓がなくなった後は、身体によじ登ってきた小グモによって、母グモは食べられてしまうのだ。母の愛ここに極まれり。

他にもチンパンジーの共食いは、メスを巡ってのトラブルから起きることがあるらしく、そのために自分の群れの元ボスすら食べたという事例もある。

これは「種の繁栄」という生物共通の目的からして、妥当と考えるべきなのか難しいケースになる。

両生類では、ユビナガサラマンダーの幼生が、餌が少ないと攻撃的になって共食いし、タイガーサラマンダーでは、雪解け水などでできた不安定な水場で孵化する都合上、速やかに成体になるために仲間を食らう。

面白いものでは、一部の植物はイモムシに食べられることを防ぐため、特殊な物質を作り出して自分の味をまずくし、イモムシたちを腹ペコにして共食いに走らせるという。

そもそも共食いか?

とまあ、共食いは珍しくないっていう話を長々としたが、