キャロル&チューズデイ13話の考察&感想!移民問題はキャロチュー世界でも

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(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
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こんにちは、さぷらです。

皆さまキャロル&チューズデイ 特別編はご覧になりましたか?

普段からデコボココンビなガスロディが語っていくお話で、いつもと違うキャロチューの面白さがありました!

特に扱いが面白かったのがアーティガン、なんだ「走馬灯ファイア」って。

あとピョートル、映像はカッコいいダンスでキメッキメなのにガスの「パゥ!」に不意を突かれて撃沈しました…

けどギャグだけじゃなくて、決勝戦の歌のシーンは何度見ても感動します。

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さあいよいよ新章! 2人の新たな物語を一緒に見守りましょう!

それでは「キャロル&チューズデイ」第13話、参ります!

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ガスの思惑

まずは小難しい話であった、ブライテスト・レコーズとの契約話について。

「マーズ・ブライテスト」の審査員であったカトリーヌは、そのブライテスト・レコーズの幹部だったようです。

アンジェラとの契約もキャロル&チューズデイとの契約も、彼女が中心となって活動していく様子でした。

もっとも、契約内容を目にしたガスは独断でそれを蹴ってしまいます。

\『だが断る』/

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(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会


出典:キャロル&チューズデイ/7月11日放送/フジテレビ

せっかくのデビューへの道を無下にされてしまったわけですが、そのガスには彼なりの思惑があっての行動だとは思われます。

どちらも取るからこそ

カトリーヌとの話の前に、ガスは確認として「金と自由、どっちを取る?」と問いかけます。

それに対して2人の答えは、「どっちも!」と返しています。

ガスにとってキャロル&チューズデイという存在は、今よりももっと大きく羽ばたくべきだと考えているはずです。

今回のカトリーヌの提示した契約は、どちらも望むそれに到底見合わなかった契約ということなのでしょう。

逆にいえば2人がどちらか一つを選んだ場合は、契約は成立していた可能性はあります。

アンジェラの言葉

そのガスの選択は、アンジェラの言葉も影響していると思われます。

彼女は牽制として、「マーズ・グラミー新人賞に出る」ことをキャロル&チューズデイに宣言しています。

おそらくトップアーティストとなるためには、「マーズ・グラミー新人賞」は必ず通らなければならない道なのでしょう。

そのためガスはあえて、ブライテスト・レコーズとの契約を断ったのかもしれません。

彼女ともう一度戦うためにも、2人にはアンジェラとは全く別の道を歩ませるべきだと考えたのではないでしょうか。

ある意味自由

そしてその思惑は、ある意味2人にとってはよいことであるとも言えます。

大手との契約を断ってしまったことで、また地道な活動をしていくこととなりました。

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(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会


出典:キャロル&チューズデイ/7月11日放送/フジテレビ

ただそれは地道であると同時に、なにものにも縛られない自由な活動ができることを意味しています。

2人の魅力は自然に一曲一曲を作って歌っていくことのなので、今後ものびのびとした歌を聴かせてくれるはずです。

ガスの過去にも繋がる?

また2人についてだけではなく、ガス自身の事情もあったのではと見ています。

彼は一度音楽業界を離れていることや、過去に相棒に裏切られたといった話がありました。

カトリーヌとの話で、それらを想起させるようなことがあったのかもしれません。

助けてくれたダン

さて、3人のデビューがどうなるのかも注目でしたが、新しく登場したキャラクター達も非常に気になるところです。

絡まれていた2人を合気道で助けてくれたダンは、キャロルを一目見て戸惑った様子でした。

戸惑った理由

それはまるで自分が、キャロルを知っていることを知られたくなかったような印象でした。

ダンは「TVで観た有名人だから知っている」と答えていますが、それならば戸惑う必要はないはずです。

となれば今回対面する以前に、そんな態度を取ってしまうような出来事がキャロルとの間にあったのでしょうか。

ダンはキャロルの家族関係者か?

もしかするとこれまで何度か触れられていた、キャロルの家族関係者がダンなのかもしれません。

親族であれば年齢的に伯父叔父、あるいは年の離れたでしょうか。

またあるいは親族の友人知人といった線も考えられます。

そうなるとキャロルが孤児となってしまった原因に深く関係していることになります。

キャロル&チューズデイ キャロチュー ダン 合気道 コインランドリー

(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会


出典:キャロル&チューズデイ/7月11日放送/フジテレビ

ダンもキャロルも肌や髪の色といった特徴が同じであることから、人種としても非常に近いように見えます。

難民孤児になってしまった原因がダンだとすると、キャロルに知られたくなかった印象にも辻褄が合い、ますますダンがキャロルの家族関係者に思えてくるでしょう。

火星が抱えている問題

今までは火星での音楽業界の話が描かれていましたが、ここにきて政治的な話が強くなってきました。

チューズデイの母であるヴァレリーは、火星の次期大統領となるために大衆の前で演説を行っていました。

移民問題のあれこれ

ヴァレリーは、火星の不法移民退去を強く推す政治家でした。

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出典:キャロル&チューズデイ/7月11日放送/フジテレビ

