刀使ノ巫女8話の解説&考察&感想!姫和の母の悲しい定めと後悔

刀使ノ巫女 篝 刀使ノ巫女“胎動編”
(C)伍箇伝計画/刀使ノ巫女製作委員会
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こんにちは、sumi_misakiです。

前回は新キャラの登場と、舞草もくさメンバーが増えた回でした。

今回の刀使ノ巫女(とじのみこ)8話は、可奈美の夢の中の女性の正体が判明!

また「災厄の日」の当時を知る人物が登場し、紫(ゆかり)が大荒魂になる前を振り返る回でした。

若かりし学長たちの姿にも注目です!

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悲しい定め 命と引き換えの封印

大荒魂はタギツヒメと呼ばれ、封印できなかった事実をひたすら隠ぺいされてきた。

そして、封印する唯一の方法は、姫和の母:かがりによる命と引き換えに幽世に引きずり込むという方法だった。

しかし、当時はその方法をとらず篝は生還。

特務隊は大荒魂討伐の英雄として伍箇伝の各学長に就任、紫は折神家の当主の座についた。

刀使ノ巫女 特務隊
出典:刀使ノ巫女/2月24日放送/TOKYO MX

折神紫(大荒魂)は、自分の存在は隠せと通達。
政府と刀剣類管理局は、表向きの記録もろともタギツヒメの存在を隠蔽。

学長たちは従うことしかできなかった。

篝(かがり)が自分を責めた理由

篝(姫和:母)は、大災害の数年後に美奈都(可奈美:母)が命を落とした時、「自分のせいだ」とひどく自分を責めていた。

刀使ノ巫女 篝
出典:刀使ノ巫女/2月24日放送/TOKYO MX

おそらく、封印は成功したのではないか。
しかし、言い伝え通りの正規の方法ではなかったため、完全には撃ち滅ぼせなかった。

例えば、本来は封印の巫女:篝の一人の命を引き換えに幽世へ封印する流れを、篝の寿命半分美奈都の寿命半分ずつを代償に引きずり込むという方法にしたのではないか。

刀使ノ巫女 篝 美奈都
出典:刀使ノ巫女/2月24日放送/TOKYO MX

その結果、能力も寿命も減ったが、二人とも戻ってくることができた。

篝の涙は、美奈都の寿命を奪ってしまったことへの後悔と思われる。

紫の妹:朱音あかねの発言『相模湾大災厄の大荒魂を鎮めた本当の英雄はあなた達の母親です』というのは、二人の命のおかげという意味の可能性。

紫は自力では戦えない?

『折神紫の背後に見えたというものの話を聞かせてくれ』
『一瞬だったからよくわからなかったけど姫和ちゃんをにらんでる感じに見えた』
『刀使が写シを貼る時の感じに似てて…幽世に潜った、みたいな』

3話での可奈美と姫和の会話に焦点を当てると、自分を封印しようとした姫和:母と同じものを感じ、敵意を示していたのではないか。

そして、幽世に潜ったというのが本当であれば、やはり封印の一部は成功しているのだろう。

完全封印とはならずとも、現在は高い知能を有しているだけで、戦闘能力は当時ほどではなく、結芽の戦いに迎え撃つぐらいしかないのではないか。
だからこそ、今まで20年間平和を保つことができた。

また、タギツヒメに乗っ取られてしまった紫だが、朱音(あかね)の発言より、当時はまだ自我が完全に消えておらず、対話していたとのこと。

もし、今も紫の自我が残っているのであれば、タギツヒメは自力では戦えないのかもしれない。

紫の『見つけたぞ…あかね』の意味

刀使ノ巫女 紫
出典:刀使ノ巫女/2月24日放送/TOKYO MX

8話ラストで、エレンが夜見から奪ってきたノロに荒魂の目がついており、大荒魂の紫と繋がっているシーンがあった。

舞草に朱音が絡んでいることは既にわかっており、居場所を突き止めるためにあえて深追いしなかったようだ。

自分の力を増長させるためであれば、できるだけノロを回収できればいい話。

ノロを親衛隊に使わせている理由は、自由に操る強い荒魂をつくるため(7話考察)または、親衛隊を人質にするためかもしれない。

幽世にいるのは代償にした魂の半分?