「移民」とは、法的な手続きによって本来いた自国を変更して別の国民になることを指します。

対して「不法移民」とは、そのような手続きを行わずに入国した人達のことです。

私達の現代で例を挙げるなら、今アメリカで問題になっている南米からの不法移民(リンク切れ)でしょうか。

この不法移民問題は、キャロルとチューズデイにも深く関わってくるものなのです。

娘であり妹であるチューズデイ

まずチューズデイは、不法移民反対派であるヴァレリーの娘です。

当の本人は今のところ、賛成反対どちらの主張もしてはいません。

しかし兄のスペンサーが母のサポートに回っていることから、当然彼女も不法移民反対派であるだろうと世間の目に認識されているはずです。

その場合、賛成派反対派どちらからも彼女に対しての対応が大きく影響します。

難民孤児のキャロル

そしてキャロル本人は、過去難民キャンプにいた孤児です。

「難民」とは争いや差別などといった理由で、本来いた自国を離れてやむを得ず他国にやって来た人々のことを指します。

「難民」は「移民」とは似て非なるものですが、どちらも切っても切れない複雑な問題として取り上げられがちです。

もしかすると「不法移民という問題」があったことで、キャロルは難民孤児になってしまったという説も考えられます。

選挙勝利のための分析

演説するヴァレリーのすぐ側にいた男は、記者のカイル曰く選挙屋のジェリー

彼は複数の人間に指示を出しつつ、観客を分析していました。

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(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会


出典:キャロル&チューズデイ/7月11日放送/フジテレビ

ちなみにこのデータですが、おそらくタオのアンジェラに対して行っているAI分析と同類のものであると睨んでいます。

観客一人一人の表情などを読み取り、相手がどんな感情でいるのかを計測しているように見えました。

ヴァレリーを確実に次期大統領するために行っていると考えられます。

記者カイルの言葉

ヴァレリーとジェリーの様子を窺っていた記者のカイルは不穏な台詞を口にしていました。

怪しげな交流を持つ大統領候補者に、選挙屋ジェリー…俺にはこの選挙が穏便に終わるとは思えないんだけどね」

思えばチューズデイを強制的に連れ帰ろうとした連中は、正に怪しげな雰囲気満載でした。

ヴァレリーがそのクリーンなイメージに反した行動をしているとなると、それは大統領選挙に大きな影響を及ぼします。

チューズデイに接触?

そしてカイルは、もう一つなんらかのネタを掴んでいる様子。

ヴァレリーに関するものと仮定すると、それはやはりチューズデイのことでしょう。

記者である彼ならば、あっという間に居所を探り当ててしまうでしょう。

新OPと新ED

では最後に、新章突入とともにお披露目となった新OPと新EDについて。

今回はOPを引き続きキャロル&チューズデイが、そしてEDアンジェラが担当しています。

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最初から2人一緒

まず新OPのPolly Jeanでは、キャロル&チューズデイが始まりから最後まで一緒にいます。

当初はそれぞれ1人で、途中から2人一緒になる旧OPとは大きく異なります。

つまり旧OPでは、2人の出会いから一緒に音楽をやっていく過程を描いています。

そして新OPでは、出会った頃よりも絆を深めた2人が変わらず音楽を続けている様を表しているのでしょう。

増えた楽器

さらに今まではギターとキーボードのみの演奏だったのが、打楽器や別の鍵盤楽器など種類が増えているところも注目です。

キャロル&チューズデイ キャロチュー OP Polly Jean 演奏 楽器

(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会


出典:キャロル&チューズデイ/7月11日放送/フジテレビ

新しい楽器への触れ合いは、新たな挑戦や出会いを暗示しているのではと見ています。

機械的なアンジェラ

さて新EDのNot Afraidでのアンジェラは、一見すると彼女の魅力を引き立てるスタイリッシュな映像です。

ただしAIで作られた歌を歌う彼女のイメージなのか、同時に機械的な印象が強く出ているようにも思えます。

人間2人で歌を作るキャロル&チューズデイと対比しているのでしょうか。

今後のアンジェラに影響する?

機械的な要素としては、心臓や脳を映したレントゲン映像心拍数、歩調を分析している様子のモーションキャプチャです。

キャロチュー12話でアンジェラは、AIに分析されていることを「ちょっと怖い」と口にしています。

その言葉はこの先、彼女に対して悪い影響を及ぼす可能性を示唆しているのでしょうか。

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キャロル&チューズデイ13話の感想

「キャロル&チューズデイ」は、音楽を通して少女達が成長する物語だと思っています。

ですが「キャロル&チューズデイ」は、いろんなオジ様が見られるのも魅力(?)の一つなのではと思い始めています…

それによってさらに物語がいい意味でも悪い意味でも複雑になっていくのがわかりますよね!

未だ大人になりきれていない少女であるキャロルとチューズデイ、そしてアンジェラがどうなっていくのかがますます気になって仕方がありません!

そしてOP・EDの「Polly Jean/Not Afraid」!

どちらも3人の魅力を引き立てる素敵な曲でした!

同時にこれからこうなるかも、ああなるかもと考えされてくれる映像ですよね!

それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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