以前に、3話で夢の中にいた女性についての予想が的中

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今回、新たな予想「魂を半分犠牲にしている説」の後付けになりそうなのが、

『私は今の17歳までの事しか知らないし。』という美奈都の発言。

刀使ノ巫女 美奈都
出典:刀使ノ巫女/2月24日放送/TOKYO MX

当時の魂を分けた存在で、身体がなく年をとることはない。
幽世にとじこめられた状態だが、自我はあるのでいつも鍛錬している。

稀に幽世の深淵にまで到達する力を持つ刀使がいる、というのが可奈美で、おそらくかがりも幽世のどこかにいる可能性大。

幽世にある御刀とは

朱音『この御刀達…何か…。いえ。気のせいですね』

幽世にいるのが魂だけだとしても、その手には可奈美が持つのと似たような御刀を持っていた。
姫和が可奈美と初めて会ったときに感じた感覚、そして紫の妹:朱音が感じた違和感。

封印には、巫女の魂と御刀の神力を代償にしていたと仮定すると、負担を半分にした分、御刀の神力も半分になっているのではないか。

可奈美が今まで強さを発揮できたのは、幽世の母の特訓であり、実は御刀の力は他より弱かったりして。。。

朱里は、二人の御刀の力が弱まっているような感覚を感じ、姫和は、幽世の深淵にもいくことができる可奈美の魂に、幽世寄りである違和感を覚えたのかもしれない。

刀使ノ巫女8話の感想

8話「災厄の日」では、大荒魂になる前の紫が登場。

『もうこれ以上犠牲を出したくない…』と言う紫には、人らしい表情と優しさを感じました。

刀使ノ巫女 紫 大荒魂前
出典:刀使ノ巫女/2月24日放送/TOKYO MX

20年前の大災害では完全封印とはなりませんでしたが、それは個人の力に頼っていた面があったから。

刀使ノ巫女はチームワークが重要なので、個人の力に頼らず補うことで今回は完全討伐となってほしいところ。

刀使制度や、御刀の神力などまだ情報は出てきそうです。

刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火 ダウンロード

次回もお見逃しなく!

コメント

  1. とじみこガチハマり より:

    篝が自分の命と引き換えに封印だなんて、何かNARUTOみたいな話だなって感じです(笑)
    自分も紫様の自我が残ってるかも?とはちょっとだけそう思うんですよね。疲弊した二人に対し、その気になれば止めを刺せていたはずなので。
    ちなみに相模湾岸大災厄は1998年9月に起きたって設定ですが、人間と荒魂の戦いが400年も続いていたとなると、荒魂が出現し始めたのは1598年だと考えられます。
    丁度その頃に豊臣秀吉もなくなってしまうので、あの世界で豊臣家や徳川家康はどう対処していたのかな?と若干気になります(笑)
    あと、タギツヒメの姿がゆゆゆの神樹にしか見えません・・・(>_<)
    今回のお話もかなり興奮したので、長文になってしまいました(笑)

    • sumi_misaki より:

      とじみこガチハマり様
      今週も惹きつける回でしたね。
      御刀や流派も実在する名前であったり、地名がリアル世界とリンクしているので、面白いですよね。
      私も刀使ノ巫女がいたら歴史ってどうなっているんだろうと考えたりします。

      篝の設定は、王道巫女っぽい感じですが、1話から単純な設定と見せかけて…というのが多いので、種明かしが楽しみです。
      そして、この作品の面白さがもっと世に知られればいいなと思います。
      またお付き合いいただければ嬉しいです!

      • とじみこガチハマり より:

        私は「戦国BASARA」というゲームにもハマってるのですが、あれの場合史実なんてほぼ関係無しなので(笑)、スパロボみたいにクロスオーバー作品で交わったら面白そうだと思います。
        まどマギやゆゆゆもそうでしたが、最近の「女の子が戦うアニメ」というのは結構壮大な物語というパターンが多いんですよね。しかも今回の「刀使ノ巫女」は2クールあるので、一個のお話が終わるととにかく続きが気になって仕方ありません(笑)
        次の回は物語がどう動くのか楽しみです!

        • sumi_misaki より:

          とじみこガチハマり様
          確かに最近の「女の子が戦うアニメ」の設定は、壮大で複雑化していますね。昔は正義のためにという枠組みだったものが、今は各キャラにそれぞれ事情があって、だからこそ感情移入できたりするのかもしれません。

          戦国BASARAは映像が美しく、それぞれの決まりセリフもカッコいいですよね!
          ガチハマリ様は歴史にお詳しいようなので、よりこの作品を多角的な視点でご覧頂いているようですね。まどマギはラストの好き嫌い別れる展開でしたが、刀使ノ巫女はハッピーエンドで上手く納まってくれることを期待しています。

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